米オハイオ州のとある結婚式で花嫁の父親が急に式の進行を止め、花嫁の継父に駆け寄り手を掴み立たせ、何事かと出席者達を驚かせました。

右が父親のバックマンさん、左が継父のセンドロスキーさん

出典 https://www.facebook.com

思いつめたようなバックマンさんの表情に、出席者達は少なからず心配をしたのですが…

手を引かれながら涙ぐむセンドロスキーさん

出典 https://www.facebook.com

ヴァージンロードを花嫁に腕を貸して花婿のもとへ一緒に歩むのは、娘から人の妻になる花嫁への、父親だけに与える事を許された祝福です。

それをバックマンさんは、実の父親のように娘のブリタニーさんを慈しみ育ててくれたセンドロスキーさんと共に分かち合おうと手を差し伸べたのでした。

晴れの日に、ブリタニーさんが考えあぐねていたこの場面

出典 http://www.buzzfeed.com

心から大切に思う2人のお父さんに支えられ、素晴らしい記念になりました。

そして花嫁は2人の手を離れ、花婿のもとへ

出典 https://www.facebook.com

"The groom was extremely happy...the bride, she was in tears because this was a little bit of a struggle for her. I had to tell myself to hurry up and get the shot because I was losing it."- Delia D. Blackburn, Photographer

出典 http://www.buzzfeed.com

「花婿はとても幸せそうでした…花嫁は、このことで少し悩んでいたので、涙にくれていました。私は思わず仕事を忘れるほど感動して、早く撮影をと自分に言い聞かせなければならないほどでした」(カメラマンのデリア・D・ブラックバーンさん)

式の後、カメラマンのブラックバーンさんは、両家の許可を得てこの話をSNSにアップしました

出典 https://www.facebook.com

「(前略)出席者全員も、自分自身も、感動で泣いていない人はいませんでした。家族の大切さ、自分のエゴではなく子供の気持ちに最善な方法を選ぶこと。バックマンさんは親としての本当の愛情を子供達に示したのですね」

そしてこの投稿は今や130万以上の「いいね!」が付き、57万回以上シェアされています。

家族関係がより複雑な環境に育って行くこれからの子供達

実のお父さん、実のお母さんの結婚相手である義理のお父さんがいる花嫁のブリタニーさんには、もしかすると実のお父さんの結婚相手である義理のお母さんもいるかもしれません。

例えば離婚した両親が物凄く仲が悪くて相手の悪い印象を話聞かせて育てたり、離婚後は子供を訪ねて来ない、子供の世界からいなくなってしまうもう片親だったりならば、たとえ血がつながっていても、誰に思い出にのこる場にいて欲しいか、写真に写ってもらいたいかの答えは簡単です。

でもきっとブリタニーさんのご両親は、離婚後も我が子に気持ちの上での負担のかからないよう、両方の愛情をきちんと感じられるように心をくだいて子育てしてきたのだと思います。
でなければ、一緒に歩くのにどちらか片方のお父さんを選ぶわけにはいかないという気持ちにはならないはずですから。

その気持ちを思いやって、愛娘が難しい決断をしなくてもいいよう行動に出てくれたバックマンさん、本当に素敵だと思います。そしてその気持ちを受け止めて、その場で変に遠慮する事なく素直に一緒に歩いたセンドロスキーさんも、なんて素敵なお父さんなんでしょうか。

両親の離婚・再婚は子供にとって辛くないわけはなく、両方の間で常に均衡を探りながら育って行きます。その人生の節目ごとに親としてどれだけ子供にやってあげられるかというのも大事ですが、子供の気持ちとしてはどうしてあげるのが一番嬉しいのかを考えてあげることが一番なのだということを、この出来事は教えてくれたと思います。

2組の素晴らしいご両親を持つ花嫁を迎えた花婿も、きっと素敵な家庭を築いて行くことでしょうね。

そして最愛の娘を嫁に出した気持ちを慰めあうお父さん達

出典 https://www.facebook.com

なんだかこの後姿に目が潤みます。

この記事を書いたユーザー

Eko このユーザーの他の記事を見る

米シアトル在住、「地球の歩き方」特派員です。
http://tokuhain.arukikata.co.jp/seattle/
新記事をアップするとツイッターでつぶやきます。
https://twitter.com/EkoNay7789
たくさんのステキを共有できたらと思っています。気に入った記事がありましたらぜひ教えて下さい。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス