9月2日に発売されたアルバム『FEVER』がiTunesアルバムチャート1位、オリコン週間ランキングでも自身最高の初登場3位を記録するなど、今最も勢いを感じさせている男性ソロアーティスト、三浦大知

出典 YouTube

実はそのアルバムが発表される少し前、Youtubeにこんな映像がアップされていたのを皆さんご存知でしょうか?

曲のタイトルは「I Remember」。憧れや輝きなど自身の記憶ともリンクしているようなそのミュージックビデオの一部分で、三浦大知はふいに”あるCD”を手に取ります。

「あの道の続きを 今でもまだ歩いてる」

出典三浦大知「I Remember」

「あの道」それは彼にとってずっと忘れられない大切な思い出だった

彼が手に取ったCD、それは彼にとってずっと忘れられない作品。三浦大知はまだ9歳だった1997年、同じスクール出身の仲間とともに「Folder」というグループで最初のデビューを果たします。

全員がまだ小中学生という幼さながら、大人顔負けのパフォーマンス能力、そして誰しもが”マイケルジャクソンの再来”を予感した三浦大知のソウルフルな歌唱力。当時放送されていた人気子供番組「ポンキッキーズ」への出演もあわせて彼らの人気や知名度は日を追うごとに高まり、2年間で計7枚のシングルをリリースします。

しかし三浦大知は変声期に突入した2000年4月、喉への負担を回避するため一旦芸能活動を休止。後にグループは女子メンバー5人によって引き継がれいくつかのヒットシングルを発表しますが、その活動もやがて2003年に実質的な終了を迎えます。

当時の音楽シーンに鮮烈な記憶と作品を刻みながら、わずか2年で別々の道を歩むことになっていった「Folder」。多くの人がそうであるように彼らもまた、時の流れの中で自然と縁は途絶えていった、そう思われていました。

…しかし私たちの見えなかった所で、幼かった彼らはちゃんと”あの道の続き”を共に、ずっと歩み続けていたのです。

AKINA

Folder時代から三浦大知と共にフロントメンバーの1人として活躍していたAKINA。グループ活動の消滅後もソロで芸能活動を行ってきた彼女は、2歳年下の三浦大知を弟のように見守り、自身のビビる大木との結婚や第一子妊娠後も変わらず続くその交流を、たびたび自身のブログやSNSアカウントなどで綴っています。

どうしようもないくらい
目頭が熱くなるんです。
大知のライブって。

泣かないぞと思っても
次のフレーズでは涙が出ちゃってるんです。大知のライブって。

彼のライブを見てると
感情がおかしくなるんです。

仲間とはそう言うものなのか!?

わたしにとって
2015ねんはめでたく始まりました。

大知が結婚しました。

あの泣きべそだった彼が
ついに結婚です。

恐るべし!年月!!

満島ひかり(HIKARI)

Folder時代は”HIKARI”として活動を行っていた満島ひかり。当時から映画出演なども行っていた彼女は後に本格的に女優業へ進み、2009年の出演映画「愛のむきだし」でその才能が一躍知られることに。違うジャンルながら活躍を続ける三浦大知とは今でも定期的に交流があり、2012年には12年ぶりのテレビ共演も果たしています。

「僕のライブにひかりが来てくれたり、僕もひかりのドラマを観て、『Woman』(日本テレビ系)よかったよとか、軽く感想を言ったりしますが、実際に会うと褒め方がわからないといいますか(苦笑)。」

「ひかりからはいろいろ言葉をもらえるのですが、ひかりの演技を見て本当は感動して泣いちゃったのに、そこは言えなかったりと、昔からの仲間なだけに照れる部分はありますね。」

出典 http://www.oricon.co.jp

「大知はずっと歌ってる人だから…最初に6歳だった大知を見た時から、”この人は一生歌ってる人だ”って思ったから」

「私はちっちゃい時から最初に大知を見てたのは大きいって自分の中で思っていて、なんかね、迷ったりとかすると聴くよ、大知の曲、今も」

出典MTV 三浦大知 “The Entertainer” / 満島ひかり / 2013年12月14日

そして芸能界の第一線で活躍し続けている3人だけでなく、彼らにとっては7人全員が今も大切な仲間。三浦大知もインタビューで「グループが解散してからもメンバー同士の交流はある」と明言しているほか、AKINAは2014年10月のブログでこう書いています。

「夢や目標は、 時代と共に変わりゆくけど

ひかり、 もえ、ありさ、 なっちゃん、 丈、そして大知は 特別な存在です。

きっとこの先も変わらないだろうなァ。」

出典 http://ameblo.jp

…そして彼らのデビューシングル「パラシューター」が発売された日から、18年。

2015年の最新アルバムの制作経緯について、28歳になったソロシンガー・三浦大知は今こう語っています。

「昨年の年末に、うちの事務所のイベント(RISING福島復興支援チャリティーコンサート)で後輩アーティストたちの楽しそうなライブを観て、自分自身、歌いたい、踊りたいっていう初期衝動でやってた頃と今も変わらないけど、やっぱりそこが大切だよなと改めて思ったんです。」

出典VA Vol.158(TSUYAYA RECORDS) / 三浦大知

「みんなで楽しめれば嫌なことも忘れられるし、だからこそ得られる何かもある」

出典VA Vol.158(TSUYAYA RECORDS) / 三浦大知

今年でソロデビュー10周年を迎えた三浦大知。

彼が今聴かせてくれている音楽、それは彼自身だけでなくもしかしたら「Folder」7人の夢の続き、なのかもしれません。

「夢見るだけじゃ続かない 宝物にしてみせるさ 世界で 一番好きな君の笑顔」

出典Folder「パラシューター」

こちらの記事も読まれています

この記事を書いたユーザー

小娘 このユーザーの他の記事を見る

twitter→ @drifter_2181 / 1983年生まれ。北海道在住。2012年にブログ「小娘のつれづれ」をスタート、2014年からはフリーライターとしても活動。デビューから応援しているアイドルの再評価をきっかけに、新規 / ライトファンを意識したエンタメ記事を日々研究しています。

得意ジャンル
  • 音楽
  • 話題
  • テレビ
  • カルチャー
  • エンタメ
  • ニュース

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス