内戦を逃れ、シリアから難民がヨーロッパ諸国へ押し寄せるニュースが連日報じられています。

そんな中、先日ハンガリーとセルビアの国境を越えて難民達がハンガリーに押し寄せ、警察官、報道陣が入り乱れたシーンが報道されました。

そこで、信じられない出来事が…!

現場で撮影していた女性カメラマンが警官から逃れて子供を抱いて通り過ぎる難民の足をわざと引っ掛けて転倒させた。女性カメラマンはネットユーザーから強く非難され、解雇された。

出典 http://www.xinhuaxia.jp

世界中が注目したこのシリア人難民の男性のニュース。

実はその結末はだれも予想しなかった展開に…。いったい何が起こったのでしょうか?

足をかけられ転倒した男性、実は…

足をかけられ、転倒した男性の名前はオサマ・アブドル・モフセンさん。実は彼、シリアのサッカー1部リーグ、アル・フトワ(Al-Fotuwa)の元監督だったんです。

この事件後、無事にドイツにたどり着いたそうなのですが…

この事件がきっかけで仕事のオファーが舞い込む

そのモフセンさんは今、どこで何をしているでしょうか?

なんと彼は今、家族とともにスペインで暮らしています。マドリードのサッカーコーチ養成学校である『CENAFE』から仕事のオファーが舞い込んだのです。

事件をきっかけに彼と家族に注目が集まり、世界中の人を動かしたのです。

スペインに渡ったオサマ氏はその後、マドリード郊外にあるサッカーコーチ養成学校「セナフェ」に雇用されている。オサマ氏は多言語を話すことができ、今後はサッカーコーチとして生徒を指導していくことになりそうだ。

出典 http://www.footballchannel.jp

「息子と私は死んでいたかもしれない…」

モフセンさんは、このように振り返ります。

「ミゲル氏からスペイン行きの電話受けたときはとても嬉しかった。彼らはミュンヘンまで来て私に『スペインへ来ないか』と言ってくれたんだ。スペインで息子の将来はとてもいいものになるだろう」とコメント。

出典 http://www.soccer-king.jp

さらに、「移動はとても疲れるもので、ストレスの多いものだった。とても困難だったし危険だった。息子と私はヨーロッパへの移動中に死んでいたかもしれない」と、難民生活を振り返ると、「ジャーナリストに蹴られたことは、とても恐ろしく、つらいものだった。とても驚き、その次に痛みがきた。息子が恐怖を感じ、パニックだったのは顔を見てわかった。ザイドは2時間も泣きっぱなしだったよ。私もとても怯えていた。警察には指紋をとられ、投獄すると脅されたんだ」と、ハンガリーでの出来事を振り返っている。

出典 http://www.soccer-king.jp

まさに命がけだった難民生活。モフセンさんはもちろん、幼い息子のザイドくんにとって、さぞ恐ろしかったことか…。

モフセンさんに新しい仕事が見つかり、ハッピーエンド!と、思いきや、それだけでは終わりませんでした。

この親子の幸運はこれだけでは終わらなかった…

さらに幸運なことが続きます。

なんと、あのレアル・マドリードが親子を練習場に招待したのです。モフセンさんと2人の息子たちは、シウダード・レアル・マドリードを訪れ、練習前の選手たちと挨拶を交わし、記念撮影をしました。

「プロサッカーは難民たちのそばにいる」

9月19日の試合では、ザイド君たち2人の子どもがエスコートキッズとしてロナウドと一緒に登場し、その勇姿が会場を大いに湧かせました。

嬉しくてたまらないというザイド君の様子が伺えますね!

弟のザイドは憧れの選手クリスティアーノ・ロナウドと対面し、ピッチ上で一緒に写真撮影した。

出典 http://www.realmadrid.com

この日、両チームは「プロサッカーは難民たちのそばにいる」と書かれたTシャツを着ており、会場全体がモフセンさん親子とともに一体となっていました。モフセンさんは子ども二人と一緒にVIP席で試合を楽しく観戦。

親子にとって忘れられない一日となりました。

人生悪いことばかりではない

そして、モフセンさんはこのように語っています。

「レアル・マドリードを愛している。それは私だけでなく家族全員も同じである。シリアでレアル・マドリードの試合を観ていたので、ここに来ることを夢見ていた。いま、それが叶って私はとても幸せだ」

出典 http://www.theworldmagazine.jp

辛い難民生活から一転して幸せな日々を送ることになったモフセンさん親子。この出来事は、多くの人々を勇気づけました。

モフセンさん親子の新しい生活を心から応援したいと思います。

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白うさぎ このユーザーの他の記事を見る

芸能ニュース、芸能ゴシップ好きの33歳女性。ブログをお休みして、最近はSpotlightでの執筆にハマる日々です。

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