世界では3人に1人がトイレのない生活を送っている

日本に住んでいると、日々のトイレに困ることは稀なことではないでしょうか。自宅にトイレがあるのは当たり前だし、出先でトイレに困ることもそんなにありません。例えば、多くのコンビニではトイレを貸してくれるし、ほとんどの公衆トイレも無料で使用することができます。

そんな社会に住んでいると、トイレがない生活を想像することは難しくなります。けれども世界を見渡してみると、なんと現在でも3人に1人がトイレを使えない生活をしているのです。

「4つのF」と感染症で失われる幼い命

トイレがないと、野外やバケツやビニール袋に用を足すようになります。そうすると、排泄物の中にいる様々な病気を引き起こす細菌たちと人々が接触する機会が飛躍的に増えてしまう。

その細菌たちは「4つのF」を媒介にして体内に侵入してくると言われています。それは、「Finger」(指)、「Fluid」(河や水回り)、「Field」(床や地面)、「Fly」(ハエなど)の4つだ。つまり、これらの媒介に排泄物を露出することは、衛生的にとても良くないことなのです。

特に子どもは抵抗力が弱いので、この問題は深刻だ。世界では下痢が原因で、1日に1400人もの幼い命が失われていると言われています。

世界中のあまねく場所にトイレを

この問題に対処するため、2001年11月19日に「世界トイレ機関」(WTO: World Toilet Organization)と国際会議「世界トイレサミット」(World Toilet Summit)が創設されました。また、その日を記念して「世界トイレの日」(World Toilet Day)を作りました。

その後、毎年11月19日にはトイレ問題を考えるイベントや取り組みが世界各地で開催。2013年にはその広がりを受けて、国連もまた、毎年11月19日を「世界トイレの日」を正式に制定しています。

193の国連加盟国と23の国際機関が合意している「ミレニアム開発目標」では、2015年までにはトイレの普及を75%にするように設定。またこの目標では、2025年までにトイレのない環境を根絶することになっています。

出典 YouTube

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