記事提供:カラパイア

果物や野菜サラダなどを食べると数分もすると唇や舌がヒリヒリし始める。一応気にはなるが、この感覚はすぐに収まるので忘れてしまう。

こうしたことに身に覚えがあるのなら、あなたは口腔アレルギー症候群(OAS)なのかもしれない。

口腔アレルギー症候群の持ち主は、生野菜や果物を食べると唇や口の中や喉にかゆみやヒリヒリ感を感じる。ピーナッツなどの食品アレルギーや蜂刺されのアレルギーとは違って、通常はそれほど心配することはない。

口腔アレルギー症候群は果物や野菜に含まれる花粉状のタンパク質によって起きる。

例えば花粉症の人は、花粉の季節になると空気中に漂う花粉によってくしゃみや鼻水、あるいは目の充血といった症状が現れるが、口腔アレルギー症候群の場合は、唇や口、喉に痒みやひりひり感が現れるのだ。

花粉や花粉状タンパク質が体内に蓄積されることで起きるため、子供より大人の方に一般的だ。ただし心配することはない。このアレルギー反応はごく軽いもので、数分から1時間程度しか続かない。

タンパク質が胃に入れば、消化液によって分解されてしまうからだ。(※注:ここで言うアレルギーは軽度な口腔アレルギー症候群(OAS)のことであり、喘息や発作を伴う植物系アレルギーのことではない)

アレルギー持ちの人のほとんどが1、2種類の花粉症を持っているが、花粉症を持つ人は特定の食べ物の口腔アレルギー症候群を持っている場合がおおい。植物の花粉が果物や野菜のタンパク質に類似しているからだ。

花粉と食べ物の関係について、ワシントン・ポスト紙が作成したインフォグラフィックで確かめてみよう。

海外ではスギが少ないため、日本で最も多いスギ花粉が上の表に入ってないのが残念だが、パルモはアレルギー検査の結果、スギがクラス3、ヒノキとブタクサがクラス2の弱いレベルのアレルギーがある。

そういわれてみればメロンとかパイナップルを食べると口の中がイガイガするよな?と思ったけどあれはちがうようだ。

メロンやパイナップルなどの一部のトロピカル・フルーツにはタンパク質分解酵素が含まれており、舌の表面のぬるぬるした唾液に含まれるタンパク質を分解してしまうため、舌がむき出しに近い状態となりヒリヒリするのだそうだ。

ただしタンパク質分解酵素は加熱するとなくなる。なのでパイナップルの缶詰にすらヒリヒリするようなら、そん時こそは口腔アレルギー症候群と言えるだろう。でもってあたし、パイナップルの缶詰にもヒリヒリするんだけど、やっぱりそれかもしれない。

出典:mentalfloss

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