記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
日常生活の中で、思わず「ドキッ」として、脈拍がドクドクと上がる、なんとことはありませんか?
アンケートサイト「みんなの声」のアンケート結果によると、このような結果がでています。

【なぜかドキッとすることは?】

Q1 驚くと、なぜ脈拍が上がるのでしょうか?

脈拍は自律神経である交感神経と副交感神経のバランスによって制御されているので、そのバランスが崩れてしまうことで脈拍が上がることになります。脈を速くさせる働きは交感神経の作用によって起こります。逆に副交感神経が作用することで脈はゆっくりとなるのです。

運動をしたときのほかに、驚かされたりびっくりして興奮したり、何かの会議の前で緊張をしたりしたときには、人の興奮を司る交感神経が副交感神経よりも優位に活動をするために動悸のように頻脈が生じるようになります。

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Q2 他に、脈拍が上がる状況などありますか?

Q1と同様に交感神経が興奮することによって脈拍が上がります。一般的に交感神経とは人が興奮する状態を指して、副交感神経とはゆっくりとリラックスした時に優位となります。

つまり、会議前の緊張もそうですが、恋愛や運動会などの緊張も同様です。なんとなく警察がいたりしても緊張してしまい、脈が上がってしまうのも交感神経です。また、体全身にたくさんの血液を送り出さなくてはいけないときに心臓が一生懸命に動くことになります。それが脈が上がる状況となります。それが運動した時に当てはまります。

Q3 脈が上がることによる、身体への影響は?

脈が上がることによっての身体への影響としては、一過性にドキッとする程度では全く悪影響とはなりません。ただ、ドキドキが常に続いてしまっては心臓に負担となってしまいますので、ご高齢の方や心不全など心臓が弱い人にとっては頻脈が継続し続けることは心臓の疲弊につながるので、良くありません。

若い方で、頻脈が悪影響となる状況としては、メンタルがあまり強くない人が脈が上がることが気になり続けることによって、パニック発作のようになってしまうことがありますので、もしそのような人であったとしても、一過性のドキドキは問題ないということを覚えておいてください。

Q4 なんでも無いときに脈拍が上がる場合に考えられる、体の異常は?

特に緊張していなくても、運動した後でなくても、特に何も無いときに脈拍があがることも確かにあります。それは不整脈であることがおおいと思われます。

不整脈はそれ自体が病的ではなくそのまま経過観察でよいこともありますが、不整脈が続くことで心臓内に血の塊が作られてしまいます。それが脳梗塞の原因となってしまうことになりうる心房細動という不整脈や致死的になりうる不整脈が観察されることもありまる。

一度ホルター心電図検査という24時間継続観察できる検査をすることでどのような不整脈が出ているかを確認することができるので、突然発生する頻脈の際には循環器科へ受診してみましょう。

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Q5 脈拍を正常に保つ為には気をつけることは?

脈拍を正常に保つ為には、まずは心臓そのものに異常がないかを心電図などでスクリーニング検査をおこなって以上のないことを確認することが大切です。

そして、あまり交感神経を刺激しないように、つまりはあまり刺激の多くない穏やかな生活を心がけることです。また脈が上がったからといって気にしすぎるとそれが心配・緊張につながってしまいますので、気にしすぎないこともたいせつな点となってきます。逆に副交感神経を優位にするように、ゆったりと温かい飲み物を飲んだりお風呂に入ったり、リラックスを心がけてみましょう。

医師から最後に一言

ドキッとしたときに脈があがったり、ということは日常的に起こることです。あまり気にしすぎないをおすすめしますが、頻繁に脈が早くなったりする場合は、循環器科へ受診すると良いでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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