碧志摩メグを知っていますか?

三重県志摩市の公認萌えキャラ『碧志摩メグ』。公式ページで紹介されているプロフィールには以下のような設定が記載されています。

名前 碧志摩 メグ(あおしま めぐ)
年齢 17歳
身長 158cm
体重 46kg
生年月日 7月20日
血液型 O型
ボーイフレンド 募集中(笑)
好きな食べ物 てこね寿司お菓子全般
将来の夢 日本一の海女
尊敬する人 おばあちゃん(海女の名人)
好きな色 赤と白
好きな場所・土地 横山展望台・ともやま公園からの夕陽
好きな言葉 「あんた、またよっけとったなー」というおばあちゃんの一言
その他性格上の特徴 
両親はサラリーマンではあるが、大好きなおばあちゃんが海女をしている。ただ、可愛くオシャレな海女を目指している。まだ、さほど潜れない。 明るく元気だがちょっとドジ。

出典 http://ama-megu.com

碧志摩メグは女性蔑視?

海女をモチーフにした志摩市公認キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」の公認撤回を求め、日本と米国の芸術家でつくる団体「明日少女隊」は二十五日、大口秀和市長と企画担当の同市観光戦略室宛てに、国内外からの署名六千九百三十八人分を提出した。

碧志摩メグは、海女文化に関心を持ってもらおうと、四日市のイベント企画会社「マウスビーチ」が制作。昨年十月、市がPRに活用しようと公認した。

同団体は、芸術家ら二十人で今年四月に結成。男女平等を訴え、性差別的な表現や看板などに反対している。

碧志摩メグについて、同団体は「十七歳という未成年の設定でありながら、脚を露出したデザインは女性蔑視であり、公的機関の公認は不適切」と主張。今月十八日から、インターネット上などで署名活動を展開し、国内のほかイタリアやフランス、韓国など海外からも署名を集めた。

この日、署名を提出した京都府の女性は「女性を軽視したキャラクターを市が公認することは、児童ポルノなど日本にまん延する性差別を支持していることにつながる」と指摘。市が公認を撤回するまでは署名を続ける姿勢を示した。

公認キャラをめぐっては、今月十三日にも地元の海女約二百人含む三百九人が反対署名を提出。

 市観光戦略室は「今後も公認を撤回しない」としつつ、「女性蔑視などと受け取られないよう、デザインなどに配慮していく」と強調。一部市民の声を受け、市庁舎一階のパネルについては撤去する意向を示した。

出典 http://www.isenp.co.jp

『未成年の設定でありながら、脚を露出したデザインは女性蔑視』という論理が良く分からなかったので、もう少し論拠を調べてみました。

加えて『明日少女隊』という団体も良く分かりませんでしたのでこちらも少し調べてみました。

まずは最初の署名活動を始めた地元の主婦の方が『碧志摩メグ』をどのように見ているかの記載です。

反対署名を始めた志摩市の主婦、宇坪伊佐子さん(39)は「乳首までうっすら認識できる巨乳、性器方向へはだけた裾、どんなやらしいことも受け入れそうな恥ずかしそうな表情」

出典 http://bylines.news.yahoo.co.jp

これはなかなか素晴らしい観察力と想像力だなと感心しました。思わず赤面してしまいました。

『明日少女隊』はサイトで次のような自己紹介がありました。『碧志摩メグ』については現在活動しているいくつかのプロジェクトのうちのひとつという位置づけのようです。

明日少女隊は、2015年に誕生した、様々な性別の第4世代若手フェミニストによる、社会派アートグループです。私たちは、インターネットをベースに、「すべての性の平等がみんなの幸せ」テーマに、日本を中心に活動しています。

出典 http://ashita-s.tumblr.com

Change.orgによるネット署名

この種の署名として7,000名というのは凄いなと思ったので、どうやって集めたのだろうかと調べてみると、Change.org』によるネット署名でした。

対して「コンテンツ観光と地域コンセンサスを考える学生有志の会」が、この問題で見え隠れする「オタク」への差別に対する署名を集めていました。

ネット署名が故に全国から署名が集まって数は膨れ上がっていきますが、数が増えれば増えるほど本質の問題からは離れてしまうように感じます。

志摩市の海女の広報戦略

志摩市公認ゆるキャラ「しまこさん」

出典 http://chunichi-jimochara.com

志摩市には以前から海女さんのゆるキャラとして「しまこさん」がいます。
全国区で1600以上のゆるキャラが覇を競う「ゆるキャラグランプリ」に比較するとややマイナーながら中部地方の地元キャラの集った「JIMOキャラ総選挙」(2015年のエントリーは51キャラ)にエントリーし、見事に第8位(惜しくも入賞ならず!)の成績を収めました。見た目によらずの実力派です。

志摩のセクシー海女、しまこさん。
志摩市の海女文化と観光をPRするため誕生した「しまこさん」。トレードマークは真っ赤なくちびる。日々、あわびを採りながら志摩の海を華麗に舞ういつもパワフルなベテラン海女さん!みんな応援してね!

出典 http://chunichi-jimochara.com

紹介コメントにもあるようにやはり海女さんと「セクシー」とか「可愛い」は相性が良いようです。

Spotlightにも最近次のようなヒット記事がありましたし、可愛すぎる海女さん「大向美咲さん」も話題になりました。

可愛すぎる海女さん

出典 YouTube

海女を売り出そうとする(話題作りをしようとする)ならば『セクシー』と『可愛い』が手っ取り早そうなのは間違いなさそうです。

しかし、大事なことはそこではありません。

そもそもこの萌えキャラを使った広報戦略のターゲットは誰だったのでしょう?
誰に向けたPRで、そのPRを受け取った人に何をして欲しいと考える広報なのでしょうか?

志摩市の広報はきっと答えを持っているはずです。

それに照らして『碧志摩メグ』が適しているのかいないのかを、難しい問題に嵌ってしまっている感のある周りの意見に囚われずに判断して欲しいなと思います。
衝突を避けて適当に折り合うようなことではなく、それなりに筋を通していけば自ずと道は拓けるのではないでしょうか。目的次第では公認にこだわらなくても「飛ばす」ことは出来ます。ゆるキャラではNo.1の「ふなっしー」は非公認です。

これだけ注目を浴びる萌えキャラは珍しいので、この後の持っていき方次第で「宝」にも「毒」にも変わりそうです。

頑張れ!志
摩市!!

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心にいつも熱い想いが詰まっている「夢多きアラフィフ」です。子育ても給料を運ぶ以外はほぼお役ご免になりましたので、これからの自分はどう生きるかを模索しながら、第二の青春を生きています。『アオハルはいつも間違える』ので、記事には誤字脱字のなりように気をつけます(^^;;

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