記事提供:東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

「なんかSEALDs感じ悪いよね」の理由を考える──中国や台湾の学生運動との比較から──

今回の安保法案反対デモが、なぜ「消極的反対層」「中間層」を取り込めず失敗したのかについて、非常に秀逸な論考がなされています。

批判的な言葉を使わず、中間層ばかりか与党の一部を取り込み、常に周囲からの「見え方」に気を配っていた台湾のヒマワリ学運からは日本の大衆社会運動も学ぶべき点が多いと思います。

しかし、これについて言及した為末大さんの炎上を見る限り、何やら暗い気分になってしまうのですが…。

為末大さんがSEALDsに対して感じている事を呟いたら斜め上に叩かれている件

「現場を見に来たのか!見てもいないくせに」「純粋な動機でやっていることを批判するな」という主張は、残念ながらその傲慢さゆえに中間層を遠ざけることになるでしょう。

ちなみに私は、デモの現場には二回ほどお邪魔しておりますが、残念ながら理性も感情も揺らぐことはありませんでした。

なお、以前にデモについて書いたこちらの記事について、

国会前デモは、そもそも『デモ』ではなかった?!「表現の自由」で、公道の占拠は許されるのか

「そんなことはない、きちっと許可を取っていた『はず』だ!」というようなご指摘が複数ありましたので、以下ご報告します。

関係機関に再度の確認をした結果、「抗議行動の主催者の一部が麹町署に申し入れにきたのは事実だが、それに対して受理や許可を出したということは一切ない」というのが、私が把握している限りの事実です。

デモ行進ではなく、国会前の公道を使わせろ!というのは無茶な要求ですので、お断り対応になるのは現在の法規制の中では致し方ないと言えます。

ご指摘をいただいた方々(デモ参加者・支援者)が主張する「許可」については、現在のところ充分なエビデンスに足るものが提示されていない状況ですし、抗議活動の主催団体からの直接の申し入れも、私のところには一切ありません。

明確な許可を得ていた書類や公文書などが存在すれば、前述の記事は即刻撤回し、謝罪と訂正をする次第ではありますが、現状については上記の通りとなりますので、宜しくお願いいたします。

※SEALDs奥田さんに対する殺害予告など、異論を封殺するような卑劣な行いには、断固反対いたします。

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