連日「いじめを苦に自殺」とか「いじめの延長で殺人」とか恐ろしいニュースが後を絶たないですよね。子を持つ親としては、そういったニュースを見るたびにこれから先我が子は大丈夫かな、もしこれが我が子だったら…と不安になります。

そんな中、先日幼稚園に通う長男が帰宅後に「ママ、長男くんの歯って黄色い?今日◯◯くんに歯が黄色いって言われたんだ」と話してくれました。もちろん「えっ⁉︎」と一瞬すごく心配になった私。

大げさに反応しない

ただ、そこで「えーっ!」と声をあげたり「そんな嫌なこと言われたの⁉︎」「どうして!なんで⁉︎」等、慌てたり驚いたりするのは「あなたは嫌なことを言われたのよ」と断定して言っていることと同じになるような気がしたので、とりあえず普通のトーンで「そうなんだー、そう言われて長男くんは嫌な気持ちになったの?」と尋ねました。

すると意外にも笑顔で「ううん、嫌じゃなかったよ!」と答えた長男。少し拍子抜けしてしまった私。「じゃあお友達は長男くんのこといじわるする感じで言ったんじゃないんだねー?」と聞くと「うん!でも何回も言われたらやだよ。」と。「何回も言われたの?」と尋ねると「うーん2回くらい」と答えました。

どうやら歯が黄色いと言われたことよりも本当に自分の歯が黄色いのかが気になっていたようなので、鏡を一緒に見て「長男くんの歯は全然黄色くないよ!虫歯も1本もないよ、大丈夫!」と笑って伝えました。ただ、「長男くんが気になるなら朝ご飯食べたあと歯磨きしてから幼稚園に行く?」(普段、朝は時間がなくてうがいだけになりがちだったので)と案を出すと、少し悩んだあと「うん!そうする!」と答えたのでした。

何でもママに話せる環境を作っておく

長男はさほど気にしていませんでしたが、我が子の歯が黄色いと言われて喜ぶ母親はいないですよね。私もそうです。なので、その日長男と2人で話をしました。

まず、お友達もいじわるや嫌いだからっていう理由でその言葉を言ったわけではないこと。でも「歯も体の一部」であって、人の体のことをどうこう言うのはいいことではないということ。もしまた体や他のことで何か言われて、それがすごく嫌だなと思ったらちゃんとその子に「嫌だから言わないで」って言おうね。と。

そして、何より大事なことは今日みたいに幼稚園であったことやお友達に言われたことをちゃんと毎日ママに教えてほしいってこと。ママは何でも聞きたいし、お話してくれるのとっても嬉しいよと伝えました。

言葉の使い方は難しい

言葉ってとても難しいですよね。「きれい」「かわいい」「かっこいい」はいい言葉だと思って使っても、それがもし男の子に向かって「かわいい」と言ったら嫌な言葉になりかねないということもあると思うからです。長男のように普通なら悪口かなと思える言葉を言われても雰囲気や言い方で「嫌とは感じなかった」というケースもあります。特に子どもは正直に言葉を使うから、それが相手にとってどういう言葉かまで考えることは難しいんですよね。

長男がまだ2歳の頃、エレベーターに乗り合わせた赤ちゃんを指差して「あの赤ちゃん汚いね」と言ったことがありました。その赤ちゃんは顔に発疹があったのか顔中に白いお薬をポツポツと塗っていました。そのお母さんも「なんなのこの子」という目でこちらを見ていました。気まづかったですね。

でも長男に悪気はありませんでした。自分の知っている限りの言葉を並べただけなのでしょう。ただ「人を指差すこと」はいけないこと、「汚いと言われて嬉しい子はいないんだよ、だから誰かを汚いって言うのはやめようね、ママも分からないけどあの赤ちゃんはお顔にお薬を塗っていたんだと思う。早く治るといいね。」と話しました。

子どもが悪気なく発した言葉が明らかに相手に嫌な風に伝わってしまうことであっても頭ごなしに叱ることはしないようにしています。ただその都度、あの言葉を言われたらいい気持ちはしないということ、人の体のことは言ってはいけないということを教えています。どうしても言いたいときはお家に帰ってからママにだけ教えてねと伝えています。

気持ちを重視する

そして今は「どんな言葉を言われたのか」ということよりも「その言葉を言われてどんな気持ちだったのか」を聞くようにしています。嫌な気持ちがしたというなら、もう言われないように一緒にその方法を考えます。大事なのはどんな時も子どもの味方でいること。それは甘やかすとか叱らないということではなくて、子どもが嫌なことを言われたり言ったりしてしまったときもじっくりと話を聞いて受け止め一緒に解決するということです。

うちでは兄弟で遊ぶ中で「長男くんはかっこいいね」と長女が長男に言ったり「長女ちゃんはエルサだね」と言ったりして仲良くしているのをよく見かけます。お互いに相手が喜ぶ言葉をわかっているんですね。笑 時々けんかになると「長男くんは優しくないんだよね〜」とか「長女ちゃんはオラフだよね〜」と言い合って「やだ!ちがーう!!」と怒っています。相手が嫌がる言葉もわかっているんですね。

こんな風に子ども同士で遊ぶ中で相手がどんな言葉を喜ぶのか、嫌がるのかを分かり合っていくこともステキだなと思うんです。それが分かって相手の嫌がる言葉は使わないように気をつけていけたらいいですよね。親としてもなるべくステキな言葉で子どもと関わっていきたいなと思っています。

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5歳(男)、4歳(女)、1歳(男)の3人の子ども達の育児に奮闘中の主婦です!
母になって、日々思うこと、感じることを書き綴っていけたらいいなぁと思っています♡

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