暴力はダメだと家族で確認

我が家では「絶対に暴力はだめ」という決まりを設けています。喧嘩の延長で手が出たり足が出たりすれば、とにかくどんな理由があろうとも手や足を出した方を叱ります。「自分が使っていたおもちゃを突然取られて、それがすごく嫌で叩いた」という場合であってもまず叩いたそのことを叱ります。

どんなに嫌だと思っても、相手の方が悪かったとしても、それが叩いてもいい理由になることは絶対にないからです。

叩くという行為が「悪い」

叩いたことを叱り、謝るように促したあとで「おもちゃを急に取られて嫌だったよね」と話して「だからといって叩いたらあなたが悪くなってしまう。叩かないでお口で「やめて」って言って。それでもやめてくれなかったらママに言いにきてね」と話します。おもちゃを急に取った相手にも「叩かれて痛かったね、叩かれるのはだめだよね、でもおもちゃを急に取られたら相手は嫌な気持ちになるよ、ちゃんと貸してって言おうね」と話して謝らせます。

「うちには叩かれてもいい人はいない。だから叩くのもだめ」「みんなが大事で大好きだから」これが基本のルールです。叱るときも叩いた子が悪い子という叱り方はしません。叩くという行為が悪いという点だけを厳しく叱ります。

ある家庭の場合…

少し前に旦那さんのお友達家族のお宅にお邪魔したときのこと。そのお宅には長男と同い年の当時3歳の男の子と生まれたばかりの赤ちゃんがいました。その日が初対面の子どもたち。仲良く遊べるといいなぁと思っていたのですが、そのお友達はとっても乱暴だったんです。(汗)おもちゃは貸してもらえない、持ってきたおもちゃは奪われる、叩く、物を投げる、挙げ句の果てには当時1歳だった娘をソファーから突き飛ばす。。

他人の子とはいえ、旦那さんのお友達の子とはいえ、さすがに酷くて「危ないしケガしちゃうからやめてね!」と叱ってしまいました。(それまでは「貸して」と言っている息子におもちゃを貸してくれなくても「◯◯くんのおもちゃだもんね」と言って息子に我慢させてましたが。。)

そしてその子、パパとママが見ていない時に赤ちゃんのお腹をグーで押してたんですよね。慌てて止めましたが、きっとこの子の中で色々なストレスがあるんだろうなぁと感じました。その子の母親は「赤ちゃんに何をするかわからないから目が離せない」とため息をついていて、父親は「言ってわからないから手をあげて叱る」と言っていました。

暴力を止めるのは暴力ではない

こんな方法ではこの子は暴力を体で覚えていくだけですよね。力で力を抑えることは難しいと思います。力を抑えるには愛を注ぐこと優しくされる喜びを教えること。そして暴力に関しては徹底的にダメだと言い聞かせる。その時に手をあげることは絶対にしてはいけないと思います。自分を叩く人に「人を叩いてはいけない」と言われて納得できますか?できませんよね?そこには矛盾が生まれて信用がなくなります。

今は力で抑えることができても子どもは成長し、私たち親は老います。いつかその力は通用しなくなるでしょう。

発散場所を作る

でも、親も人間。カーッとなって怒鳴り散らすこと、八つ当たり、手が出てしまうこと、たくさんあると思います。ガッカリすること、自信をなくすこと、泣きわめきたくなることも日常茶飯事です。そんな時、私はトイレにこもります。深呼吸して泣くこともあります。だから思ったんです。

子どもにもストレスや怒りを発散する方法や、我慢したりする空間を教えてあげるべきかもしれないと。子どもがどうしても怒りがおさまらずにパニックになりかけているときは「ママとあっちのお部屋で落ち着いてみよう」と連れて行ったり「このクッションなら思いっきり叩いてもいいよ」とおもちゃの剣を渡したり「この新聞紙をビリビリグシャグシャしてもいいよ」と渡したり。

「暴力はだめ」だけどそれに代わる「これならやってもいい」を同時に与えることで子どもの気持ちも少し落ち着くような気がします。

この記事を書いたユーザー

ひぃ このユーザーの他の記事を見る

5歳(男)、4歳(女)、1歳(男)の3人の子ども達の育児に奮闘中の主婦です!
母になって、日々思うこと、感じることを書き綴っていけたらいいなぁと思っています♡

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス