デイサービスとは、介護保険の認定を受けた人が、自宅から日帰りで食事、お風呂、リクレーションサービスなど機能訓練を受けられる施設。

最近、一般的なデイサービスの認識を覆すような疑似カジノ型デイサービスが徐々に増加しています。

先月9月24日。神戸市ではデイサービスでのパチンコや麻雀など、過剰な遊戯サービスに対する改正条例が成立。

ニュースやネット上でこの問題が話題に。
ここで、カジノ型デイサービスの実態や、ネットユーザーの声をまとめてみました。

市によると、過剰な遊技サービスに対する規制は、全国の都道府県や政令市などで初めて。近く施行する。

改正条例では、射幸心をあおる恐れのある遊技を常時行わせる▽疑似通貨を使い、依存性を著しく強める恐れのある遊技を提供する▽賭博や風俗営業を連想させる広告を掲示する-の3点を禁止。

違反が確認されれば、市はデイサービス施設として指定しないことができる。

出典 http://www.kobe-np.co.jp

神戸市内のデイサービス施設は、2015年3月時点で461箇所あり、2000年の規制導入時と比べて8倍にも増えているといいます。

神戸市では、カジノ型のデイサービスは設置されていないようですが、神戸市長は、8月「利用者の依存性を助長する恐れがある」と規制する方針を発表。

「神戸市では全国で初めて条例を改正して、この種の『カジノ型』デイサービスは規制をしたい」(久元喜造神戸市長)

出典 http://www.mbs.jp

Twitterユーザーの意見は?

カジノ型デイサービスの実態とはいかがなものなのでしょうか?

カジノ型デイサービスについて、存在すら知らなかったという人は多いのではないのでしょうか。

YouTubeに公開されていた、カジノ型デイサービス「ラスベガス」についての取材インタビューがありましたので、ご紹介します。

出典 https://www.youtube.com

ここは東京都足立区にあるデイサービス。
本格的なスロット台やパチンコ、カジノテーブルまでが揃っています。

出典 https://www.youtube.com

全自動麻雀卓で遊戯を楽しむ高齢者。

出典 https://www.youtube.com

正装をした高齢者が楽しそうに遊戯を楽しんでいます。

出典 https://www.youtube.com

使用する通貨は「ベガス」という架空通貨。本物のお金を使ってはいません。

ゲームの勝敗はパスポートを使って管理。
勝利者には「称号」を与えられトロフィーまで授与されるとか。

ゲームに負けてベガスを失っても、ベガストレッチに参加すれば1万ベガスを獲得したり、ベガスバンクで貸してもらうことも可能。
再びゲームに参加することができるシステムなのです。

デイサービスでカジノをしようとしたきっかけは?

代表取締役の森薫氏。

『元々、デイサービスとは、日中高齢者の面倒を見られない家族の都合で、当人たちにとっては仕方なく通所しているところがある。
おもしろくなくても我慢して通所している方も多い。

高齢者が、デイサービスに楽しく通える目的を作るためにずっと考えていた。
たまたまラスベガスに海外視察に行ったとき、高齢者がカジノで生き生きと楽しそうに遊戯をしている姿に、素晴らしいと感じた。』

デイサイービスを運営していたことで、日本の高齢者も楽しめないかと考えたのが切欠だと語ります。

機能訓練としての効果はどう?

『医師の話では、高齢者がパチンコや麻雀などギャンブルをすることは、脳に刺激を与え活性化する意味で非常に良いと言われている。

認知症は医学で解明できていない病気なので、それについては治るかどうかについて私たちは分からないが、指先を動かすことや、ゲームをして感情を盛り上げエキサイトすることが、脳に刺激を与えれば良いと思っている。

デイサービスなので、要介護1~5までの方がいらっしゃいますが、認知症だからと言って遊戯をお断りすることはありません。』

ほとんどの方が機能訓練だとは思ってはおらず、楽しみで通っていると言います。

ゲームに疲れた後は、リラクゼーションルームで休憩をしたり、マッサージを受けることもできます。

利用者の声は?

「一般のデイサービスは、8割がたが女性。カジノ型のデイサイービスは男女の数が半々なのが珍しい。ここに来る日が楽しみです。」

麻雀をすると認知症に効果があるのか?

麻雀をする人はしない人と比べて脳年齢が平均より3歳若いと言われています。

麻雀はグループで楽しむゲームです。全部で136この牌を使って、コミュニケーションをとりながら指を動かします。麻雀には脳を活性化するのにいいとされている作業が含まれるので認知症予防に効果があるのではと言われています。

1ゲームに1時間ほど時間がかかり、同じプレーヤーと過ごすのも麻雀の特徴です。ゲーム仲間と仲良くなり、いろいろな会話をすることになります。

出典 http://www.osumai-soudan.jp

麻雀は相手の裏をかき、先読みをするという高度な技能が問われるゲームです。
もちろん、麻雀の他にもチェスや将棋などのボードゲームでも構いません。こうしたゲームをすることで脳の様々な部分の活動が高まると考えられています。

麻雀は特に4人で行うゲームなので将棋やチェスよりも多くの人とコミュニケーションをとることができます。そうした点でレクリエーションとして効果的といわれているのでしょう。

出典 http://www.osumai-soudan.jp

カジノ型デイサービスに賛成意見も!

いかがでしたか?
パチンコ店は1パチができてから年金生活者の出入りが増加。高齢者の中には80代のお年寄りの姿も見かけます。

高齢者がパチンコ店に通う目的は、一人で日中過ごす淋しさや、同居家族に気兼ねして出かける場所として通っているというお年寄りの声を聞いたことがあります。

医師が言っているように、高齢者には指先を使うトランプや麻雀などは脳を刺激する意味で、認知症を予防する効果があることも認められています。

こういったカジノ型デイサービスが出来る以前から、一般のデイサービス施設でも、リクレーションの一つとしてトランプや麻雀がリハビリメニューに組まれている施設もありました。

神戸市では「賭博性がある」ということで、全国で初のカジノ型デイサービスの条例規制の可決となりましたが、動画を見る限り、疑似通貨を使用しているだけですし、どの高齢者もみな生き生きとした笑顔を見せています。

団塊世代の高齢者が増加する現代です。高齢者の楽しみ方も、時代によって変化しても良いのではないでしょうか。

みなさんはどう思いますか?

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cocon☆hanna このユーザーの他の記事を見る

キャリアカウンセラーの道を目指し、資格取得後オンラインカウンセラーとしてデヴュー。WEBライターとして活動をはじめ7年になります。人に「読まれる・読ませる」ライターを目指しています☆

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