殆ど毎日のように利用するコンビニエンスストア。看板が違うだけで、中に入ればどこも似たような店構えだし、普段あまり気に留まらないかも知れませんが、実はコンビニによって様々なキャッチフレーズがあり、各々差別化を図っています。キャッチフレーズを比較すれば、そのコンビニの目指している方向がわかります。

業界1位!セブン-イレブン

セブン-イレブン(英:7-Eleven)は、アメリカ合衆国発祥の日本におけるコンビニエンスストア最大手であり、チェーンストアとしても世界最大の店舗数を展開している企業。日本ではセブン&アイグループの持株会社である、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの子会社である株式会社セブン-イレブン・ジャパン(英: Seven-Eleven Japan Co., Ltd.、SEJ)が展開している。

出典 https://ja.wikipedia.org

知らない人はいませんよね。コンビニの王様、です。

セブン-イレブンは長らく、具体的には2010年まで、ずーっと同じキャッチコピーを使い続けてきました。印象的なメロディーが耳から離れません。

セブン-イレブンいい気分

ブン、ブン、分と三回、韻を踏んでいます。リズミカルで覚えやすいコピーです。早朝の澄み切った空気と青空がくっきり頭に浮かんできそうです。見事です。脱帽して爽やかなジャンプ。

開業当時から2010(平成22年)までのコーポレートスローガンは「セブン-イレブン いい気分!」で、以前は「セブン-イレブン いい気分!」の後に「あいててよかった」と続いていたが、1990年代には「あいててよかった」の一言が消滅している。本家アメリカでは「Thank Heaven, Seven Eleven」であり、やはり韻を踏んでいる。

出典 https://ja.wikipedia.org

セブン-イレブンが出来た当時は深夜営業する店舗が少なかったこともあり、「夜中にポテトチップスが買えるぜ!」と喜んでいたそうです。店名由来の朝7時から夜11時まで営業、というのが強みでありました。

「あいててよかった」

時代の流れで、24時間営業が当たり前になると、上記のコピーは姿を消します。

近くて便利

「日本のおいしい食卓へ。近くて便利、セブン-イレブンです」

時代は変わり、コンビニの標的はスーパーマーケットや小売店ばかりでなく、外食、中食産業にも範囲を広げています。従来の若者向けな商品ばかりでなく、家庭的な惣菜料理を充実させて、高齢者にも利用しやすい店へシフトしているのです。地域の家庭の台所を担っていく!と自負しています。いい気分、と嘯いてばかりじゃ激動の時代を生き残れないのです。

セブン-イレブンは特定の地域に集中して出店し、物流、広告、店舗指導にかかるコストを下げ効率化を狙った「ドミナント戦略」を採用しています。狭い範囲に店舗が密集しているわけです。承知の通り、日本では高齢化が進んでいます。足腰の弱った高齢者は、わざわざ郊外の大型スーパーへ出掛けるのは億劫でありましょう。すぐ歩いて行ける距離にあるコンビニで日々の食事を賄う、そんな習慣が今では日常になっています。レジ前で腰の曲がったお婆ちゃんが、大量の食料品をカゴに入れ、さらに店員と長々と喋り(完全なる世間話)、一向に自分の会計の順番が来ない、煙草を一箱買いたいだけなのに、きいーっ、という経験みなさんもあるのではないでしょうか。コンビニは高齢者の日常にもすっかり溶け込んでいます。

HPも見たら少しコピーが変わっていました。もちろん「近くて便利」はコアになる概念としてそのままです。

「セブン-イレブンは近くて便利。毎日を、もっとうれしく、もっと豊かに。」

第2位!ローソン

「マチのほっとステーション」

1991年2月から使われているキャッチコピーです。「ほっと」“つねにホットな情報を発信する”、また“ほっとできる場所”、という二つの意味が込められています。

またストアではなく「ステーション」なのは、お客様の生活拠点でありたいとの願いなのです。

第3位!ファミリーマート

「あなたと、コンビに、ファミリーマート」

駄洒落、ですね。コンビニエンスストアとコンビ、をかけています。非常に面白いです。人生はコンビ―ネーション、と格言を残した関根勤さんを思い出します。

あの子と待ち合わせ!サークルKサンクス

「一番の満足をあなたに」

HPに載っていたのですが、キャッチコピーかどうかは良くわかりません。他県出身の女子から「サンクスにおる」とラインがあったものの、一瞬なんのことかさっぱりわかりませんでした。私の暮らす街には一店もないので…。

なんか渋い!ポプラ

「やっぱ九州のコンビニはポプラやね」

これはCMのコピーなのですが、インパクトが強すぎたのでご紹介します。鮎川誠さんのフレーズが印象に残っています。ただ一点。

ポプラは広島じゃん!!

CMを観ながら、そんなツッコミをみんな胸に抱いていたのです。90年代前半、積極的に九州進出を図った際に生まれたフレーズであるらしいです。

久留米の先輩!広島ですよ

出典 YouTube

鮎川誠さんの少し訛った感じ、たまりません。久留米が生んだスターです。

座ってソフトクリーム!ミニストップ

こちらは色々とキャッチコピーが変わっているようです。最新バージョンはこちらです。

「明るい。元気。ふれあい。ミニストップ」

うーん。なんかいまいちピンと来ない感じがもどかしくて、逆に素敵です。ちなみにその前は。

「ちょっとストップ!ミニストップ」

「しゃべれる、たべれる、コンビニエンス、ミニストップ」

「ちょっと違うね! ミニストップ」


個人的に「ちょっとストップ!ミニストップ」が好きです。ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん♪のメロディを付けたらキャッチ―ですね。きっと。

どのキャッチフレーズがお好みでしたか?

普段、なんとなく行っているコンビニもキャッチフレーズを知れば、また違う見方が出来るのではないでしょうか。

では。グッド・コンビニライフを。

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男は久留米という砂漠の中の一粒の砂であり、クルマ、金、女に縁がないライター志望の孤独で吝嗇な三十路だった…http://ameblo.jp/kt660cc http://tabelog.com/rvwr/002224433/

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