日本全国に甚大な被害を及ぼしている台風18号。現在3名の方が亡くなり、23名の方が行方不明となっています。

各地で川の決壊、浸水、住宅が流されるなど、自衛隊のヘリも出動して懸命の救助活動が行われている最中です。

さて、皆さんの中で動物と一緒に暮らしている方は、どのくらいいらっしゃいますか?今回、自衛隊による救助活動の模様が報道された際に、こんな光景を目にしました。

愛犬と救助を待つご夫婦

出典 https://twitter.com

周囲の家屋が流される中、愛犬と共に屋根に避難し、救助を待つご夫婦の姿が…。

その後、自衛隊のヘリが救助にやってきます。

出典 https://twitter.com

2匹ともご主人に抱えられ、じっと助けを待っていました…。やっと助けてもらえるよ!

その後、ご夫婦と2匹の愛犬たちは自衛隊のヘリで無事に避難場所へ搬送されました。良かった…!

この様子を見ていた方のツイートを見てみましょう。

多くの方がご夫婦と犬達が無事に救助されたことを喜んでいました。

しかし、一方で飼い主とはぐれてしまう犬や猫もいるのです。もちろん保護されて飼い主さんと再会できた子もいますが、残念ながら命を落としてしまった子もいます…。

はぐれてしまうと、動物愛護団体などで保護してもらえる場合もありますが、保健所に連れて行かれ、飼い主さんがその情報を把握できずに迎えに行けなければ殺処分されてしまうこともあるのです。そんな悲しいことを望む方はいないでしょう…。

そこで台風に限りませんが、災害時に備えて気を付けたいことを紹介します。

1. 屋外に出さない

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都会では、室内で犬や猫を飼っている方が多いと思いますが、郊外などでは庭などの屋外で飼育していることが少なくありません。そして、その多くは繋がれた状態ではないでしょうか?

台風などで堤防が決壊し、濁流が流れてきたら…繋がれた状態では逃げることすらできません。どうか、大雨、大雪など天候に異変が起きる予報・注意報が出た際は、お家に入れてあげましょう。

2. キャリーバッグに慣れさせる

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いざ避難となると、抱っこかキャリーバッグで飼い主さんと一緒に移動することになります。狭いキャリーバッグが苦手な子もいますが、万が一に備えて普段から慣れておくと避難する時もスムーズです。

3. しつけをしておく

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「待て」「お座り」「伏せ」「おいで」など、基本的なしつけはきちんとしておきましょう。災害時にパニックになると、普段取らない行動をしてしまう可能性があるからです。

また、避難所に行く場合は不特定多数の方と接することになるので、無駄吠えについてもケアしておきたいところ。

4. 健康管理をしっかりする

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特に犬の場合は、毎年狂犬病の注射、ワクチン、フィラリア予防など、どんなに健康であっても動物病院ですべきメンテナンスが年に数回あります。健康のためにも、定められた注射はしっかり受けましょう

もし普段から服用している薬があれば、避難グッズに入れておきたいですね。

5. 迷子札・マイクロチップなどを付けておく

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万が一はぐれてしまった時のために、飼い主さんと何らかの形で連絡が取れるように、首輪などに迷子札を付けておきましょう。犬の場合は、鑑札をつけておくのもいいかもしれません。

6. 避難用のペットグッズを用意しておく

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犬も猫もそれぞれ必要な日用品が存在します。避難所でも使えるように、フード、お水、薬、リード、予備の首輪、トイレ用品、シーツ、ブラシ、お気に入りのおもちゃなど、日常生活で使っているものを少しずつ詰めておきましょう。

フードとお水に関しては、最低5日分が目安です。他にも、飼い主さんとペットの情報を書いた紙も用意しておくといいでしょう。

東日本大震災では、ペットと離ればなれになってしまった飼い主さん、立ち入り禁止区域になってしまいペット達の様子すら見に行けない方もいました…。

このことを教訓に、現在はペットと一緒に避難することが推奨されています。

しかし、今回の台風18号で甚大な被害の起きた茨城県常総市では、こんなことが起きていました。

「犬同伴の避難お断り」

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「犬猫は一緒に避難所に入れますか。」

そう、常総市役所に夕方電話したら、連れてきて下さい、何とかなるでしょうとの話でした。ケージに入るか、リードがついていれば。

ところが、実際行ってみたら、本部の方針で、ペットは避難所ではご遠慮頂いています、人命最優先です、と言われました。本部はどこですかと聞くと、災害対策本部のことだそうです。

「犬を連れて避難できないなら、私は家に残り、犬と死にます」

常総市民から、声が届きました。

出典 http://ameblo.jp

国としての方針は、ペットと一緒の避難を推奨しているのに、自治体では断っていたのです。

このことについて、Twitterでも様々な声が見られました。

賛否両論がありましたが、一番困っていたのはやはり犬や猫と暮らしている方でした。

こうした自治体の対応を受け、避難所にいる間にペット達を預かってくれるという団体もいくつか名乗りを上げています。

もし、身の回りで困っていらっしゃる方がいたら、是非教えてあげてください。

避難所の対応には賛否が分かれていますが、動物も大切な命だということは間違いありません。今後何らかの形で全国で統一された対応が取られると良いのですが…。

最後に、亡くなられた方のご冥福を祈ると共に、行方不明者の方が一刻も早く救助されることを願ってやみません。

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動物が大好き。会社員であり、流浪のライターとしても活動。
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