ドライブ中、もし渋滞に巻き込まれたら? 対処法で判る彼の性格

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デート中のドライブでいきなり渋滞に巻き込まれてしまった―、どんなカップルにもありがちの出来事。でも、ちょっと待って、そのときの彼の反応で意外に本性が判るかも?

これは私自身の体験であり、知っている二人の男性の話です。仮に名前をA氏、B氏と呼ぶことにします。A氏と付き合っていたのはまだ20代前半のことです。ルックスもそこそこイケており、何より女性を口説くのが上手い男性でした。女好きというほど女性が好きで、私だけでなく、他に若くて可愛い女の子がいれば見境なく声をかける、いわゆるプレイボーイタイプの人だったと思います。

そんなAさんとある日、高速を走っていたときのことです。私はAさんの車に乗り、運転するのはもちろんAさんで、私は助手席に座っていました。確か阪神高速で、大阪から京都辺りの区間で大渋滞に巻き込まれてしまいました。その頃、私はAさんと付き合ってまだ日も浅く、彼の口の上手さや女性の扱いの巧みさに騙され、彼のことをとても好ましい人だと信じ込んでいました。そのときも突然、渋滞に遭遇しても、たいしたことではないと考えていたのです。しかし、急に動かなくなった車の列に挟まれて、隣のAさんは何だかいつもの彼とは違うように見えました。そして―。

「畜生っ」、突然、怒り出した彼に戸惑うばかりの私

いきなりAさんが怒鳴りました。「畜生! 何やってるんだ」。いつもの私に優しい笑顔を向ける彼とは別人のようで、一瞬、怖いと思ってしまったほどでした。早く渋滞から抜け出したいと願う私の心とは裏腹に、車の列は一向に動きません。それに連動するように、Aさんの不機嫌も加速してゆきましたが、私には、なすすべもありませんでした。その時の彼は迂闊なことを言えば、更に不機嫌になるだろうと思われる雰囲気だったのです。

彼のイライラとした様子に、私は半ば怯えていました。時間が経つにつれて、ハンドルを神経質に指で叩いたり、耳を塞ぎたいような罵り言葉を吐いたり―。思えば、それが彼の本当の性格だったのだと思います。彼のそんな態度は渋滞を抜けるまで二時間もの間、続きました。私が何とか雰囲気を変えようと話しかけても、ろくに返事もしないし、音楽をかけようとしたら、「かえってイライラするから」と止められてしまいました。今まで見たこともない彼の姿に私は戸惑うばかりでした。しかし、渋滞が終わったその先はいつもどおりの穏やかな彼に戻り、私にも優しい言葉をかけてくれるようなったため、愚かにも私はその束の間の彼の変化について深く考えることはなかったのです。

一方、Aさんとは真逆のタイプのBさんが渋滞に巻き込まれときの反応は?

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結局、Aさんとはお別れすることになったその数年後、20代後半で知り合ったのはBさんでした。Bさんは良い意味でも、その反対の意味でも、Aさんとはまったく違うタイプの男性だったのです。

Bさんとの交際は二年間に及びました。その間には、やはりデート中に渋滞に巻き込まれることは何度かあったのです。しかしながら、Bさんの反応はAさんとはあまりに違いすぎていました。初めて渋滞に巻き込まれた時、やはり嫌でもAさんのことを思い出しました。Bさんも怒り出したり不機嫌になるのかしら、不安で一杯になりました。でも、Bさんが見せた反応は、私にとってはあまりにも意外なものたったのです。

「慌てたって、僕たちには、どうしようもないでしょう」。笑いながら言ったBさん。

Bさんは笑いながら私に言いました。「ここで慌てても、僕たちには何もできないからね。大人しく待ちましょう」。私は本気で言っているのかどうか、彼の様子を窺いましたが、彼の笑顔は作り物ではありませんでした。というよりも、Aさんと異なり、Bさんは心にもない口説き言葉や口先だけの言葉を口に出来るような器用なタイプではないのです。世の中には「息をするように嘘をすらすらとつく」人がいますが、まさに、Aさんはそういう男性で、Bさんは思ったことをありのままにしか言えない男性でした。

当然ながら、Bさんの態度は渋滞が始まってから終わるまで、まったく変わることはありませんでした。私が気分転換に音楽をかけることを勧めると、すぐにそうしてくれました。先ほども申し上げたように、そんな場面は幾度もあったにも拘わらず、Bさんはいつも落ち着いていて、Aさんのように怒鳴ったり、罵り文句を吐いたりすることは一度もありませんでしたので、いつしか、私も渋滞に巻き込まれても、彼と過ごす時間を楽しむようになっていました。

渋滞でまったく違う態度を示した二人の男性の性格について

正直に告白しますと、この二人の男性は私の連れ合いです。Aさんは元ダンナという呼び方がふさわしいでしょう。最初の渋滞に巻き込まれた時、私はAさんの正体に気づくべきでした。その後のデートでも、彼は私と一緒に入ったファミレスで男性店員がバランスを崩して転びそうになった時、彼の服にコップの水をかけたともの凄く怒り出し、怒鳴り散らしました。そのときは結局、クリーニング代の他に詫び代も請求したと思います。傍で見ていた私は恥ずかしいというよりは怖いと、このときも思ったほどでした。一生懸命に謝る店員さんに向かって怒鳴る彼は一般人というよりはチンピラのように見えました。

しかし、若さゆえの愚かさで、私はAさんと結婚しました。結婚するまでは、彼もこの怖ろしい本性を何とか隠していたのです。渋滞の時、ファミレスにいた時、それぞれで見せた束の間の性格が本物で、付き合っているときの私には甘い優しい彼は偽りの顔だったと気づいたのは結婚後のことです。

人は突発的な出来事に遭遇すると、本当の性格が現る

まさに、その通りだと思います。日常的には起こり得ない突発的な出来事に出会った時、人は思わずホンネが出てしまうものです。渋滞に巻き込まれてしまったときの元夫と今の夫、それぞれ本当の素顔が出ました。もちろん、これだけで、その男性の性格のすべてを判断するとはできません。しかしながら、あなたの彼の性格の一端を知る手段にはなり得ることでしょう。これから結婚を考える若い女性に是非、お伝えしたいことです。

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フリーライター。ウェブ小説を書いています。2013年、「歴史浪漫文学賞」において最終選考通過。入賞候補作品「雪中花~とりかえばや異聞」書籍化。洋の東西を問わず、歴史が大好き。自称【歴女】です。韓流時代劇に夢中。そのほかにも美容・天然石アクセサリー作りなどに興味があります。
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