14歳のときに見つかった脳腫瘍。1度は寛解したガンが再び彼女を襲い、母までも・・・

アメリカの新学期が始まると、高校では(大学でも)プロムに続く大きなイベントが開催されます。それは、ホームカミング(卒業生を母校に招いて、同窓会やパーティーが開かれる)。多くの場合、男子生徒が女子生徒を同伴してダンスパーティーにでかけます。

テネシー州に暮らすアリー・アレンさんもその1人。彼女が通う高校のフットボールチームのライバル高の生徒とはいえ、6年生のときから仲良しのブレイデン・カーペンター君がホームカミングパーティーに同伴してくれることになりました。

その明るい性格と美貌でみんなから愛されているアリーは、14才のとき、悪性の脳腫瘍と診断されます。すぐさま治療に入り、一時はがん細胞が消え、寛解したかと思われていましたが、最近またガンが見つかりました。再び辛い抗がん剤治療が始まりました。髪の毛が抜けていく様子を自身のブログで彼女はこう語っています。

「水曜日の午後、シャワーから出て髪の毛をブラシで梳かしたら髪の毛が抜けていることに気がつきました。もちろん悲しくて愕然としました。人々は、たかが髪、また生えてくると簡単に言います。でもティーンエージャーの女の子にとって、髪を無くすことは本当に大きなショックで、とても辛いことなのです。私は自分の髪が大好きです、だから美容師さんが1インチでも思ったより短く切ったくらいのことでも、それはもう私にとっては大変なことでした。髪を染めるのも大好きでした。

日曜の朝、目が覚めるとごっそりと髪が抜けていました。その時私は決めたのです。剃ってしまおうって。辛い決断でしたが、髪の毛のことで悩むより、いっそ全部剃ってしまったほうが良いと思ったからです。」」

出典 https://dancerwithcancer.wordpress.com

そして訪れたホームカミング当日。アリーを迎えに現れたブレイデンの姿に、彼女は言葉を失います。これがその時の写真です。

出典 http://www.fox29.com

なんと彼も髪を剃っていたのです!

なぜ髪を剃ったのか?という質問にブレイデンはこう話しました。

「アリーが楽な気持ちで過せるように、そして何より彼女の笑顔が見たいから」

出典 http://www.fox29.com

病室で同じくガンと戦う母とともに

出典 http://www.wsmv.com

実はガンと戦っているのはアリーだけではありませんでした。彼女の母デビーさんもまた、今年3月にステージ3の乳がん見つかりガンと戦っていたのです。

出典 http://www.wsmv.com

昨年、11年生のとき、ジュニアホームカミングプリンセスに選ばれたアリー。

フットボールが大好きで病室からも声援を送っていたアリー。元気な時は欠かさずスタジアムに応援にかけつけました。そして、昨年の11年生の中から選ばれるホームカミングプリンセスに選ばれたのです。彼女の情熱と忍耐力は多くの人の心を動かしています。

ブレイデンをはじめ、たくさんの友人、家族の応援とサポートに加え、彼女のガンと戦うという強い意志で、今日もアリーは、病気と闘っています。これまでアリーは19回の抗がん剤治療を終え、これからも続きます。デビーさんにも30回の治療が待っています。代わる代わる治療を受けるような形になるそうですが、母娘の強い絆で乗り越えて行って欲しいと願います。

彼女と母デビーさんのために開設された治療費の募金ページを最後に紹介しておきます。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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