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移動中に音楽を楽しむ人にとって、イヤホンは手放せないアイテムのひとつ。それがもし耳の不調を引き起こしていたとしたら…。しかもその不調が、イヤホンによるカビが原因だとしたら驚愕ですよね。今回はその実態に迫ります。

耳にカビが生える!?これってどういうこと?

この場合の耳というのは外耳道を意味します。耳は外側から、耳たぶ(耳介)、耳の穴から奥(外耳道)、鼓膜から奥(中耳)、その奥の音を察知する部分(内耳)から成っています。

この外耳道というのは分かりやすく言うと、耳掃除をするときに届く範囲と思って下さい。ここにカビが生えるということですが、この場合のカビはカンジダと呼ばれるカビの種類で、耳だけでなく皮膚、特に爪に生えることがあり、この場合は水虫の一種として考えられています。

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体のカビ、発生メカニズム

通常、体にはカビが生えません。カビの卵(胞子)が付着することはありますが、摩擦や洗浄によってすぐに剥がれてしまい、そこで増殖することはないのです。

しかし、爪の中や外耳道など、外部からの刺激が入りにくいところで、かつ高温多湿の場所ではカビが増殖することがあるのです。

イヤホンで耳にカビが生えるのはなぜ?

通常、外耳道は大気との接触がありますので、それほど湿度が高くないためここにカビが生えることはないとされています。

しかし、長時間にわたってイヤホン(特に、耳にしっかり入れて音をもれなくするため、スポンジがついたようなもの)を入れていると、湿度が高くなりカビにとっては好都合の環境となってしまうのです。これが、“イヤホンによる耳のカビ”の大きな原因です。

耳にカビが生えるとどのような症状が出るの?

基本的には無症状です。しかし、カビの量が増えてくる、外耳道の皮膚に刺激を与え、かゆみ、痛みが出現します。さらに増殖すると、耳をふさいで難聴の原因になることもあります。

治療には、どうすればよい?

治療法としては環境の改善、すなわちイヤホンを使わないことが一番です。これは予防法といった観点からももっとも重要なことでしょう。さらには耳鼻科を受診し、点耳薬といって耳に直接入れるタイプのカビ除去剤を使うことで治療ができるとされています。

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【医師からのアドバイス】

イヤホンを使うだけで、耳にカビが生えるという、通常では考えにくい、症状が発生します。音楽が大好きという方は、イヤホンの長時間利用には、要注意。またイヤホンの種類にも、意識したほうがいいかもしれません。

(監修:Doctors Me医師)

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