イタリア人の夫とイタリアで結婚して8年の筆者。イタリアで白いウエディングドレスを身にまとい、幸せいっぱいだった結婚式の日。

しかし、イタリア生活もそこそこ長くなったある日、あるイタリア人の知り合いから聞いたところによると、どうやら筆者はイタリアでの自分の結婚式でどうやら禁忌を破っていたようなのです!

その禁忌とは、結婚式の日に花嫁が“ある物”を身に着けることなのですが…。

その“ある物”を花嫁が身に着けることは日本人にとっては禁忌ではなく、むしろ結婚式の日に身に着けるのにふさわしいと思われている物です。

イタリアで花嫁が結婚式の日に身に着けると不幸になるといわれている物。それが何かご存知ですか?

イタリアの結婚式で花嫁が身に着けてはいけないものとは…

イタリアの結婚式で花嫁が身に着けると不幸になると言われているものとは、“真珠”なのです。

日本人の筆者からすると、真珠といえば冠婚葬祭の際に欠かせないアクセサリーの一つです。白い真珠は純潔を表し、結婚式で花嫁が身に着けるのにふさわしいジュエリーだと思うのですが…。

イタリアでは真珠は“涙”を表し、花嫁が結婚式の日に真珠のアクセサリーを身に着けると、その花嫁は泣いて過ごす結婚生活を送ると言われていて、花嫁が身に着けるには縁起が悪い物なのだそうです。

国が変われば、とらえ方も大きく変わるものですね。

“言い伝え”を信じるかどうか

筆者がイタリアで結婚式を挙げた日に身に着けていたのは、白いウエディングドレスに真珠のネックレスとピアスでした。なので、イタリアの禁忌を破ったことになるのですが…イタリア人の姑をはじめ、私が真珠を身に着けていても周りのイタリア人たちは誰も何も言いませんでした。後に、筆者がこの言い伝えを知り、姑に尋ねたところ、「そんなのただの言い伝えじゃない。真珠はきれいよ。白のウエディングドレスによく似合うわ。」と言われました。ですから、イタリア人全員が全員この言い伝えを信じている、気にしているというわけではないようです。

そして、真珠を身に着けて結婚式を挙げた筆者ですが、8年間の結婚生活で今のところ泣いて暮らすような時期はありませんでした。これからもずっとないことを祈るばかりです。

また、この言い伝えは“贈り物としてもらった真珠を花嫁が身に着けてはいけないが、自分で買ったものであればいい”とも言われているそうです。

そして、最近では、イタリア人の花嫁でも、言い伝えを気にせず美しい真珠のアクセサリーを身に着ける人が多いようです。

“言い伝え”を信じるか信じないかは人それぞれですね。

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2004年よりイタリアはフィレンツェに住んでいます。
イタリア人の夫と黒猫1匹との生活。
日本語講師としてイタリア人に日本語を教えています。
魅力的なイタリア、不思議なイタリア、海外から見た魅力的な日本、不思議な日本を中心にお伝えしていきます。

普段のイタリア生活についてはアメブロに書いています。
http://ameblo.jp/firenzefungo/

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