深刻なインドのレイプ問題

経済成長を続けるインドですが、その一方で女性への暴力問題が社会問題となり、世界中から注目を集めることもしばしば。

インドでのレイプ犯罪は日常茶飯事。しかし、加害者の男はお咎めなしで釈放される…という、強烈な男尊女卑がいまもなお残っているのです。

2012年にバスで起きたインド集団強姦事件

インドでは、2012年12月にバスに乗った女子学生が集団レイプの末、殺害される事件が発生。

2012年12月16日、ニューデリーで被害者の女性医者実習生Jyoti Singh Pandey(当時23歳)は婚約者男性と無認可のバスに乗った際、6人の男性からレイプされた上、さらに鉄パイプで女性器に激しい性的暴行を受け、婚約者とともに鉄パイプなどで殴られ、車外に放り出された。

女性は内臓に重傷を負い、市内の病院で腸の摘出手術などを受け後、シンガポールの病院で手当てを受けたが、同月29日に死亡した。

出典 https://ja.wikipedia.org

日本人女性を監禁、集団性的暴行事件

また、2015年1月には、インドで20代前半の日本人女性が約1ヶ月にわたって監禁され、集団性的暴行を受けた事件が明らかになりました。

仏教聖地ブッダガヤ(Bodh Gaya)近郊で日本人女性観光客(22)が3週間にわたり地下室に監禁され、繰り返し強姦(ごうかん)された事件に関連し、男5人を逮捕した。当局が明らかにした。

出典 http://www.afpbb.com

おとり捜査で失態、再び乱暴される

インド西部マハラシュトラ州ジャルナで、地元警察がレイプに遭った17歳の少女に容疑者をおびき出すおとり捜査に協力してもらったところ、少女が再び同じ男らから乱暴された。15日までに地元メディアが伝えた。

出典 http://www.sankei.com

インド警察もその問題の大きさに動き出してはいるそうなのですが、それでもこんな失態を...。捜査に協力したのに再度レイプされてしまうなんて、同じ女性としてなんと言ったらいいかわかりません...。

一体なぜ、ここまで女性への暴力問題が多いのでしょうか...。

インドで根強く残るカースト制度

インドでは、国民の約7割がヒンズー教である。ヒンズー教にはカースト制度という世界的にも有名な身分差別がある。大きく分けて以下の4階級からなっている。

1. バラモン(司祭)
2. クシャトリア(王族・武士)
3. ヴァイシャ(平民)
4. シュードラ(奴隷)

出典 http://news.ameba.jp

カーストは親から子へ代々受け継がれ、その家に生まれたら生涯カーストの階層を変えることはできません。他のカーストのとの婚姻はNG。

それぞれのカーストによって就ける職業も決まっており、カーストの最下層は死体処理や糞尿処理など人の嫌がる仕事しか与えられないのだそう。

高いカーストの人間は、自分より低いカーストの人に何をしても良いと考えている人が未だにいるのです。

強烈な男尊女卑

女性に対する暴力はインドで繰り返され、犠牲になる女性たちがどんなに多いことか。女性が危害を加えられたところで警察が動くこともなければ、裁かれることもない。女性に対して罪を犯しても罰せられないことがまかり通っているインド社会では、「女性に対していくらでも酷い虐待をしてもいい」という認識に繋がっている。

出典 http://news.ameba.jp

またインドの因習『サティ』は夫が死んで火葬される時、妻も火に身を投げて自殺することを強要するもので、つい最近まで農村部などでは行われていたそうです。

出典 http://kirajo.net

女性自立支援団体は、「インドが遅れた国と世界に知らしめる男尊女卑の恥ずかしい考えだ」と非難しており、この他にも、声を上げる女性たちが増えてきているようです。

そんな中、再びインド中が注目する事件が起こりました。

駆け落ちした兄弟の身代わりの「罰」姉妹2人に性的暴行?

インドで、既婚女性と駆け落ちした兄弟の身代わりの「罰」として、姉妹2人が性的暴行を受けた上で裸で行進するよう命じられたとの疑惑が浮上し、2人の保護を呼び掛ける請願書に多くの署名が集まっている。

出典 http://www.afpbb.com

「無投票で選ばれた男性のみの村の会議が、彼女たちの兄弟の行動に対する処罰として、姉妹が性的暴行を受けた上で、裸で行進するよう命じた」なんて、にわかには信じられませんよね。

この23歳と15歳の姉妹は身分制度「カースト」の最下層で、かつては不可触民と呼ばれた「ダリット(Dalit)」出身だと言います。未だに根強く残る、インドのカースト制度によって、起きてしまった悲しい事件です。

教育水準が驚くほど高いとも言われるインド。その一方で、このような事件が起きているのです...。

最高裁判所は、9月15日までに姉妹の請願に応じるようウッタルプラデシュ州当局に命じており、今後の事件の展開に注目するとともに、姉妹の無事を祈ります。

インド国内でも問題になっている女性への暴力問題。カースト制度や男尊女卑に疑問を持つインド国民も少なくないということで、これをきっかけに制度の見直しやレイプ問題についての意識が変わるのではないかと言われています。

一日も早く女性が安心して暮らせる世の中になってくれるといいですね。

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白うさぎ このユーザーの他の記事を見る

芸能ニュース、芸能ゴシップ好きの33歳女性。ブログをお休みして、最近はSpotlightでの執筆にハマる日々です。

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