映画『PROJECT NIM』

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現在シリーズが2作目まで制作されている映画「猿の惑星」のリブート版。
リブート版は、人間に育てられた知能の高いチンパンジーが成長するにつれ、自分は人間ではないことに気づき、やがて、猿たちを引き連れて反乱を起こすという話。

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このリブート版を作るにあたり、製作陣が参考にしたドキュメンタリー映画があります。
それは、2011年公開の映画『PROJECT NIM / プロジェクト・ニム』。
ニムというのは、この映画に出てくるチンパンジーの名前。
ニムの数奇で悲しい生涯を追ったドキュメンタリーです 。

ドキュメンタリー映画「プロジェクト・ニム」

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内容は・・・

1973年、コロンビア大学でチンパンジーを人間として育てる実験が行われました。
言語習得の解明が目的です。
子供のチンパンジー・ニムはステファニーという女性のもとで育てられました。
 なんと、ニムは手話で会話ができるようになります。
人間と一緒に食事をし、なんとマリファナを一緒に吸ったりするようになります。
 ステファニーさんは研究員ではない、専門家ではない人でした。
このままではニムがとんでもないことになるのでは見かねた研究チームは自分たちで育て始めます。
 しかし、思春期を迎えたあたりから、ニムに異変が起きます。
ニムが研究員の女性を襲い大怪我を負わせたのです。力も強くなり、世話をすることも困難になったニムはチンパンジーの施設に送られます。
 これまでと大きく違う環境、それはチンパンジーと暮らすことでした。自分は人間だと思っていたニムにとって過酷な生活が待っていました。
さらに、施設の経営が悪化し、ニムは生体実験の施設に売られてしまいます。
 悲惨な状況を知った人によって、なんとか救い出されたニム。

 これがフィクションではなくて実話なんです。

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 以前の施設で唯一仲の良かった飼育員のボブが10数年ぶりに会いに行くと、
「Play 遊ぼう!」と手話で話しかけてくる映像に涙です。
女性研究員を噛んだ後に、手話で謝るニム。チンパンジーの檻に入れられ、指をさして怯えるニム。その悲惨な映像が目に焼き付いて離れません。

 この作品で、チンパンジーの知能の高さを知ると同時に、人間と動物の共存の難しさを知ることができます。

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 日本では未公開ですが、アメリカ・ヨーロッパではDVDも発売されています。
いつか日本でも公開してほしいです。
 ちなみにこの映画はアカデミー賞にもノミネートされたほどよくできた作品です。

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