日本はどこに出しても恥かしくない(?)離婚大国だった

今や約3組に1組、約1分49秒に1組が離婚している、世界26位の離婚大国となった日本ですが、離婚の話題で必ずあがるのが慰謝料です。もう離婚=慰謝料と言ってしまっても問題ないでしょう。

旦那が不倫をした。妻の浮気が発覚した。そもそも性格が合わなかった。DVで仕方なく。なんか見ていてイライラが止まらないなどなど...理由はそれぞれあるでしょうけど。精神的な苦痛に対して請求するのが慰謝料です。

さて、離婚理由もいっぱいあると思いますけど、じつは離婚する理由によって慰謝料って変わってくるんです。じゃあどんな場合にくいくらの慰謝料になるのか、ちょっと相場をご紹介します。

浮気・不倫の慰謝料:100万~500万円

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金額にちょっと幅がありますが、具体的は「不貞行為(セックス)の回数」「不貞行為が続いた期間」「浮気相手との間に子供ができた」「不貞行為に至った経緯」などを考慮した上で、基準額である120万円に増額、加算して金額を決めていきます。

出典 https://ricon-pro.com

悪意の遺棄(別居など):50万~300万円

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基本金額を100万円として、以下の事由を考慮して増減されます。

■同居義務違反に関する事情
夫婦の別居期間、別居に至った経緯、別居状態を解消するための努力や精神的苦痛等の事情を考慮して増減。

■協力・扶養義務違反
夫婦間の生活費を入れない。借金などをする、経済的責任の放棄等の事情を考慮して増減します。

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暴力(DV・モラハラ):50万~500万円

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精神的虐待や、言葉・殴るなどの暴力の状態、それに至った経緯、継続性、回数、暴力(DV)による苦痛の程度、それに伴う怪我や障害・後遺症の程度などを考慮して増減します。

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性行為(セックス)の拒否:0~100万円

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性行為の拒否回数やセックスレスの期間、セックスレスに至った経緯やその原因などが考慮されて増額していきます。

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その他:0~100万円

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例えば突然に離婚を言い渡された場合など、どうしてそうなったかなどの経緯や原因などが考慮されて増額していきます。

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慰謝料の金額はどうやって決まるのか?

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以外と高いと思ったか案外安いと思ったか、感じ方は人それぞれかもしれませんが、結婚した夫婦の仲を引き裂いて、もしかしたら違う男(女)の元へ走った元パートナーへ請求できる金額が500万円程度というのは・・・なんだかな〜という印象でしょうか。

ちなみに、幅のある慰謝料の金額を決める要素には、「これをしたら10万円あがります」といったわかりやすい基準はありませんが、慰謝料の金額を左右する要素としては以下のようなものが問題の争点になります。

・精神的な苦痛の程度・肉体的な苦痛の程度
受けた苦痛の程度を考慮します。うつ病になるほどのストレスや、病気・怪我をした場合は、苦痛の程度が高いとされています。

・婚姻期間や別居期間
婚姻期間や同居期間が長いほど、慰謝料額が高額になるのは確かですが、厳密には期間と慰謝料の額は、そこまできれいな比例関係とはいえないかもしれません。

・責任の重さ
不倫や浮気などの不貞行為、DV(家庭内暴力)の有無など、離婚の原因になった原因(責任)の有無とその重さを考慮します。

・子供の有無
夫婦間に未成年の子供がいる場合、より高額に算定される傾向があります。この際、未成年の子供の年齢も考慮されます。

・有責者の年齢
離婚の原因を作った方の年齢が高いほど、慰謝料の額も高額になっていく傾向があります。「いい年をした大人が何をしているのか」という事のようです。

・経済状況、職業、収入など
慰謝料以外に財産分与等による経済的充足の有無など、財産分与が慰謝料を考慮して算定されていた場合などを考慮します。一般的に収入が高い人、高年収の職業などの人は慰謝料の金額が高額になります。

・社会的地位
有責配偶者の社会的地位が高いほど高額になり、無責配偶者の経済力が低いほど高額になる傾向があります。

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慰謝料を計算してみた!

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人や状況によって慰謝料の金額は変わりますが、自分の場合はいくらになるんだろうと、ちょっと興味がわきませんか?モデルケースをかんがえましたので、この方がいくらの慰謝料になるのか、計算してみましょう。

細かい計算は省きますが、「離婚の原因となったことに対する慰謝料」と「離婚すること自体の慰謝料」の合計が、離婚時の慰謝料と言われています。

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■モデルケース■
Aさん37歳の専業主婦。結婚生活13年。
離婚原因は夫の長期に及ぶ不貞行為で一方的に夫が悪い。
夫は45歳の会社員。年収は720万円

=離婚原因慰謝料=
浮気が原因:300万円

=離婚自体慰謝料=
【基本慰謝料(120万円)+相手の年収の3%×実質的婚姻年数】 × 有責度 × 調整係数

【基本慰謝料(120万円)+(年収720万円×3%)×実質的婚姻年数(13)】
 × 有責度(1)×調整係数(1.3)=521万円

【合計=821万円

このケースでの慰謝料の総額は821万円となります。有責度調整係数という新しい単語が出てきましたが、詳しくは「慰謝料の算定方法」を見ていただければと思います。

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1000万円近い金額になるとさすがに考えてしまいますね、芸能界でも離婚騒動は多く、金額も桁違いですが、相場は大体こんなものらしいです。

結婚するのもお金がかかるのに、離婚するときも倍近いお金がかかるなんて嫌すぎますよね。くれぐれも、あなたが慰謝料を請求されないようにしてくださいね。

この記事を書いたユーザー

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京都とWEBが好きなコーヒージャンキー。5年続いた鉄面皮が解消され、「やっと人間らしくなったね」と、言われるようになりました。

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