当時12歳の誕生日を迎えたばかりだったマーティンくん。
ある日学校から帰ってきた彼は、自分の身体の異変に気づきます。

のどの痛み、何度も繰り返し眠りに落ちてしまう、そして上手く話すことが出来ない。
彼は急いで病院へ運ばれ、この原因不明な症状の治療が開始。
しかし彼の容体は急激に悪化、四肢の麻痺、意思疎通も出来なくなりすぐにこん睡状態へと陥ったのです。

呼びかけに対しての反応も無くなり、医師からは”意識が全くない状態”と宣告されたマーティンくん。
しかし、その判断は大きな間違いだったのです。

こん睡状態に陥ってから約2年後、彼が15歳の時。
彼の意識は既に目覚めていました。
周りの人の話す声もはっきりと聞こえ、周りの景色も見え、感じることが出来ていたのです。
しかし、感じて、見えて、聞こえているのに自分の身体をコントロールすることが出来ない、”身体という箱の中に閉じ込められた”状態だったと彼は語ります。

そんなマーティンくんの心が引き裂かれた母の一言。

もう何年も意識の無い(と思われていた)息子。
話すことも出来ない、回復のめどはない。

看病に疲れ、希望を失っていた母親は彼にこう言ってしまったのです。
”I hope you die..."(死んでくれたらいいのに)

出典 https://www.youtube.com

その時の事を母親は、
”私には、彼がまさか聞こえているなんて思いもしなかった。私は何てことを言ってしまったんだろう、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなの”
と、ニュースのインタビューに答え、涙を堪えることが出来ませんでした。

マーティンくんは、その時の事をこう語りました。

”母親の言葉を聞いて本当に悲しかった。でも彼女がなぜそんな事を言ったのか、僕にはわかったから。
母はいつも(私はあまりいい母親じゃないから)って言ってたんだ、
僕は(何言ってんだよ!すごく良くやってるよ、凄くいい母親だよ)って言ってあげたかったけど、話す事が出来なかったんだ”

そして驚愕の事実が明るみに。。。。

12年ぶりにやっと、自分の身体を徐々にコントロール出来始めたマーティンくん。
そこで驚愕の事実が明るみに。

生活の殆どを介護施設で過ごしていた彼、その中で行われていたのは職員からの虐待身体的なものから精神的なもの(言葉の暴力)そして信じられないことに性的虐待まで・・・

彼の意識が無いと思い込んでいた周りの人間が、彼を物として扱ったことが明らかになったのです。

この事実がマーティンくんから伝えられた後、施設に調査が入り証人も現れ、実際にこん睡状態だったマーティンくんの記憶の証言が正しかったことがわかったのです。

現在の彼はどんな生活を送っているのでしょうか。

意識が回復したマーティン青年、
その後辛いリハビリにも耐え、なんと大学も卒業。

まだ話す事は出来ず車いす生活ですが、生涯の伴侶とも出会い5年前に結婚。
話すことが出来ない代わりにコンピューターの音声機能を通じコミュニケーションを取って、仲睦まじく生活しています。

マーティン青年は世の中の人たちにこうメッセージを伝えています。
“Treat everyone with kindness, dignity, compassion and respect–irrespective of whether you think they understand or not,”

“Never underestimate the power of the mind, the importance of love and faith,and never stop dreaming.”

"相手が理解するしないにかかわらず、思いやりと尊厳を持ってみんなに親切にしてほしい。そして”心の持つ力”を過小評価しないでほしい。愛情、信じることの重要性。
そして何より夢を諦めちゃいけない”

出典 YouTube

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