うのたろうです。
会話の大半はおちゃらけと冗談です。

口からでるのはでまかせ混じりの軽口でコミュ力高いと思われがちの人ですが、じっさいシャイで恥ずかしがり屋。

おまけに暗くて内向的で14歳になるまでは別居している父親ともろくに口をきいたこともありませんでした。

で。
ひさしぶりにそんな父から呼びだしをくらったかと思えば、開口一番わけのわからないロボットに乗れっていわれたりして、なんか、もう……

逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。

……というわけで、滑りました。

「って、それ、エヴァやーん」

はい、さらに傷口ひらきました。
いちおうトウジの声マネでやったつもりなんですが……

こほん。
収拾ついておりません。
これ、どうしよう?

というわけで。
本日、こんなふうに「滑ったときの対処法」のお話しです。

そりゃあ、ぼくだって滑ることはありますよ。
これだけ毎日24時間365日、冗談と軽口ばかり叩いているんですから、会話の8割は滑っています。

しかし、それでめげちゃいかんのです。
滑りをもなんとか笑いに……できないにしても、せめて体裁をととのえて恥ずかしくないようにしなきゃ、その場の空気がヘンテコな感じになっちゃいますものね。

そこまで考えるのが真のコミュ力マン(?)です。
滑るのはかまわない。だが、その滑ったことさえも笑いにできるような、そんな便利な裏技を見ていきましょう……

滑ったときの会話テクニックの基本

滑ったときの恥ずかしさ&気まずさ解消法には大きくわけて2種類があります。


◎.自力で解消する方法
◎.ツッコミを誘発する方法


このどちらを選ぶかで、滑ったあとの第一声が変わってきます。それではそれぞれ見ていきましょう。

自力と他力、それぞれ5つずつ紹介いたします……

自力で解消する方法

①叫ぶ=勢い

まずは滑ったことを全面的に受けいれているということを身体全体であらわしましょう。

「まじかあああっ」や「すべったあああっ」なんて感じで。

一度目はこれでのりきれます。
ただし、二度目以降もこの解消法をおこなうと「滑ったうえにウザいやつ」というレッテルを貼られてしまうので注意が必要です。

②話の置換

「滑ったので、この話しはやめて違う話しにしていいですか?」

こんな感じで話を無理やり断ち切ろうとするのも有効な方法です。
たとえば旅行の予定を組んでいるさいちゅうなど切れない話のときにおこなうと有効です。

浅草にいく時間について話しているなかで「浅草は、朝、くさいんで昼すぎからいきましょう」なんていってもたいていはスルーされます。そして、こういったネタはヘタすれば「なんで?」といわれ、最悪「へえ、そうなんだ」と真に受けられちゃいます。

そんなとき、つかってください。

「滑ったので、この話しはやめて違う話にしていいですか?」

だいじな話しのさいちゅうなので「だめに決まってんじゃん」という感じの笑いがうまれます。

③日常の再開

滑ったにもかかわらず、そのことにまったくふれないパターンです。
つまり、犬の話をしているときに「犬が居ぬっ!」と叫んで場を凍らせたあと「犬といえば、最近、近所にペットショップができて、そこにめっちゃかわいい仔犬がいて……」なんて感じで日常会話を再開させるという方法です。

これはテンポとテンションのメリハリがだいじになってくる技ですので、高等技術といえます。コツは滑ったあとの会話のテンションは、おもいっきりふつう(ちょっと低め)にキープすることがだいじです。

会話に抑揚をつけずに淡々と日常会話を続けることで、滑ったギャグからの流れがおもしろくなり、一度滑ったギャグの救済にもなります。

④謝罪

これは事前準備が必要な解消法です。
まずポケットに飴やガムをしのばせておいてください。できれば、ちょっと大ぶりなものを。そして会話のさいちゅうギャグをいって滑った場合に「あっ、滑っちゃいましたね。ごめんなさい」そういってポケットからその飴やガムをひとつ、相手にあげてください
この一連の流れが滑ったギャグを笑いに変えてくれます。

これはリスクやミンティアなどをあげるという行為でも成立する解消法です。ただし、その場合は注意が必要です。
フリスクやミンティアは日常にありすぎるものなのえ、あまりにもわたし方がナチュラルすぎると「いや、べつにいらない」みたいに断られてしまって、よけいヘンテコな空気になってしまいます。

⑤過剰な反省

滑ったら反省してください。それも過剰に。オーバーに。

「すみません。死にます。最悪、死にます。息とめて死にます」

これはネットで発見したフレーズですが、こういった過剰さは滑りの解消にとても有効です。冗談だとわかるフレーズでの過剰さというのがポイントです。

「あの隕石に頭ぶつけて死にます」でもOKです。そのときは、なにもない頭上を指さしてください。きっとつられて相手もみます。そうしたらすかさずハイテンションでこういってください。

「バカが見るー、豚のケツー」

まあ、たいてい怒られます。へたすりゃ殴られます。ですが、動きと勢いをつけてこれをやればギャグが滑ったことは帳消しになります。

ちなみに、相手が異性の場合は「次、滑ったら、キスで口ふさいでいいですから」というのも有効です。ただしこういった系統のネタは日ごろの自分のキャラ設定にも影響してきますので慎重におこなってください。

ツッコミを誘発する方法

①悔しがる

滑ったあと、露骨に残念な雰囲気をだしてください。「まじかよー。すげーおもしろいこといったのにー」こんなセリフをオーバー気味な声でいうのもアリです。

「いや、それ、おもしろくねーから」

そんなふうにツッコミをいれてもらえる可能性があります。というより、つっこまれるまでいい続けましょう。簡単なうえ、かなり有効な解消方法です。

②ナンセンス

滑ったあと、「あぶねえ、あやうく滑るところだった」なんてすっとぼけたセリフをいってツッコミを誘発する方法です。

「いや、滑ったからね。はっきりと今、おれらの目のまえで滑ったからね」

そんなツッコミがはいれば、その場の空気もなごみます。やはりこれもオーバーなアクションつきでおこなうのが吉。

③極端なウソ

滑ったときは、勢いよくこのフレーズをつかってください。

「人生で初めて滑ったあっ」

一瞬でバレる極端なウソというやつです。「おまえ、いつもじゃん」なんてツッコミを誘発することができるはずです。

また、ツッコミがなくてもそのまま笑いになることもあるので比較的、ハードルの低い他力本願な解消法といえます。

④解説

滑ったときは、もうあきらめて状況説明をしてしまいましょう。

冒頭のぼくの滑った話の例の場合は「これはエヴァの第一話のネタで、主人公の碇シンジが……」と続ければ「うっさいわっ」となるはずです。そのツッコミを待つのです。

かなり他力本願な解消方法なうえ、これをスルーされてしまったらかなりイタイですので注意が必要です。

ですので、オススメはヤッターマン口調の解説です。

「説明しよう……」からオーバーに始まる感じといえばわかりやすいでしょうか?

⑤かぶせ

滑ったあと、気をとりなおしてもう一度ボケるという技です。
このときはオーバーに「では、とっておきのトークをお披露目しよう」などと高らかに宣言してください。そうすると「もーいーわっ」というよなツッコミがくるはずです。

これもその場に優秀なツッコミの人材がいることが絶対条件になるチョー他力本願な解消法です。

以上が、オススメの滑ったときの10の対処法です。

世間では「謝罪」「ひとり笑い」「いいわけ」などオススメとされる滑ったギャグの解消法はほかにもありますが、個人的にはあまり支持しません。

滑ったギャグに対し、低いテンションで「ごめん」といったり、自分の寒いギャグに自分でわらったり、「いや、ちょっと」なんていいわけをするというのは悪手です。

ヘンテコな空気を笑いに変換するためには「過剰さ」が必要なのです。
声にしろアクションにしろ言葉にしろ、ウソくさいレベルにまでオーバーにすることによって笑いがうまれます。

基本、ギャグは滑るものです。
ぼくの感覚だと、3日に一度くらいは滑ります。

ですので、こういった滑ったときの対処法パターンをいくつか自分のなかで用意しておけば、そういった場面に対応できます。

大丈夫です。
滑っても。怖くないです。

その場の空気をなごませるために、勇気をだしてこの技をつかってください。

逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。

以上。
エヴァの話……じゃなくて、滑ったときの対処法のテクニックのお話しでした。

これできみも、コミュ力マスターだね☆

ウザい人・うのたろうでした。

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