この日母親のシャネルさんと、3歳になる娘のケイトちゃんはフロリダからフィラデルフィア経由の飛行機に搭乗しなくてはなりませんでした。

しかし、僅か2時間半のフライトとはいえシャネルさんにとっても大きな不安とストレスが。
愛娘のケイトちゃんは自閉症。そして2時間半という短いフライトでも彼女に与えるトラウマは計り知れないのです。

”どうか隣に座る乗客が優しい人、もしくは我慢強い人でありますように”
シャネルさんは心からそう祈っていました。

そして機内で隣に座ったのは、書類鞄を手に持ったビジネスマン。
着席した後も鞄から書類を取り出し仕事をし始めました。

シャネルさんは、ケイトちゃんがその書類を汚してしまうのではないか、飲み物をぶちまけて重要な書類をパーにしちゃうんじゃないか、と気が気ではありません。

”Daddy!Play with me!"(パパ!私と遊んで!)

事もあろうかケイトちゃん、この男性を”Daddy"と呼び始終話しかけて止まらくなってしまいました。
男性は仕事途中だった書類の束を鞄の中に。
そして何と、ケイトちゃんと遊び始めたのです。

この男性、エリックさん。ニュージャージーに住む1児の父。
彼は自分のタブレットを取り出し、中にある飼い犬の写真を見せたり、ケイトちゃんが好きなヒーローの話をしたり、フライトの間中彼女を楽しませたのです。

エリックさんの行動に心の底から感謝の気持ちでいっぱいだったシャネルさん、
彼にあてた手紙を自身のブログに投稿しました。
そしてその記事はフェイスブックに投稿された後、1日で7万件の”LIKE"を得て、すぐにニュースに取り上げられたのです。

“Dear ‘Daddy’ in seat 16C Flight 1850 From Philly.”
(フィラデルフィア発1850便、座席C16番の親愛なる”パパ”へ)
と題されたこのブログ。

“You walked up and sat down with your briefcase and your important documents and I had a vision of Kate pouring her water all over your multi-million-dollar contracts, or house deeds, or whatever it was you held. You could have shifted uncomfortably in your seat. You could have ignored her. You could have given me that ‘smile’ that I despise because it means; ‘manage your child please.’ You did none of that,”

(あなたが書類鞄を持って私たちの隣に座って、あの重要そうな書類を見た時、私はケイトがその何億円かの契約書だったり、家の権利書だったり、何でもいいけどとにかく大切なものに彼女のお水をぶっかけちゃう事も想像できたの。あなたは座席の変更も出来たし、ケイトを無視することも出来たし、”子供の世話ちゃんとしろよ”って軽蔑した笑顔を私に向けることも出来た、けどあなたはその一つもしなかった。)

“Sometimes the simplest things are such a big deal,But it’s a big deal for him to treat her like a little person.”
(時に、ほんの小さな事が相手にとってとても大きな事だったりする、ケイトを一人の人間として扱ってくれた彼の行動は、とても大きな事だったわ)

出典 YouTube

ほんの僅かな優しさや思いやりが、相手にとって一生忘れられない思い出になることは多々あると思います。
一人一人があとほんの少しだけ周りの人に優しくなれたら、この世の中も大きく変わるでしょうね。

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