最近すっかり涼しくなり秋の気候に!秋といえば「読書の秋」ですよね!恋愛小説、自己啓発本、ビジネス本など色々な本がありますが、ちょっと普通の読書に飽きてしまった方、一風変わった本が読みたい方は「日本三大奇書」がおすすめ!

読んだら精神に異常を来たすとも言われているいわくつきの日本三大奇書!一風変わったその魅力をご紹介★

そもそも日本三大奇書って何?

三大奇書は、日本の推理小説・異端文学史上における3作品「ドグラ・マグラ」、「黒死館殺人事件」、「虚無への供物」のことを指します。

日本では奇抜な、幻惑的なというニュアンスの傾向が強く、「日本探偵小説界の三大奇書」「日本異端文学史上の三大偉業」「日本探偵小説の三大巨峰」「日本の本格探偵小説の三巨峰」「日本アンチミステリの三大巨篇」とも言われているよう。

それだけでなく、読むと精神に異常をきたすと言われている「奇書」として、いわくつきの文学としても有名なんです。その代わり、これを読み切って内容とその内容とその世界観を語ることができれば、サブカルの世界では特に一目置かれるようなので是非チェックしておきたいですよね!

夢野久作 ドグラ・マグラ

【あらすじ】
”ブーン”という時計の音で、主人公は目覚める。そこは精神病棟の隔離部屋で、主人公は記憶喪失状態だった。まもなく現れた博士が言うには、主人公は”精神異常を利用した犯罪”に巻き込まれたのだという。博士に見せられた資料を読むうちに、徐々に記憶を取り戻していく主人公。そこには衝撃の結末が待っていた…

夢野久作の代表作とされる小説で、構想・執筆に10年以上の歳月をかけて、1935年に刊行された。
夢野久作は作家デビューした年(1926年)に、精神病者に関する小説『狂人の解放治療』を書き始めた。後に『ドグラ・マグラ』と改題し、10年近くの間、徹底的に推敲を行った。夢野は1935年にこの作品を発表し、翌年に死去している。その常軌を逸した作風から一代の奇書と評価されており、「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」とも評される。

出典 http://news.mynavi.jp

実はマンガや映画にもなっている根強い人気がある「ドグラ・マグラ」。読んだら必ず精神に異常をきたすというキャッチコピーに惹かれる人は以外に多いよう。
私も怖いもの見たさで「ドグラ・マグラ」読んでみましたが、ミステリー小説が好きな渡しにとっては予想以上に面白かったです。ミステリー小説が好きな方は是非一度読んでみても良いかもしれません。しかし、複雑なストーリー構成、文体も一部かなり癖があり途中挫折したくなるほど独特な部分も多いですが、、、!
ちなみに「ドグラ・マグラ」は青空文庫で無料で読む事ができるので、おすすめです!

小栗虫太郎 黒死館殺人事件

【あらすじ】
いわくある「黒死館」で殺人事件が発生する。調査に向かう探偵 法水麟太郎、検事の支倉、調査局長の熊城の3人。ゴシック調の館で次々と起こる事件。法水はこの事件を解決できるのか!?

1934年、雑誌『新青年』に連載。日本探偵小説史上の「三大奇書」、三大アンチミステリーの一つである。
日本のオカルト小説の代表書で、あまりにも壮大な知識の集大成のため、推理小説の一大神殿と称される程。あらすじとしては、探偵法水麟太郎が、城館・黒死館で起こる奇怪な連続殺人事件に挑む、というものであるが、ゲーテの『ファウスト』と同じテーマを持ち、9割以上は、事件解決とは何ら関係しない神秘思想・占星術・異端神学・宗教学などの知識の集合体であり、そこが本作の難解な点である。

出典 http://zerogahou.cocolog-nifty.com

私は黒死館殺人事件はまだ読んでないのでこの秋挑戦したい小説の1つ。読者の感想を読んでいると「“超”厨二病 ~この本は厨二病を超えた文学である~」という感想がかなり興味深ったです。“超”厨二病な黒死館殺人事件、、気になります!
読者の感想は読みにくかった、読むのに時間がかかったという人も多数・・・色んな意味で精神に異常をきたしそうです。。

『黒死館殺人事件』がまだ読み終わらない…。というか推理よりも、本筋と全然関係ない黒魔術の解説の方が長い気がするんですが…。うみねこは、やっぱこれと『虚無への供物』へのオマージュなのかな。

出典 https://twitter.com

黒死館殺人事件読むのに1カ月もかかってたのか…次はもっと軽いものを選ぼう…

出典 https://twitter.com

中井英夫 (塔 晶夫) 虚無への供物

【あらすじ】
氷沼一族に付きまとう因縁の数々と、彼らを舞台にして起きる4つの密室事件。
様々な曰くで説を飾り立て、4者4様の推理合戦が始まる。

1964年に刊行された中井英夫の代表作。日本探偵小説史上の三大奇書と並び称される。推理小説でありながら推理小説であることを拒否する、アンチ・ミステリーの傑作とされる。
1954年に青函航路で起こった転覆事故「洞爺丸事故」をきっかけに構想された。氷沼家を舞台として繰り広げられる奇妙な殺人事件と、居合わせた主人公たちが推理合戦を交わすが、滅茶苦茶な論理合戦の末、事態は益々混迷していく。ノックス、ヴァン・ダイン、江戸川乱歩の実在の小説を引用して推理を繰り広げる様は、推理というよりも冗談小説と理解された事もある。

出典 http://blog.livedoor.jp

反推理小説(アンチミステリー)の代表作といっても過言ではない「虚無への供物」これも読んだことは無いのですが、気になります・・。読者の感想は「アリスのお茶に参加した感じ」という声も!
実は深津絵里主演でテレビドラマ化もされているようでしたが、残念ながらDVD化はされていないよう。これは本を読むしか無いですね!

マニア垂涎の本格ミステリでありながら、同時に "元祖アンチミステリ" かつ風変わりな幻想小説であり、また昭和30年代の貴重なドキュメントかと思うと、ある種の実験小説でもあるこの稀有な傑作を、これから読める人はなんと幸せでありましょーか。

出典 http://www1.odn.ne.jp

「虚無への供物」読みおわった…なるほどー。なんだこの感じ?ほどよい虚脱感っていうか、昭和20年代の東京に行って帰ってきた感じっていうか、アリスのお茶会に参加した感じっていうか(*^^*)おもしろすぎて、しばらく他の本が手につかないかもしれないー(^^;;

出典 https://twitter.com

ところで読んだら本当に精神に異常をきたすの?

「本当に精神に異常をきたすのか」という部分が気になって私も友達と一緒に『ドグラ・マグラ』を読んでみたいのですが、私も友達も精神に異常はきたさなかったと思います。
ですが、難解な文章や複雑なストーリー構成に頭を抱えたり、時には挫折しそうになったり、人気のいない場所に行くと殺人事件が起こりそうな気分になったり、、、多少気は滅入りましたが、根強い人気があるのも頷けるほど不思議な世界観、魅力があり、違う世界に迷い込んだような錯覚を覚えました!

日常に疲れたという人、普通の読書に飽きたという人、非現実気分を味わいたい!という人は一風変わった「日本三大奇書」で秋の夜長を有意義に過ごしてみては?

この記事を書いたユーザー

R このユーザーの他の記事を見る

美容やエンタメをメインに配信していきたいと思います♡

得意ジャンル
  • 話題
  • ライフハック
  • 美容、健康

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス