子育ては、親育て。という言葉があるように、子育てという経験は、人としての成長を促すものと言えるでしょう。何と言っても、自分の子供ほど「思い通りにならないワガママ放題な相手」はいませんから。

そんな我が子に対して、忍耐がブチ切れると、否定的な言葉を使ってしまうパパやママは多いのでは?でも、よく考えてみてください。その言葉、いくらワガママだからと言って、言われて嬉しい言葉ですか?

言葉は選んで使おう!

言葉というのは、日常的にいつも使っているものです。ですから、心を許している相手であればあるほど、気に留めることなく、嫌な言葉を使っている場合があります。

けれど、その言葉を受け取った側は、発せられた言葉に傷つくことだってあるのです。そういう経験、あなたにもありませんか?

否定されると、子供はネガティブ思考を持つ

不登校のお子さんたちと接して行く中で、お子さんたちの自信のなさの影に、パパやママから認めてもらえない。という背景が浮かんでくることがあります。

そういうお子さんたちは決まってこう言います。「どうせ、ボクなんて・・・」「私なんか・・・」

「なんて」と「なんか」というお子さんは多いです。

私自身も含めて、ママたちからしてみると、悪気なく何気に言ってしまっている言葉だったりするのですが、お子さんの心を傷つけている言葉を発しているパパやママは多いのです。

ネガ言葉をポジ言葉に変換しよう!

言葉というのは、使い方次第で人の心や成長を左右するものです。1人の人間を育てて自立させなければならないパパやママにとって、言葉の使い方というのは、とても重要だと考えます。それに、親としても、お子さんをネガにするより、ポジにした方が絶対気持ち良く過ごせるハズ!

そこで、ネガ言葉をポジ言葉に変換して使ってみましょう!

<例>

「どうしてそんなに遅いの?」「ノロマね」「時間がかかり過ぎ!」
「じっくり考えてるんだねぇ」

「早くして!いつまで待たせるの?」 → 「10分待つね。それまでに準備してね」

「なんでこんなことしたの!」 → 「こういうことした理由を教えてくれる?」

「ダメでしょ!」 → 「これは危ないから、こっちにしよう!」

「静かにして!」 → 「今のは声の段階10くらいだから、2くらいにしてくれる

ほんの一部をご紹介していますが、ネガ言葉には何気に「否定」が多く含まれています。それに対し、ポジ言葉(赤字)には「待つ」という意味と「受け入れる」という姿勢が含まれています。

お子さんが言って欲しい言葉としてどちらがいいのかは、すぐにお分かりいただけるかと思います。


「認める」「待つ」「褒める」を目指そう!

不登校のお子さんを持つママさんの実話です。

お子さんが急に学校へ行かなくなりました。理由は「なんとなく」
小さい頃からあまり集団の中で生活することが好きではなかったため、集団生活に疲れたのだろうと思われました。お子さんは家に引きこもり、一日中ゲームばかりして過ごしていたようです。

ついつい責めてしまいそうな現状ですが、そのお子さんのママは違いました。

仕事から帰宅すると、お子さんのゲームの進み具合を聞いて「すごい!レベルそんなところまで行ったの?昨日よりかなり強くなってるね!」と、お子さんのゲームの腕を褒めて褒めて、褒めまくったのだとか。

その結果、お子さんが学校へ復学することはありませんでしたが、その後、IT関連の専門学校へ通うようになり、現在はエンジニアの仕事をされています。

「あの時、親が褒めて、待ってくれてたから今の自分がある」

当時を振り返り、そう言うお子さんは、親御さんにとても感謝しているそうです。


否定したネガ言葉を使わず、待って褒める、認めるポジ言葉を使われていたママさん。素晴しいですよね!

毎日の生活の中で、我が子に常に優しく接するというのはとても難しいことです。自分に余裕がない場合は、我が子を八つ当たりの対象にしてしまうことも多いもの。ですが、なるだけネガ言葉を減らし、ポジ言葉を増やせるよう心掛けることは、我が子にいい影響を与えるに違いありません。

ネガ言葉を減らし、今日からポジ言葉の達人を目指しましょう!


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えるる このユーザーの他の記事を見る

フリーのライターとして活動しています。ほっこりするような、心がほわっと軽くなるような、それでいてパンチのある記事を書きたいと思っています。2人の息子のママでもあり、不登校問題、発達障害とも向き合っています。元保育士。特別支援学校児童クラブ勤務経験あり。友人に「普通の人より3倍濃度の人生送ってるよね」と言われています(笑)

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