記事提供:長谷川豊 公式ブログ

皆さんも驚いたろう。

もちろん私も驚いたし、同じ感想を受けた。そう、一言でいうと…遅すぎるのだ。こんな展開、当たり前だし分かり切っていたことだ。そもそも、最初の段階であれば、なんとかゴマカシも効いたことだろうが、例のトートバッグの問題は「本人が盗用を認めている」のだ。その段階で…

完全アウトだろ。

状況証拠を見れば「常習」なのは明らかじゃないか。認めた2つだけしか盗用を一度たりともしていない、なんていったい誰が信じるのか。なのに、ゴチャゴチャと会見などを開いて、ダラダラ対応に苦慮した挙句、結局↓こうだ。

■佐野氏デザインの五輪エンブレム使用中止へ 組織委が方針固める

心の底からお願いしたい。責任者、辞めてくれ。端的に言うと、森喜朗、早く辞めろ。誰かが責任取らなきゃダメな状態なのは明らかだろう。

以前の私のブログでも書いたのだが、最初の入り口の段階で、オリンピックの年に生きてるのか死んでるのかもわからない老害ジジィを登用した段階でミソがついているのだ。

2020年のオリンピックは「未来に向けて」の五輪である。なんで、もうすぐあっちの世界に飛び立つジーさんやバーさんが「狭い会議室の中」で、新国立競技場やロゴマークを

「勝手に」決めているのか。

ザハ氏の反論のVTRを見た。誰が見ても納得できるものだった。そもそも、あのザハ氏のデザインは、どこかのガマガエルが言うように「生ガキをひっくり返した」ようなものではなく、そこそこスタイリッシュだし、十分許容できるものだ。

彼女のチームが主張するように、「入札を公開」にしただけで、信じられないほどの金額が抑えられるんじゃあないか?

私も先週の木曜に新国立競技場の建設予定地を取材に行ってきたところだが、工事のやり方も、資材一つとっても、本当に、あの日本よりも物価の高いロンドンが600億円ちょっとで完成させている「五輪メイン競技場」が

なんで1600億とかかけなければいけないのか。

もう一度言うが、ロンドンの方が日本よりもあらゆるものが圧倒的に高いのだ。言っとくが、消費税(あっちでは付加価値税というのだけれど)、20%の国だぞ?建築資材、どれだけ高いと思っているのか。

あの国で600億円かければ、あれだけの立派な競技場が出来るのだ。森喜朗を筆頭とする今回の五輪組織委員会が、どれだけ絶望的にポンコツ老害チームなのかよく分かる。

あげくの果てに今度は「ロゴマークまで撤回」ときたもんだ。一周回ってちょっと面白いわ!どこまで日本の恥をさらしものにすれば気が済むのか。

日本国内で行われている恥ずかしい文化などは、基本的に国外にはニュースにならない。なんとかゴマカシの効く範囲だ。が、五輪となると話は違う。ほとんどすべてのニュースが世界に発信される。当然だ。国際的なイベントだからだ。

本来、あんな疑惑が出る前に、そもそも論としてなんでいくつもの候補をネット上に公開し、マスメディアの協力を得て、国民投票的なことが出来なかったのか?

すでにネット上に出回っているいくつものロゴ(私は扇のやつが一番のお気に入りだが)、めちゃくちゃいいデザインじゃないか!!私の番組でも、ゲストコメンテーターが何人も同じことを言っていたが…

「そもそも、佐野氏のあのデザイン、ダサいよね」

が、国民のほとんどの感想なんじゃないのか?

何の癒着か知らないが、閉鎖的な入札のシステムで新国立競技場もバカみたいな値段で作るようだし、想像するに、どうせ件のゼネコンは自民党の特定の派閥の大スポンサー様なのだろう…ということは多くの日本人が十分に予想できる範囲だ。

なんという分かり易いシステム。なんという国民無視の大会。

正直言って、冷め切ってしまった。個人的には、もうオリンピック、これ以上の恥をかく前に辞退した方がいいような気がする。まだ、これからも何かの問題は必ず起きる気がする。

どうしてもそれは難しい、というのであれば、いったん、ここまでの問題が起きたのだ。責任は誰かが取らなければいけないことは当然のことだ。

森喜朗氏を筆頭とする東京オリンピック組織委員会の解体を提案したい。もはや、組織として問題外のレベルである。そして、もはや日本の表舞台に二度と登場しないことを約束していただきたい。これ以上恥の上塗りは勘弁だ。切に願う。

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