東京から車で1時間半。
栃木県佐野市はラーメンの街として有名です。
佐野市は佐野厄除け大師や近年では、佐野プレミアム・アウトレットなどもあり、ラーメンを食べがてら1日楽しめる街です。
そんな佐野ラーメンの名店を5軒選んでご紹介します。

佐野ラーメンらしいさっぱりしたラーメン おぐら屋

佐野ラーメンの中でも特に行列ができる店として有名な、おぐら屋。
佐野の市街地から離れた、出流原弁天池湧水の近くにあります。
湧き水が出るほどの環境の中に、70台ほどの大型駐車場を持つ巨大ラーメン店が出現します。
週末は70台の駐車場もほぼ満車になることが多く、1時間待ちはザラです。
数十人待ちということもありますが、店内も都心などでは考えられないくらい広いので回転も思ったほど遅くはありません。(とは言っても2時間程度待つこともあります。)

おすすめはラーメンと餃子。
佐野ラーメンの特徴とも言えますが、醤油味のラーメンなのに塩ラーメンのように透明度が高いもの。鶏ガラ中心の動物系の出汁がじんわりと効いています。
麺は自家製麺で佐野ラーメンらしくのどごしの良い中太の平打ち麺。湧水を使っているそうです。
餃子も人気で、一つ一つが大きくニンニクが効いたパンチのある一品です。
ラーメンではなく、チャーシュー麺を頼む人も多く、こちらも丼を覆い尽くさんばかりのチャーシューのボリュームに驚きます。しかもこれで700円台。
コストパフォーマンスの高さも人気の秘密かもしれません。

おぐら屋のラーメン

透明度の高いスープに平打ち麺が泳ぐ姿が美しいです。

おぐら屋の餃子

宇都宮餃子で有名な宇都宮も同じ栃木県。
こんがり焼けた餃子は野菜もたっぷりでヘルシーです。

おぐら屋
栃木現佐野市出流原993-1
TEL 0283-25-1128
駐車場 敷地内に約70台・大型車にも対応可能
営業時間 11:00~19:00 ただし売り切れ次第閉店
月曜定休

佐野の老舗ラーメン店 森田屋 総本店

森田屋は、佐野ラーメンの中でも創業50年以上を誇る老舗のラーメン店です。
こちらも佐野ラーメンの超人気店で平日でも500人を超える客が、森田屋のラーメンを求めてやってくるそうです。
場所は比較的佐野の中心部にあり、JR佐野駅からも徒歩10分程度の好立地です。
駐車場も38台完備されており、公共交通機関でもマイカーでも行きやすい店舗です。
歴史を感じる店内は座敷とテーブルがあり、昔ながらの佐野ラーメンの手法である青竹を使った麺打ちを見ることができます。
メニューは中華そば、チャーシュー麺とそれらの大盛り(あとは飲み物)しかありません。おすすめはチャーシュー麺。
スープは豚骨・鶏ガラを使った佐野ラーメン特有のあっさりした醤油スープ。
たっぷり入ったバラ肉のチャーシューがスープにもコクを加えてくれます。
麺は他の佐野ラーメン店に比べると若干太めでストレート系。手打ち麺らしい食感を楽しむことができます。
歴史を感じつつ古さを感じさせない佐野ラーメンの逸品です。

森田屋総本店のチャーシュー麺

やや濃い色の醤油スープはあっさり。
自慢の青竹で打った手打ち麺が泳ぎます。チャーシューも美味。

森田屋 総本店
栃木県佐野市堀米町70
TEL 0283-22-2318
JR佐野駅徒歩10分
無料駐車場38台完備
営業時間 11:00~14:00/15:00~19:00
日曜定休

元プロ野球選手の実家 万里

こちら万里は西武ライオンズ・読売ジャイアンツなどで外野手として活躍した小関竜也選手の実家です。國學院栃木高校からドラフト2位で西武ライオンズ入りし新人王・ベストナイン・ゴールデングラブ賞を獲得している名選手だった小関選手の写真も飾ってあります。
佐野プレミアウトレットに近い街道沿いにあるため週末は他県ナンバーの車で賑わいます。交通量の多い通り沿いに駐車場があるのでやや駐車しにくいのは難点かもしれません。

万里は他の佐野ラーメン店に比べるとメニューが多めです。
普通のラーメンやチャーシュー麺の他に梅ラーメンやにんにくラーメンやカレーラーメンなんかもあります。
変化球ラーメンがメニューにありますが、麺は佐野ラーメンの王道を行く青竹手打ち麺。
手打ちの特徴とも言える不揃いなラーメンは部分的に茹だり過ぎて溶け出したりしていますがそれもご愛嬌。
スープは豚骨・鶏ガラを煮込んだ醤油ベースが基本で、化学調味料がしっかり効いているのも万里の特徴ですが、万里ファンから言わせると「化学調味料をうまく使っている」と言えるそうで、これは「ラーメン二郎」に通じるものがあるのかもしれませんね(笑)

