キモカワイイ、ハダカデバネズミって?

ハダカデバネズミとは、読んでの通り、めだった体毛が生えていない歯の出たネズミという見た目の動物です。

かなり常識的なネズミの類とは、変っています。大きさは8~9cmと小型です。哺乳類なのに、変温動物です。土の中で暮らしているのですが、地下でも暮らせるように低酸素状態でも対応可。食べ物は地中の植物の根などで、あまり食事をとらなくても生活できる生活環境に応じた効率の良い体になっているようです。

おふとん係のネズミになりたい。

生活は、平均して80頭、大きなものだと300頭の群れで生活しています。ただし、家族というよりは、役割分担をしてそれ専属で分業して一つの群れとして機能するようになっています。哺乳類では珍しいのですが、アリやハチのような生活スタイルで「真社会性の社会構造」と専門的には言われています。
繁殖をするための「女王」巣を防御する「兵隊」食糧調達係…
さらに、地下生活で温度が低いため、赤ちゃんを温める布団係もいます。

出典 http://www.seibutsushi.net

ちいさな赤ちゃんをあたため中のおふとん係♪

出典 http://www.amazon.co.jp

「真社会性動物」という点など、わかりやすくハダカデバネズミを紹介した本です。

人類の救世主!?ってどうゆうこと?

とっても不思議な動物だということはわかったけど、どうして人類の救世主になるのでしょう。

実は、もっともっと不思議なことがあるんです。

もともと、ネズミの類は研究などでよく用いられます。
裸であれば、皮膚になにかする時に毛を刈る必要がないので、重宝されますよね。
ところが!
生き物は大抵、体の大きさで寿命がおおむね決まると言われています。
例えば、体の大きな象の平均寿命は60年から70年。
逆に体の小さなネズミは平均寿命が4年。

ネズミが研究によく用いられるのは、
世代交代が早く、世代をまたいだ研究の成果がより早くわかるということが一つに挙げられます。

ところが、このハダカデバネズミは、寿命が28年!ネズミ界では信じられない長寿です。
地中生活にシフトして低酸素に対応したり、代謝を落としていることが原因とも考えられます。

老化に対して耐性があり、健康な血管機能を維持できる

出典 https://ja.wikipedia.org

^Csiszar, A; Labinskyy, N; Orosz, Z; Xiangmin, Z; Buffenstein, R; Ungvari, Z (2007). "Vascular aging in the longest-living rodent, the naked mole rat".American journal of physiology. Heart and circulatory physiology293(2): H919–27.doi:10.1152/ajpheart.01287.2006.PMID17468332.

という見解もあり、ハダカデバネズミの耐老化機能に注目が集まっています。

人類の敵、がんに絶対ならない!?

ハダカデバネズミには、がんに対する耐性もあると言われています。

一方、ハダカデバネズミは長年の研究においてガンが発生したことがない。研究では通常、ガンを誘発するためにガンマ線を打ち込んだり、腫瘍を移植したり、発ガン物質を注射したりするのだが、ハダカデバネズミはガンにならないのだ。

出典 http://wired.jp

それは、遺伝子ともヒアルロン酸とも言われ、研究が進められているところです。

どんなところで研究されているの?

日本では、北海道大学 遺伝子病制御研究所で研究されています。

研究所では、「宝の山」としてハダカデバネズミを研究しています。

ハダカデバネズミで不老不死!?

もしかしたら、研究が進めば、私たちは不老不死まではいかなくても、

不老長寿を得られるかもしれません。

そう思うと、愛らしく見えてきたりしませんか?

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せなかのはね このユーザーの他の記事を見る

ただいま、小学生から大学生までの子育て真っ最中です。どうせ一生過ごすなら楽しくないと!いろいろやってみないと!をモットーに生きています。子どもが発達に難ありと言われたり、主人は働くのに飽きたと退職したり、子どもが死にかけたり、と七転び八起きな人生を送っていますが、パワースポットめぐりではね返して幸せに生きています。

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