幸せそうな一枚の家族写真。でも、ここには隠された悲しいストーリーがありました

ステファニーさん(Stephanie Summers)さん。彼女が赤ちゃんを抱いている女性です。そして、左で微笑んでいるのが、トリーンさん(Taurean Summers)さんです。

実は、トリーンさんは昨年8月、飛行機事故で他界しています。彼は28才の救急救命士でした。飛行機で患者を病院に搬送中に墜落し、乗客乗員全員が亡くなるという、不幸な事故でした。

その時、妻のステファニーさんは、妊娠5ヶ月。トリーンさんは、息子の顔を見ることはできませんでした。ステファニーさんは、生まれた息子に夫と同じ名前をつけました。

一年目の命日を迎えたとき、彼女は、かつて夫婦の結婚記念日に写真を撮ってもらった写真家の
ローラ(Laura Gordillo)さんに連絡をします。夫と写真を撮った同じ場所で、息子と写真を撮って欲しいというお願いでした。

2人が写真を撮ったあの場所で再び。。

出典 https://www.yahoo.com

あの同じ場所で、息子と2人だけの写真。あの事故さえなければ、ここに夫がいたはず・・・

撮影場所に現れた母子が着ていた服は、あの日結婚記念日の撮影をするときに夫婦が着ていた服と同じ色あいでした。それを見てローラさんは、心を打たれます。

「家族の思い出を作ってあげたい」
そして撮影をしたその夜、あの親子3人の写真を作ったのです。

「彼女は、写真を観た瞬間から泣き止むことができなかったとメールをくれました。”彼を失ってから、毎日が辛く悲しく、いつも彼のことを想い暮らしています。今夫が生きていたら、ああだっただろう、こうだっただろうと思うことばかりです。彼は、息子を心から愛していたに違いない、それだけは確信しています。あの日、写真を撮られるのが苦手な夫を笑わせるのって、本当に大変でしたよね。でも、セッションしているうちに、やっと良い写真が撮れて、それを見せたらこう言いました。’グッドジョブ、ベイブ!’。そして、’これからはローラがずっと僕たち家族のお決まりの写真家だね’と言っていたんです。”と書いてありました。」

出典 https://www.facebook.com

夫の死をまだ乗り越えることができないというステファニーさんは、この写真について語る心の準備はできていないと言いながらも、この写真を通して、夫婦が温めてきた愛の姿を多くの人に知ってもらえるなら、と写真を掲載することに同意したのだそうです。

肉体は消えてしまっても、トリーンさんの魂は、2人をずっとあの笑顔で見守っていてくれる、そう信じさせてくれる一枚の写真です。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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