万里の手打ちラーメン

出典 http://ameblo.jp

佐野ラーメンの王道のスタイル。
豚骨・鶏ガラを4時間煮込んだというスープは癖がなく飲みやすいものです。

万里
栃木県佐野市高萩町437-7
TEL 0283-23-3891
JR佐野駅徒歩約30分
無料駐車場約30台完備
営業時間11:00~18:30
水曜定休

佐野青竹手打ちラーメン 大和

老舗店舗が多い佐野ラーメンの中でも新しい2013年11月オープンの店。
新しい店舗ですが、佐野青竹手打ちラーメンと謳っています。
若い店主ですが、調理や接客にラーメンに対する熱い思いが伝わってきます。
大和はその名の通り、青竹で打った太めの平打ち麺が特徴。
不揃いなところがまた手打ち麺の面白さ。いろいろな食感が楽しめます。
スープは佐野ラーメンらしく豚骨・鶏ガラからとった出汁に創業天明七年にほんいち醤油をつかった返しを合わせます。
この醤油はわざわざ群馬県から取り寄せているそうです。
分厚く来られたチャーシューも国産の豚バラ肉が使われていて柔らかくて美味しい。
そしてこの店もう一つの自慢は餃子。
佐野ラーメンの店は餃子が美味しいところも多いのですが、ここは皮から手作り。麺打ち場で餃子の皮を打っているところが見られます。
おぐら屋などに比べるとやや小ぶりでもちっとしたもの。上品な味です。
歴史の長い佐野のラーメン界に表れた新星にこれからも期待ですね。

佐野青竹手打ちラーメン 大和のラーメン

出典 http://ameblo.jp

創業間もないにも関わらずすでに行列が出来る人気店に。
老舗が多い佐野の伝統を受け継ぎながら新しい時代を築く店になって欲しいですね。

佐野青竹手打ちラーメン 大和
栃木県佐野市北茂呂町1-5
TEL 0283-55-4584
東武線佐野市駅徒歩約20分
無料駐車場店舗前に3台分
営業時間 11:00~14:00/17:00~20:00(土日祝日は通し営業)
月曜定休 ただし月曜が祝日の場合は翌火曜定休

麺家 ゐをり IORI

こちら、ゐおりも比較的新しい店で2008年オープン。
純粋な佐野ラーメンというよりも佐野ラーメンのニューウエーブ系でしょうか。
伝統的な佐野ラーメンにとどまらず、様々な創作ラーメンや季節限定ラーメンも生み出しています。
店主は、佐野ラーメンの老舗店で行列店だった「とかの」で修行されたそうで、老舗の味の良さを残しつつ新しいラーメンを生み出されています。
基本のラーメンは佐野ラーメンらしい動物系の出汁に加えて魚介が加わったもの。さらに揚げ玉ねぎがコクとアクセントに加えられています。
麺は佐野ラーメンの伝統を受け継ぐ青竹手打ち麺。
加水率の高い不揃いな麺が様々な食感を楽しませてくれます。
醤油ラーメン以外にも塩・味噌もあり、期間限定で担々麺や冷やしラーメンもあります。
そして、そのどれもが高レベル。
餃子やデザートももちろん手作りでこちらも評判。
とくに、餃子は普通の餃子だけでなくさっぱりしたシソ餃子も美味しい。
伝統と現代らしさが調和したゐおりの今後のさらなる進化が楽しみです。

ゐおりのラーメン味玉入

麺やスープはもちろんですが、チャーシュー・味玉・穂先メンマとすべてが美味しいです。

味噌チャーシューメン 味玉入

もやしがマッチした濃厚な味噌ラーメン。冬にはぴったりな逸品です。

【おまけ】とかの

惜しまれつつ閉店してしまった「とかの」を最後にご紹介。
佐野の青竹手打ち麺発祥の店は宝来軒だと言われていますが、このとかのは30年間佐野の人気店として走り続けた店。
佐野の旧街道沿いを走っていると突如目にする大行列には驚かされたものです。
店主が高齢になり体力的に厳しいという理由で2014年12月28日にその幕をおろした「とかの」。
その味と伝統は、多くの弟子たちに受けつかがれています。

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静岡県浜松市出身。
2児の父親。某J2チームとウイスキーとラーメンをこよなく愛するアラフォーおやじ。

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