出典Suzie

ダイエットに失敗する人やリバウンドしてしまう人には、「太りやすい食生活を送っている」という共通点がある。
そう断言しているのは、『太らない体質は食事がつくる』(岡田眞著、幻冬舎メディアコンサルティング)の著者。
「太らない体質をつくる食事法」を実践し、これまで90%以上の人を無理なく目標体重まで落とすことに成功したというダイエットコンサルタントです。

■カロリーよりも栄養素をチェック!

私たちがふだん口にしている食材がすべて、4つのグループに分けられることは有名な話です。
【食材の4つのグループ】
[第1群]:牛乳、卵、チーズなどの乳製品
[第2群]:肉や魚、大豆などのたんぱく質
[第3群]:野菜や果物、イモ類、海藻やきのこ類
[第4群]:ご飯やパン、麺類の糖質類、植物油や脂身(ラード)などの油脂類
この4つのグループをバランスよく食べていくようにすること、つまり「4群食事法」がもっともおすすめの食事法だそうです。
さらに重要なのは、「あまり食べていないはずなのに体重が増えてしまう」のは、からだに必要な栄養のバランスがとれていないからだといいます。栄養の偏りが原因だということ。

■第4群の食べすぎで肥満になりやすい

ちなみに4つの食品群のなかで、もっとも効率よくカロリーに換わるのは第4群。すなわちご飯やパン、麺類、油、お酒など。
つまり、第4群の摂りすぎが肥満に直結しているわけです。そこで、太らないための食事、ダイエットを意識した食事を考えるなら、第4群の食べすぎを見なおすことがまず大切だと著者は主張しています。
なお第1群から第3群の食品は、20代から70代まで同じ量を食べ続けても問題はないのだとか。
なぜならこれらは、おもにからだをつくる基礎として必要な栄養素だから。
ただし第4群のご飯類は、エネルギーのもとになるもの。年齢を重ねると燃費がよくなり、エネルギーをあまり使わなくなるので、調整して減らしていくことが大切なのです。

■素材の味の濃いものほど高カロリー

肉や魚を含む第2群もカロリーは高いですが、第4群とのいちばんの違いは栄養密度の濃さ。
栄養密度の高いものほどカロリーが高くなるということで、「素材の味の濃いものほど高カロリー」とおぼえておけばいいそうです。
【肉類、魚介類のカロリーの高さの順番】
[肉類]:牛肉→豚肉→鶏肉
[魚介類]:赤み→白身→イカ・エビ

■第3群を食べないことは肥満の原因に

さらに忘れられがちなのが、第3群の野菜や海藻類。でも、これらを食べることはとても大切だそうです。
「代謝」は、食品を栄養として吸収するためにも、脳やからだを動かすためにも大切な働きですが、第3群の栄養素が代謝を行うための重要な役割を果たすのだそうです。
肉や魚から摂取したたんぱく質はアミノ酸に、ご飯やパンの糖類はブドウ糖に変わることによって初めて、脳にも必要な栄養素がいくことになるのだそうです。
しかし第3群が不足していると代謝が進まず、カロリーが蓄積して体重が増えるというわけです。

「なるほどー」とうなずきたくなる知識満載。読みやすい新書版なので、短時間で大切なことを理解できることでしょう。
(文/印南敦史)

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