記事提供:Social Trend News

2013年にテレビ東京系で放映され、人気を博したドラマ『みんな!エスパーだよ!』が映画化される。おなじみのドラマ版のキャラクターに、今回新たに加わったのが、高橋メアリージュンさん演じる、ポルナレフ愛子だ。

ポルナレフは、主人公・嘉郎(演・染谷将太)の高校に赴任してくるセクシー美人教師。生徒である嘉郎のことを愛し、物語の終盤では、愛を語る教祖のような振る舞いを見せる役となっている。

劇中では、高橋メアリージュンさんのイメージとはかけ離れたような言動も飛び出すが…。女優としての新たな挑戦について話を聞いた。

下ネタセリフは大丈夫だけど、汚れた世界は嫌

――今回、高橋メアリージュンさんファンの女子にとっては、ビックリの役だったと思うのですが…。

「そうですよね、きっとみんな『メアリーどうしちゃったの?』って、ビックリすると思います。私はアイドルではないんですが、なんだかみんな『下ネタは言わない』みたいなキレイなイメージを持ってくれているんですよね」

――実際、劇中では下ネタのようなセリフも連呼していましたが、大丈夫でしたか?

「普段は言わないせいか、役になっちゃうと大丈夫でしたね」

――では、内面的な部分で、ポルナレフ愛子と、高橋メアリージュンさんに共通する部分はありましたか?

「共感できるところはたくさんありましたね。好きになった嘉郎くんを、一途に信じ抜くところとか。あとは、嘉郎くんの勃起を認めたくなかったり、潔癖なところがあるんですよね。私も潔癖で、汚れた世界は好きじゃないんです」

――汚れた世界が嫌いとは、詳しく言うとどういうことなんでしょうか?

「下ネタが嫌っていうのとは違うんですけど、浮気や不倫が嫌いなんです。人にバレないからって、悪いことをしているような人が嫌いなんですよね」

――おおお、響きます!嘉郎くんたちは妄想はしますけど、不倫のような悪いことはしませんもんね。

「本当に嫌いなんで、よく自分の男バージョンがいないかな、って思っていますね。自分の男バージョンだったら、絶対そういうことをしないので(笑)。その意味ではポルナレフのような考えの男性がいたらいいな、と思いましたね」

――では、メアリージュンさん自身も、ポルナレフのように、運命の相手を信じているタイプなんですか?

「はい!だって、信じられないと、今後、寂しくないですか?(笑)お付き合いする人とは『運命の人だ!』って感じてからお付き合いしたいな、と思っています」

教祖動画とマイケルで役作り 目指すはアル・パチーノ級?

――役と被っている部分も実は多いようですが、ポルナレフの役作りは、どのようにされていったんですか?

“愛と情熱の教祖”を目指そうと思いましたね」

――教祖ですか!何か教祖が出るような、過去の映画をお手本にされたということでしょうか?

「いえ、YouTubeで『教祖』と検索しました(笑)。ロン毛でたくさん髭が生えているような教祖の方の動画を見て、手振りを研究してみたり…。あとは、マイケル・ジャクソンも研究しましたね。なんだか愛に溢れてそうじゃないですか(笑)」

――研究対象が多分野にわたっていますね…。俳優さんの研究もされるんですか?

「今回のためではないんですけど、女優業を始めてからは、男性が見るような映画も見るようになりました。『ゴッドファーザー』『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』あたりを見て、アル・パチーノくらいまでできたらすごいなって、思っていますね」

「25歳までに何かを残さないといけない」というプレッシャー

――その女優業を始めた頃のお話を聞かせて頂けないでしょうか。

「23歳の後半くらいから葛藤があったんです。『25歳までに何かを残さないといけない』っていうプレッシャーがあって…。誰かに言われているわけでもなく、勝手になんですけどね」

――葛藤があったんですね。意外です。当時は『CanCam』の専属モデルとしてご活躍されている、というイメージでしたが…。

「私はあの雑誌の中では個性的なタイプというか、『CanCam』の代表的な立ち位置ではなかったんですよね。だから、ここで1番になるのも難しいだろうし、でも、ここ以外ではどこで自分は輝けるんだろうって常に悩んでいたんです」

――『CanCam』卒業は2012年の6月号、24歳の時ですよね。

ゼロになる時って、チャンスが増える時だと思っていたんです。だから卒業というタイミングで、一度ゼロになろう、と思っていました。

卒業の時期に、たまたま朝の連続テレビ小説のオーディションを受けたら、呼んで頂けて、そこから女優業が始まったんです。始まった時に、私が25歳までに求めていたものは、女優業だったんだなって感じました」

年下だから?かわいく感じたエロ男子たち

――そんなメアリージュンさんも27歳です。同世代の男性が、今回の映画のようにエロ目線で迫ってきたらどうですか?

「今回は、男の子ってこんなことばっかり考えてるんだ…っていう発見があったんですよね。でも、みんな純粋にエロいだけで、悪いエロではないというか…。

男の子がああいうことを考えるのは、健全なことなんだなって思いました。だから逆に受け入れることができましたね。年下っていうのもあると思うんですけど、『いやらしい!』ではなく『かわいいな』って感じることができました。

でも、自分が高校生の時にああいう同級生たちだったら嫌だったかもなあ…。男の人って変わらないんですか?」

――そうですね(笑)。基本、あの高校生たちが、中身はそのまま大人になっただけと考えて頂ければ…。

「やっぱり変わらないんですね…。でも、大人の男性だったら、せめて、ああいう下心はあったとしても、隠しておいて欲しいですよね」

エスパー能力をもった高校生たちが、下心丸出しで、駆けまわる『映画 みんな!エスパーだよ!』。劇中で、そんな彼らに翻弄されずに自分を持ち続けるポルナレフ愛子。

芯の強さを感じられる高橋メアリージュンさんと、通じるものが感じられるインタビューだった。

しかし、高橋メアリージュンさんが、あんなにもセクシーに色々な単語を発してくれるのは劇中だけ。そこだけとっても、必見の映画となっている。『映画 みんな!エスパーだよ!』は9月4日(金)公開。

■「映画 みんな!エスパーだよ!」作品情報
原作:若杉公徳「みんな!エスパーだよ!」(講談社『ヤンマガKCスペシャル』所載)
監督:園子温『ヒミズ』『地獄でなぜ悪い』『新宿スワン』
出演:染谷将太 池田エライザ 真野恵里菜 マキタスポーツ 高橋メアリージュン 安田顕
配給:ギャガ 公式サイト
(C)若杉公徳/講談社(C)2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会

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