気温も下がり、すっかり秋本番が迫ってきましたね。

旅行に行きたい!でも混んでいるところは嫌だ!おいしいものも食べたい!という欲張りさんはいませんか?今回はそんなあなたにオススメの京都の下賀茂神社について紹介します。

下賀茂神社は1994年にユネスコに登録された世界文化遺産です。本殿や西殿、東殿は国宝に指定され、重要文化財も多数あります。

京都では清水寺等の他の定番の観光地と比べると混雑具合が落ち着いていますので、オススメです。

京都の中心地、河原町からはバスで15分程です。

下賀茂神社の由来

この神社は、賀茂建角身命と玉依媛命がの二神祭られています。平安京の造営祈願がこの神社で執り行われ、以来人々の平安を祈る神社となりました。

応仁の乱等の動乱の中で何度も焼失してもいるものの、その度に再建されていることから、京都の人々の中で文化的に根付いていることがうかがえます。

この神社の近くにいづもの地の橋という意味の「いづもぢばし」があります。社務所の方は出雲大社と下賀茂神社、このいづもという地名は何か関係があると話されていたものの、具体的にどのような関連があるのかは分からないとのこと。しかし人々の生活に対していかに神への信仰が影響力を持っていたのか、地名から感じることができます。

加茂川に架かる、いづもぢ橋

干支で分けられたミニ社

この神社のお賽銭は一味違います。7つの言社(ことしゃ)と呼ばれるミニ社があり、十二干支が割り振られています。自分の干支のところに行って願い事をするのですが、他の神社みたいにいろんな人が一緒くたにお賽銭するよりも濃いご利益がありそうですよね。

なぜ十二干支なのに7つに分けられたのか、その歴史的背景を社務所の方に聞きました。平安時代末の設計図にはすでにこの現在のミニ境内が載っており、ずいぶん昔からこのスタイルが確立していたそうです。恐らくは北斗七星が関係しており、当時の星への信仰の名残ではないか、と話されていました。

7つのミニ社のうち3つ。

みたらし団子の発祥の神社

実はみたらし団子って泡をイメージして作られた和菓子なのです。この神社の中に清水が湧き出る池があり、その水泡を象って団子が作られたと言われています。

下賀茂神社の葵祭の前日に、その主役である斎王代が潔斎でその池で手を洗うことから、御手洗の池の団子、みたらし団子、と呼ばれるようになったのだとか。

そして昔はみたらし団子は神聖なものでした。神前に捧げられていた食べ物で、祈祷を終わらしたあと、人々は家に持ち帰っておいしく食べていたそうです。

下賀茂神社の隣にある、是非訪れたいお茶屋さん、「みたらし茶屋」。
大正11年からあります。

出典 http://www.y-sukiya.com

みたらし茶屋では、焼きたてのみたらし団子をいただけます。下賀茂神社の歴史を感じながら、温かいお茶と団子を召し上がってみませんか?焼きたての団子は香ばしく、あんとの絡みが絶妙でした。

もちろん外で食べることもできます。

恋愛パワースポット

神社と言えば、恋愛のパワースポット。下賀茂神社では恋愛の社のパワーで木と木が繋がった、と言われているほどの縁結びの力があります。

相性社という恋愛の社。ここに祭られている神様のパワーがとにかく強い。

連理の木。枯れると神社内の別のところに繋がっている御神木が発見される。現在は四代目。

まとめ

他にもここには書ききれないことがたくさんあります。歴史的なことはホームページに細かく載っていますので、ここには興味を持ってもらえるライトなところだけまとめてみました。京都出身の私としては、皆さんに少しでも下賀茂神社に興味を持っていただけたら幸いです。

この記事を書いたユーザー

tsuto shusuke このユーザーの他の記事を見る

慶應義塾大学法学部法律学科、英国ケント大学犯罪学修士課程卒業。現在フリーランスライターで、ストリートから見た視点でのジャーナリズムに従事。いじめや非行、移民問題等から政治の問題まで、幅広く社会問題に関心を寄せている。趣味は勉強、旅行、野球。

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