子どもは言葉を覚え始めると、同時にたくさんの「なんで?どうして?」「あれはなに?これはなに?」という質問期がやってくる気がします。そして知恵がつき、生活のたいていのことが分かってくると今度は「なぜそれをしなければいけないのか」と理由を求めてきたりします。

忙しいとついつい「ちょっと待ってて!」とか「後でね!」とか「そんなこと聞かなくても分かるでしょ」とか言いたくなってしまうときもありますが、なるべくならちゃんと聞いてあげたいですよね。

答え方はただ1つ!

どんなことを聞かれても、私の返す言葉はだいたいこの一言「なんだと思う?」「なんでだと思う?どうしてだと思う?」です。「こうだから」という答えはすぐには言わないようにしています。なぜかって?それは「本人が自分で考えて答えを見つけてほしいから」というのも若干はありますが、とにかく「子どもの答えが面白いから!」です。笑

子どもの想像力は未知

子どもって本当にすごい思考や想像力を持っているんですよね。かつては自分にもあっただろう世界を一瞬で思い出させてくれたりします。そしていつだってその答えは1つじゃないんです。

「どうして鳥はお空を飛べるの?」と長女が言ったとき「そうだよね、不思議だよね。どうしてだと思う?」と尋ねたら、長男が「羽があって飛ぶのが好きだからじゃない?」と言いました。長女はそれを聞いて「そっかーあとは雲に行きたいからかなー?」と続きます。すると長男も「鳥さんは雲に乗れていいよね!」と言い出します。私が「ママも雲に乗りたいなぁ」と口を挟むと「ママは飛べないけど、ピーターパンに出てきた子(ティンカーベル)の粉をかけたら飛べるからそうしたらいいんじゃない?」とか「みんなで行こうね」とか、もう鳥の話はどこに行っちゃった?というくらい話がどんどん膨らんで楽しくなります。笑

最初の質問で私が「羽があるから飛べるんだよ」と答えてしまったらきっとティンカーベルは出てこなかったと思うのです。

子どもの答えは自分の想い

以前、遠くの方でカラスがたくさん鳴いていたことがあって「カラスがいっぱい鳴いてるね」と長女に言ったら「どうしてないてるの?」と聞かれました。「どうしてだと思う?」と聞くと「うーん…ママのところに行きたいのかなー?」と言ったんですよね。なんだか胸がきゅんとしました。あーそっか、長女が泣くときはママを求めて泣いてるからカラスが鳴くのもきっとママが恋しくて鳴いてるんだって思ったんだね。

子どもが考えて出した答えはいつも間違っていて、いつも正解なんです。

答えが決まっているものもある

でも「必ずこれが答え」というものもあります。「どうして物を投げちゃだめなの?」「どうして机に乗っちゃだめなの?」「どうして手を洗わなきゃだめなの?」これらの質問は「答えが分かってて」聞くことがあります。「どうしてだっけ?」と聞くと「物を投げたら危ないから」「机に乗ったら危ないから」「手を洗わないと汚いから」ちゃんとした返事が返ってきます。「そう、その通り!物を投げたり机に乗ったりしたら危ないしケガをしたら痛いしそしたらママはすごく悲しいから!手を洗わなかったら汚いしばい菌がお口に入って病気になったら痛いしそしたらママはすごく悲しいから!」と付け加えて話します。

答えが決まっているものは全てあなたを守るためのものなんだよということ。

答えが分からなくても答え方は色々

どんな質問でも「どうして?」を聞いたあと、分かることには「こうなんだよ」と教えるようにしています。でも時々、大人でも答えが分からなかったり、説明にすごく困ることを聞かれることもあります。そんな時はトンチで返したり、ママも知らないから今度一緒に調べてみようか!とかパパにも聞いてみよう!と返したりしています。

例えば「どうして月曜日のあとは火曜日なの?」とか聞かれたときは、「月曜日の次が土曜日だったら今日幼稚園に行ったのに明日またお休みになっちゃうじゃん?そしたらみんな「なんでだー」ってズッコケちゃうじゃん?」と言ったら笑って納得してくれました。笑

「どうしてママは大人なの?」と聞かれたときは、「だってママが長男くんたちと同じ子どもだったら台所も冷蔵庫も届かないからご飯作れないし、車も運転できないしパパがすっごく困るでしょ」と言ったら「そっかー笑」と納得してました。

今は「いつどうやって曜日ができたのか」を教える必要はないと思うし、子どもが求めている答えもきっとそれじゃないでしょう。「こんな質問したらママはどう答えてくれるのかな?」と「ママが答えてくれる、一緒に考えてくれる喜び」を与えるように意識しています。

なので「どうしてこうなの?」と聞かれたときは「こうじゃない」とどうなるのかを考えて少し大げさに面白おかしく子どもに分かりやすい答え方をしています。

子どもにも質問してみる

逆に子どもたちに「これって何かな?なんだと思う?」「どうしてこうなのかなー?」と先にこちらから聞いてみたりもします。これはこれですごく楽しいですよ!

「みんなはどうしてママのお腹にきてくれたのかなー?」と尋ねたときはそれはもうたくさんの嬉しい答えを頂きました!「ママが可愛かったから」「ママのことが大好きだから」「みんなで順番に並んでたんだと思う」「ママの髪の毛が可愛かったから」「ママが笑ったから」一生懸命考えて答えてくれました。

ケンカのときや悪いことをしてしまった後にも「そうやってされたら相手はどんな気持ちになると思う?」「あなたがこうされたらどんな気持ちする?」と尋ねることが多いですね。なかなか答えが出てこないときは「ママだったら悲しくて嫌な気持ちになるよ」と話します。

色々な気持ちを想像してみる

日頃から子どもと一緒にゲーム感覚で行う「色々な気持ち想像タイム」があります。例えば、幼稚園へ向かう車内で「今日はすごくいいお天気だね!ではここで問題です!ママは今どんな気持ちでしょうか?」と突然投げかけます。子どもたちすぐに「いい気持ち!」「嬉しい気持ち!」「ディズニーランドに行きたい気持ち」(これは私がよく言うから毎回言います笑)と次々出てきます。全部に「正解!」を出します。

そして「じゃああそこにいる鳥さんはどんな気持ちでしょうか?」と聞いたりしても「お友達待ってるのかなー?」「お腹すいたって気持ちじゃない?」とかすぐに答えが出てきますよ。気持ちを持たない物や車や建物の気持ちも子どもと一緒に考えるととても楽しくなります。

子どもと日々生活を共にしていると子どもの日常は疑問がいっぱいなんだなと気付きます。今まで素通りしてきた景色にもたくさんの不思議があって素敵な気持ちが広がっていたりもします。やっぱり子どもってすごいですね!

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5歳(男)、4歳(女)、1歳(男)の3人の子ども達の育児に奮闘中の主婦です!
母になって、日々思うこと、感じることを書き綴っていけたらいいなぁと思っています♡

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