記事提供:豊田礼人の正しく愛される経営術

先日、ある会社の会議に出たのですが、そこで社員さんたちが、社長に向かって、社長や会社への不満をガンガンに言う場面に出くわしました。

それはもう辛辣に。悲しくなるくらい、社長を攻撃するわけです。聞いているだけで、吐き気を催してしまうくらい。

それだけ、その社員さんたちも苦しい思いをしてきたのだと、背景や歴史を想像しながら聞いていました。

もちろん社長は、組織の長として、社員の不満を真摯に受け止めなければなりません。それがリーダーの重要な役割です。

ただ、一方で、僕は常々、ある考えを持っています。

自分が属している組織やメンバーへの不満がある時に、それを声に出して一方的に誰かを攻撃する人は、信用できない、ということです。

そんなに不満があるのなら、辞めて、自分が気に入るところへ行けばいい、とさえ思うのです。

ただ、人にはいろんな事情があって、そう簡単に辞められないということもあるでしょう。せっかく入った会社を、自分は悪くないのに、何で自分が辞めなくちゃいけないのか?という思いもあるでしょう。

それはつまり、言い換えると、現時点において、その組織が自分にとって必要であるということです。

であるなら、不満を言って誰かを一方的に攻撃するのではなく、どうすればその組織がより良くなるのかという意見を出すべきです。

前向きで、建設的な意見を。それが自分が属する組織を良くすることになるわけですから。

誰かを批判することで、自分を正当化しようとする行為は、とても子供じみています。そしてそれは相手を傷つけるだけで、何も解決しない。

嫌なら辞めればいい。しかし、そこに居たいならば、建設的な意見を言うべき。

これは、会社でも、学校でも、サークルでも、趣味の仲間の集まりでも、家族でも、同じ。

不満があって耐えられないなら、黙って去ればいい。でもそこに居たいなら、建設的な意見を言うべきです。皆が幸せになるようなアイデアを出すべきだ。

日本が嫌いな人は、日本から去ればいい。日本に居たいなら、是非、日本が良くなるような、未来のための意見を言い、行動していければいいな、と思います。

何でもかんでも嫌な奴は出ていけ、と言っているのではなく、同じ組織にいるのであれば、文句や不満を言うだけでなく、前向きで建設的な意見を言うべきだ、と思います。

そんなことを、最近思いました。

出典:愛される会社の法則

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