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記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
外に出ると、全く話さなくなる。お子さんのこのような様子に悩みを抱える方もいるかもしれません。人見知りが原因の場合もありますが、全く言葉を話さなくなる場合、緘黙症(かんもくしょう)という状態かもしれません。今回は、この選択的緘黙症(かんもくしょう)について、医師に伺いました。

選択的緘黙症とは

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言葉を理解することはでき、発語もできるにも関わらず、学校や友達と遊ぶときなど、一部の場面において、言語を話さず、黙ったままでいる状態が続くことを指し、場面緘黙症とよばれることもあります。 主に通学・通園などがはじまる学童期に症状が明らかになることが多いです。 いっぽうで、家庭内では発語ができるといった特徴も。

選択的緘黙症の原因は?

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はっきりとはわかっていませんが、もともと内向的だったり、不安に感じやすい気質が脳の構造的に備わっていることに加えて、入園や入学といった社会生活の変化などが加わって、他人との関わりに不安を感じてしまうことが原因ではないかといわれています。
また、これまで親しんだ保護者からはなれる怖さや、社会における経験不足、自我を出せないことからくる反応、などともいわれています。

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主な症状とは

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個人差がありますが、学校など一定の場面で黙りこんでしまう。知らない人や慣れない人と関わることを嫌がる、などがあります。人見知りと違うのは、黙っている期間が長く続くということです。

選択的緘黙症の改善方法、予防法は?

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まわりの理解を得て、お子さんの不安によりそいながら本人の希望や感情などを安心して出せるような環境に整えてあげることが最も大切だと言えるでしょう。
いっぽう、児童精神科などで診察を行っても、なかなか改善されない場合は、行動療法などを行うこともあります。
選択的緘黙症状の予防には、お子さんの不安をしっかり解消してあげることが大切です。

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【医師からのアドバイス】

もともと、内向的で不安を感じやすいお子さんに多いといわれる選択的緘黙症。新しい環境に、お子さまを置かれる際には、特に注意を払い、いつでも子どもが安心していられるよう大人が働きかけるようにしたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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