女性にとっての一大イベントは、まさに体力勝負

記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
陣痛から出産するまでには、初産婦さんの場合、24時間くらいかかるといわれています。しかし、出産に要する時間には個人差があるので、どれくらいの体力が必要かどうか、ということは一概には言えません。ただ、初産婦さんの平均は、本陣痛までに要した時間を除いて12~16時間といわれています。この陣痛を乗り切るのに必要なエネルギーは、なんと約2,000kcal。とはいえ、陣痛開始から終わるまでの間に、これだけのエネルギーを摂取することはほぼ不可能。陣痛は非常に苦しいため、この間に2,000kcalものエネルギーなど、とうてい摂取できません。そのため、出産で費やされるエネルギーは、産婦さんの体に蓄えられた糖質と脂質からまかなわれることになります。

2,000kcalとは、どの程度の運動量に該当する?

出典 http://www.gettyimages.co.jp

例えば、富士山で登山をするのと同じくらいのカロリー消費量になります。
しかし、万が一、陣痛が長丁場になれば、2,000kcalよりも更にエネルギーが必要になってきます。そのため、陣痛中は、少しずつでも食べ物や飲み物を摂取しておいたほうがよいでしょう。

陣痛・出産は相当な苦痛が伴いますから、お箸を持つのが辛い場合があります。用意するのであれば、
・一口サイズのおにぎり
・サンドウィッチ
・バナナ
・ゼリー
・プリン
・チョコレート
…などがオススメです。

また、発汗もしますので、水分摂取も大切です。コップやペットボトルを持つのが辛いときは、ストローを使用するなどの工夫をすると良いでしょう。著しい体力の消耗を予防するためにも、長時間のスポーツ同様、出産時にも補給食を用意しておくと安心です

≪わたしって妊娠しやすいの?自分の「妊娠力」を見てみよう!≫
1分で簡単チェック【妊娠しやすいカラダ度】を診断してみる

出産の負担は妊婦さんにとってもかなり不安…

出典 http://www.gettyimages.co.jp

これだけの負担がかかる出産に不安になる妊婦の方も多く、「Doctors Me」にもそういったお悩みが多く寄せられています。

【相談者】
私は今30歳ですが、妊娠しました。 ですが年齢や体力のことが不安です。
高齢出産はお産が長引いたり出血が多いのですか?

出典 https://doctors-me.com

【医師からの回答】
妊娠おめでとうございます。
30歳で妊娠なら、体力的に全く問題ないですよ。以前は高齢出産は30歳以上で定義されていましたが、現在は35歳以上の初産ということで、高齢出産ではありません。
生活習慣を乱さず、ストレスをかけずに、無理をせず、食べ過ぎないように栄養のバランスのとれた食事をしていれば、無事乗り切れると思います。

出典 https://doctors-me.com

【相談者(22歳/女性)】
来月出産予定です。 赤ちゃんに会えるのはとっても楽しみですけど、間近になってすごく不安になってきました。。
一番痛い時っていつですか??

出典 https://doctors-me.com

【医師からの回答】
陣痛の間はずっと痛いのですが、感じ方は個人差があります。子宮の出口がかなりひらくまで便秘の痛みではないかと思っていたというくらい軽い方もいますし、最初から激痛だったとというご感想の方もいらっしゃいます。 ご存知のとおり、かかる時間もまちまちです。

分娩の進み具合を見てもらいながら、痛みを和らげるおしりからのテニスボールでの圧迫や、バランスボールの併用もためしてみるといいと思いますよ。

来月ということなので、間に合うかどうかクリニックにもよるとは思うのですが、無痛分娩や、和痛分娩などの取り扱いはしていないでしょうか。どうしても痛みが怖いという場合はそのような方法もドクターとご相談されてはどうでしょうか。

出典 https://doctors-me.com

【相談者(23歳/女性)】
今、妊娠5か月になるときですが出産時のことを考えると怖くて不安で寝れません。

出典 https://doctors-me.com

【医師からの回答】
たしかに大変な出産を経験されたりする方がいらっしゃるので不安に感じるのは当然と思います。
私自身も不安に思ったことありましたし、そして帝王切開となったときには手術台に上がる前に怖くて号泣していました。(医療者でもやっぱり怖いんです。)
しかし赤ちゃんにやっと会える喜びは不安より勝るものです。
心配しすぎるとストレスがご本人にも赤ちゃんにもよくないので、いろいろ気分転換や楽しいことをしてみてください。

出典 https://doctors-me.com

出産の負担はかなり大きなものですが、かといって過度な心配を抱く必要はありません。それよりも出産を通じて我が子に対面できる楽しみを重視してストレスをためないようにすることが一番のようです。

この記事を書いたユーザー

Doctors Me(ドクターズミー) このユーザーの他の記事を見る

Doctors Me(ドクターズミー)は、医師、薬剤師、歯科医、栄養士、カウンセラー、獣医に相談できる、ヘルスケアQ&Aサービスです。医師をはじめとする専門家が解説する人気コラム、病気・症状の体験談等を配信中!

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス