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記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
DIESELのキャンペーンビジュアルのモデルにも起用され、一躍注目の的となった、まだら肌のモデル、ウィニー・ハーロウさん。彼女のまだらな肌は、「尋常性白斑」といいます。
一体どんな病気なのか、医師に聞いてみました。

Q.1 尋常性白斑、とはどのような病気なのでしょうか?

いわゆる「しろなまず」と言われている病気で、皮膚の色がぬけ、白い斑点ができるものです。後天的なもので、白斑に先立つ症状はとくにありません。皮膚の基底層に分布するメラノサイト(色素細胞)は紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素を産生しますが、何らかの原因でそれが減少、消失することにより皮膚の色が白く抜けていきます

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Q.2 発症の原因はなんなのでしょうか?

原因は現在のところ不明ですが、下記などが考えられます。

・自己免疫
・遺伝子
・ストレス
・薬剤や化学物質
・梅毒などの感染症

いろいろな要因が関わっていると言われています。

Q.3 発症率は、どのくらいなのでしょうか?

2010年の調査の結果、日本での疾患発生率は1.68%であったということです。全世界では0.5-1%が罹患しているといわれています。20-30%の尋常性白斑患者で家系内発症がみられるようです。マイケル・ジャクソンも白斑であったと言われています

Q.4 予防方法はあるのでしょうか?

効果的な予防方法はなく、早期発見・早期治療に重点が置かれます。

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Q.5 治療法はあるのでしょうか?

治療法として、主に下記などです。

・副腎皮質ホルモン(ステロイド)
・免疫抑制剤(タクロリムス)
・活性型ビタミンDの外用
・PUVA療法(紫外線治療)

最近では、ナローバンドUVB(紫外線B波治療)も行われます。

また、日焼けを避けることで、本来の皮膚の色を白くし、患部を比較的目立たなくさせる方法もあります。セラピーメイクや皮膚移植を行うことで、患部と正常部位の境目を無くしたり目立たなくしたりする例もあります。

Q.6 尋常性白斑の合併症について

尋常性白斑の合併症として、下記などが挙げられます。

・自己免疫性甲状腺機能異常
シェーングレン症候群
膠原病
慢性C型肝炎
・糖尿病

また内臓悪性腫瘍に伴って発生する場合もあります。他の病気のサインとして表れている場合もありますので、特に急に数が増えたりした場合は、一度皮膚科を受診しましょう。

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