日本語には、よく似ているけど微妙な違いのある言葉が多く存在します。日常生活において間違った使い方をしていても大きな問題にはならないので、違いがよくわからないまま過ごしてしまいがちです。そこで今回は、似ている言葉の違いを考えながら、新しいことを始めた時の心構えをご紹介します。

1.「使用する」と「利用する」

「使用する」とは、そのもの本来の使い方で使うことを言います。
「利用する」とは、本来の使い方ではない方法で使うことを言います。
箸を使って食事をするのは、使用です。
箸を使って背中を掻くのは利用です。
ドラッカーのマネジメントを読んで経営戦略を練るのは使用です。
ドラッカーのマネジメントを読んで野球部を改革するのは利用です。
ナンパの方法を勉強して、不特定多数の女性と仲良くなるのは使用です。
ナンパの方法を勉強して、妻や恋人との時間をより楽しくするのが利用です。
新しいことを学んだ時は、「違う方法で利用できないか」を考えてみましょう。

2.「こぼれる」と「あふれる」

「こぼれる」とは、まだ容器にいっぱいになっていないのに途中で容器からものが出ることを言います。
「あふれる」とは、容器がいっぱいに満たされた後で容器からものが出ることを言います。
「才能あふれる」とは言いますが、「才能がこぼれる」とは言いません。
「魅力あふれる」とは言いますが、「魅力がこぼれる」とは言いません。
新しいことを始めるときは、「努力があふれる」ほどやってみましょう。決して努力をこぼしてはいけません。

3.「準備する」と「用意する」

「準備する」とは、日常生活を含めた比較的長い時間をかけてするものです。
「用意する」とは、必要な時に短時間でするものです。
「用意ドン!」とは言いますが、「準備ドン」とは言いません。
「試験に備えて準備する」は、日頃から勉強しておくことを言います。
「試験の用意をする」は、参考書をおさめて心を落ち着かせることを言います。
新しいことを始めると、思いもよらないタイミングでチャンスが訪れることがあります。日頃からチャンスをつかむ準備をしておきましょう。そして、チャンスの時には用意だけして飛びつきましょう。チャンスになってから準備してたのでは遅いのです。

まとめ

言語の専門家でも、アナウンサーでもない一般人の僕たちが、似ている言葉を混同していても日常生活に支障をきたすことはまずありません。しかし、言葉をその状況に応じて使い分けることで自分のメンタルの部分を変えていこう」というのが狙いです。今、自分は利用方法を考えているか? 努力をこぼしていないか? 準備はできているか? と日々問いかけてみましょう。

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妻一人、娘一人、息子一人の四人家族です。
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