ロシアのある町で、姿が見えないのに犬の鳴き声が聞こえてきます。それは、予想だにできない場所に閉じ込められた犬の鳴き声だったのです。

犬の悲痛な鳴き声が聞こえるが、姿が見えず・・・

ロシアのヴォロネジという町で道路が陥没し、工事を行っていました。3週間後、工事は完成したのですが、どこからか犬の鳴き声が聞こえてきます。しかし、姿は全く見当たりません。

あり得ない場所に犬が閉じ込められていることが判明

道路が陥没した近くに住むヴァディム・ロスタムさんは犬の鳴き声がどこから聞こえてくるのか探してみました。すると、彼の家の玄関に続くコンクリートで固められたレンガの下から、鳴き声が聞こえてくることが分かったのです。

助けを求めるも、役に立たない市役所

犬は助けを求めるように吠え続けていましたし、これは尋常なことではありません。ヴァディムさんはすぐに犬を救うべく、市の住宅局に連絡したのですが、なんと「何もできない」という非情な回答でした。

素手でレンガを掘り起こして犬を救う

しかし、ヴァディムさんはあきらめず、自らレンガを掘り起こすことにします。ヴァディムさんは助けを求める犬のために、レンガを取り除き、素手で土を掘り続けました。

すると、地面の下から犬の顔が! そして、ついに道路の下に閉じ込めらえていた犬を救出することに成功。犬は妊娠しており、2日間も飲まず食わずでしたが命に別状はなく、大喜びで盛んにしっぽを振ったそうです。

見捨てられれば暗闇で餓死するほかなかった母犬

犬は妊娠しており、工事中の穴に潜り込んでしまったようです。そして、犬がいることを知らずに工事は進められ、道路の下という前代未聞の場所に閉じ込められてしまったのです。

行政機関は冷たく、このままでは餓死することが分かりきっているのに助けようとはしませんでした。日本の行政機関もこのような反応をしそうで怖いです。

救助された後、犬は保護施設に運ばれ元気にしており、里親を探すとのことです。ヴァディムさんの行動がなければ、犬は暗闇で餓死するほかなかったでしょう。犬を救いたい一心で素手で地面を掘り、命を救ったヴァディムさん。彼によって助けられた命が幸せになることを祈ります。

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