”遺言” と聞くと、自分とはまだまだ関係のない言葉。
と思う人の方が大半かもしれません。
私自身も実際今まで遺言を残そう、などと考えたこともありませんでした。

しかし、遺言が持つ効力は法的なものだけではなく
残された人たちトラブルから回避したり、悲しみから立ち直らせる効果もあるんです!

”自分には財産は無いから揉める事もないだろう”
そう思う人もいるかもしれません。
では、こう考えてみたらどうでしょう。
遺言は、自分の為ではなく残された人たちのために作る物

自分の大事な家族が揉めないように、自分がお世話になった人たちに恩を返せるように、自分の縁のある場所に寄付するために、用途は様々だと思いますが、
基本的には”周りの人を思って作る”のが遺言ではないかと思います。

こんな人は遺言を作っておくと良い。

・親兄弟と仲が悪い場合
・子供がいない場合
・先妻、後妻ともに子がいる場合
・内縁の配偶者やその者との間に子がいる場合
・結婚した相手に連れ子がいる場合
・未成年の子がいる場合
・相続人が多い場合
・面倒を見てくれた(自分の子供の)嫁がいる場合
・相続させたくない相続人がいる場合
・相続人がいない場合
・自営業者や農家である場合
・自宅等以外に分ける財産がない場合
・行方不明の相続人がいる場合
・可愛がっているペットの世話が心配な場合
・遺産の内容を把握している相続人がいない場合
・SNSやブログの管理人をしている場合

結婚した相手に連れ子がいる場合、
親の婚姻だけでは実子扱いにはなりません。

ですので、もし養子縁組手続きをしておらずあなたが亡くなってしまったら、
実子同様に可愛がって育ててきた連れ子にはあなたの遺産は残らないことになります。
そうならない為には遺言状で遺贈を行う必要があります。

相続人も縁故者もいない場合、遺産は国庫に帰属することになります。
遺言によって、お世話になった友人に財産を残したり学校や公共団体への寄付することができます。その場合は遺言を執行する遺言執行者も合わせて指定します。あなたの財産を、有意義に使ってもらうことができます。
なお相続人がいないと思っていても、法律的に相続人がいることはよくあることです。戸籍などを調べて、本当にいないかどうかを再度確認してみましょう。

遺言は誰でも出来るの?

遺言者が遺言をするときには、遺言の意味・内容を理解し、判断することができる能力(遺言能力)を有していなければなりません。
高齢になって判断能力がなくなってからした遺言は、相続人の間で、有効無効の争いが起きないともかぎりません。
したがって、遺言は、元気なうちに備えとしてしておくべきです。        
なお、遺言は制限能力者であるからできないということはありません。制限能力者であっても、遺言するときに意思能力(判断能力)さえあれば有効な遺言をすることができます。            

制限能力者の遺言能力     
●未成年者でも15歳になっていれば親(法定代理人)の同意がなくても遺言することができます。     
●成年被後見人でも遺言するときに、正常な判断ができる状態に戻っているときは遺言できます。ただし、この場合は二人以上の医師の立会いが必要です。      
●被保佐人、被補助人は、保佐人・補助人の同意がなくても、単独で遺言することができます。

では、万が一思いもよらず自分が死んでしまった場合、
あなたのソーシャルメディアアカウントはどうなるのでしょう?
フェイスブック・Twitter・LINE・グーグルアカウントなど、
誰もが一つは持っていると思います。

なんと、フェイスブックには”追悼アカウント”と言うものが

出典 https://www.facebook.com

実はFacebookには「追悼アカウント」申請という機能が存在します。これは本人のページを追悼ページに切り替えて、故人を偲ぶ為に作成するという趣旨の物。

この手続きを行う事で、故人プロフィールの名前の横に「追悼」と付き、プライバシー設定に応じて、友達は追悼タイムラインで故人の思い出をシェアできるようになります。

Twitterにも第3者によるアカウントの終了申請が行うことが出来ます。
・亡くなった方のTwitter ID
・亡くなった方の氏名
・本人との関係
・報告者氏名
・メールアドレス
をアカウントホームに登録することで、個人のTwitterを閉鎖できます。

”ググる”
という言葉も日常的に使われるほど、誰でも一度は利用した事があるグーグル検索。
最近はグーグルアカウントを利用し”サークル”と呼ばれる機能でソーシャルネットワークを広げている人も多い。

そんなグーグルアカウントも第3者により閉鎖することが出来ます。

残念ながらLINEには追悼機能がありません。
ただし、LINEは基本的に電話番号に付与されるIDシステムの為、
故人の電話番号を解約した時点でアカウントが消去されることになります。

思いもよらない事故病気で自分の意向とは関係なく訪れるのが”死”
何をどう準備してもきっと心残りは沢山あるはず。

しかし、遺言状を準備することも含め、自分の死後自分が今まで扱っていた物や事柄がどうなるのか、知っておく事は大事なのかもしれません。

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