バスケットボールジャーナリストであるマンティー・チダが、男子バスケットボール新リーグJPBL(ジャパンプロフェッショナルバスケットボールリーグ)の記者会見に取材を致しました。今回は申請した全チームの階層分けが決まり、大逆転あり、最後に泣いたチームもありました。その模様を写真とともにお届けします。

大逆転?

 階層分けを発表する前に、川淵三郎チェアマンを中心としたフロント陣は、今回決まった背景を語りました。『この1ヶ月の間に、各チームは本当によくやってくれた。大逆転もあり。』、そこであるキーワードに関心をもちました。『大逆転。』僕も自分なりに、各方面から情報を集め、1部に入るのではないかというチームをピックアップしていました。
 事前の報道で、『1部は18チーム』と川淵チェアマンが発信した内容も踏まえて、この段階であと6チームにチャンスがあることも知りました。指折りで3チームは数えられたが、あとの3チームは全く予想できませんでした。さらに、発表前のコメントから出た『大逆転!』これでさらに分からなくなってしまった状況から、1部入りが決まった6チームの発表を見守ることになりました。

今回1部入りが決まったチームの発表。

今回階層振り分けにおいて1部入りが決まったチームは、以下のとおりであります。
 (1) レバンガ北海道 (NBL)
 (2) 日立サンロッカーズ東京(NBL)
 (3) 横浜ビー・コルセアーズ(TKbj)
 (4) 新潟アルビレックスBB(TKbj)
 (5) 富山グラウジーズ(TKbj)
 (6) 滋賀レイクスターズ(TKbj)
 以上6チームであります。
(※()内のリーグは現段階の所属リーグを表示。TKbjはターキッシュエアラインズbjリーグ。)

来年秋に開幕する新リーグの体制。

新リーグの体制は?

 1部・2部においては3地区制で開催することが決まりました。前回発表分も合わせて、2016年秋開幕の新リーグ体制が以下のとおり決まりました。(1部のみ)
 (1部 東地区)
 (1) レバンガ北海道
 (2) 仙台89ers
 (3) 秋田ノーザンハピネッツ
 (4) リンク栃木ブレックス
 (5) 千葉ジェッツ
 (6) トヨタ自動車アルバルク東京
 (1部 中地区)
 (1) 日立サンロッカーズ東京
 (2) 東芝ブレイブサンダース神奈川
 (3) 横浜ビー・コルセアーズ
 (4) 新潟アルビレックスBB
 (5) 富山グラウジーズ
 (6) 浜松・東三河フェニックス
 (1部 西地区)
 (1) アイシンシーホース三河
 (2) 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋
 (3) 滋賀レイクスターズ
 (4) 京都ハンナリーズ
 (5) 大阪エヴェッサ
 (6) 琉球ゴールデンキングス

1ヶ月で泣き笑いあり。

 実は、この発表の1か月前の記者会見で、発表の段階で所属階層が決まった20チームの発表がありました。私もその時は記者会見場に座っていました。1部に関しては、12チームの発表がありました。川淵三郎チェアマンはその段階で『あと4チームから6チーム足してスタートの予定です。』という発言もありました。発表の数日前の報道で、川淵チェアマンは『1部は18チームです。』と断言されていたので、あと6チームが一体どこなのかというところに注目が集まりました。6チームに残るために、可能性がありました全てのチームが全力で取り組んでいました。ブースター会員を集めるチーム。ホームアリーナ問題を解決しなくてはいけないチーム。当然そこには、行政の支援・地域住民の協力なくしてはできない項目ばかりでした。
 この日は、明暗が分かれた日でもありました。まずは、ホームアリーナ問題で指摘されていたところをクリアさせた日立サンロッカーズ東京と滋賀レイクスターズ。この2球団は、なんとか滑り込んだ形となりました。

大逆転はこのチーム。

 私も、このチームの1部入りの発表は予想もつきませんでした。そのチームとは、横浜ビー・コルセアーズでした。一時は財政的にも苦しんだチームで、どこで採算を取るのか想像もできませんでした。しかし、私達の見えないところで目標に向かって諦めずに活動していたこのチームの1部入りはびっくりしたのと同時に、ぜひ横浜でバスケットボール人気を灯して欲しいと思った次第です。

一方で。

 今回の1部入りに有力視されてながら残念ながら1部入りが叶わなかったチームもありました。川淵三郎チェアマンも『行政の支援も一番熱心で申し訳ない気持ちでいっぱいです。』それぐらい、リーグの思惑以上に各チーム非常に努力した証拠がそこにはありました。最後に涙を飲んだのは、岩手ビッグブルズと島根スサノオマジック。この両チームは、行政の支援はもちろんのこと、クラブ会員を集めるプロジェクトを実施し、街全体を上げて取り組んでいました。
 記者会見終了後に、両チームのオーナー様にお話を伺う機会が有り、共通してお話されていたことがありました。それは『時間ができた。』ということです。
 実は来年開幕する新リーグですが、シーズンが終わると入れ替え戦が行われることも発表がありました。ということは、これから2年間でしっかりチームとして運営できるものを作り上げ、入れ替え戦で勝利した次のシーズンからは、しっかり集客もできて売上も達成できる強固な運営母体としてのスタートがきれるように、時間が確保できたということになるわけです。

川淵三郎チェアマン。

現行リーグの体制は2015-2016シーズンが最後。

 新リーグの骨組みも決まり、あとは2015-2016シーズンをどう戦うかということになります。NBLとターキッシュエアラインズbjリーグそれぞれの体制は今シーズンで最後です。もちろん、新リーグに向けて水を差すようなことはないと思います。国際試合制裁解除を乗り越え、ある意味真価が問われるシーズンになります。バスケットボールジャーナリストとして、現地で起こった熱いものをメディアを通じて発信できればと思います。

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東京都在住のスポーツジャーナリスト。インターネットラジオDJ。fmうらやす『マンティー・チダのSPORTS VIBRATION』WEBサイト「REAL HOT SPORTS」でスポーツライターとして活躍。インターネットラジオfmGIG「マンティーのバスケットボールチャンネル」、東京ラヂオ「マンティーチダのHyper BASKETBALL」メインパーソナリティー。実際に試合会場に出向き、試合の実況収録をする「マンティー実況」が好評。別名「熱血のラジオ実況中継」とも呼んでいる。試合終了後のヘッドコーチ・選手のインタビューも余すことなくON AIR。国内のバスケ情報をギュッと詰めて放送中。マンティーチダのホームページでスポーツ情報を随時更新。

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