ロンドン市内でバス停にバスが来ない(いつものルートをバスが走らない)もしくは運行中止ーそんなことは日常「あるある」だが、理由はだいたい悪天候、交通渋滞、ストライキだ。

しかし、ある日のロンドンの道路事情はちょっと違っていた。なんと「ホッキョクグマ出現のため」運航中止となったのである。これってホント!?

はい、ある意味本当です

出典 http://mashable.com

一瞬、ジョーク?と思ってしまう不細工な北極グマのオブジェ。かなり大きく、ロンドン市内を走っているダブルデッカー(二階建てバス)サイズだ。これを製作した人達は決してジョークではなく、本気の抗議活動のためにしたことなのだ。

北極でのオイル開発への抗議活動のため

出典 http://mashable.com

ロンドン市内にある某石油会社の前にホッキョクグマは現れた。先週水曜日、「グリーンピース」が先立って抗議活動を行ったのである。「地球温暖化という深刻な問題があるにも関わらず北極に石油開発を行おうとするのは何事か」といった抗議の象徴として、このメタルなホッキョクグマが会社の前にどーんと置かれたのだ。

まぁまぁシャレにならない理由での運行中止だった

出典 http://mashable.com

重さ3トン、二階建てバスサイズのこの巨大なメタルグマをいったいどうやって運んだのだろうか。会社の前にそんなものがあるのを知らないバスの乗客は、この看板を見て「はぁ?」と思ったことだろう。

確かに、各地でのオイル開発は産業に膨大な利益をもらたす。しかし一方で、貴重な自然が破壊されるのも事実だ。保護団体グリーンピースが必死に抗議をする気持ちもわからないでもない。それにしても、こんなふうにちょっとひねった抗議活動はロンドン市民にとってもインパクト大だし、かなりの注目を浴びただろう。ある意味、効果大だったかも知れない。

この抗議を受け石油会社側はコメントを出した。「政府も同意しての重要な計画。十分配慮はする。」とのことだが、人間の私利私欲のために自然界の動物や自然そのものが行き場を失くすという結果になると我々自身もこの地球上で生きていけなくなる。

社会の各会社での開発技術は素晴らしいが、共存意識をもう少し持つことが大切なのではないかと、このクマを見て考えさせられる筆者である。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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