記事提供:ガジェット通信

大都会のど真ん中にそびえ立つ超巨大廃墟ビル、『サトーン・ユニーク・タワー』

タイのバンコクに『ゴースト・タワー』と呼ばれる49階建ての廃墟ビルがある。

完成すればバンコクでも有数の豪華な分譲マンションになる予定だったのだが、建設中に起こったアジア通貨危機が原因で工事が中止となり、ビルはそのままの姿で残され廃墟と化しているのだ。

改装や取り壊しをするにしても莫大な費用がかかってしまうため、現在まで18年間、手つかずのまま放置されている。

巨大で不気味な外観から、地元の若者達の肝試しスポットとなり、『ゴースト・タワー』と呼ばれるようになったそうだ。実際、建物内で自殺をした人がいるとかいないとか…。

こちらはビルの1階の様子。既に廃墟感が漂う…。

ビルの建物内部は電気がないのでとても暗い…。漂う空気に寒気を感じるのは気のせいなのか…。

何があっても自己責任?!ゴースト・タワーに登ってみた!

もちろん普通に立ち入ることは禁止されているが、然るべき時間(この日は午後6時)に行くと門が開かれ、ビルを警備している現地人にお金を払うと、入場を許可され、49階まで登ることができる。

ただ、払う金額はその時々で異なるらしい。私が行った時は500baht、日本円で約1,800円(2014年8月現在)。興味本位で行くには結構な金額である。

その上、建設途中のまま放置されているので、もちろん電気はなく、49階までは自力で歩いて登らなくてはならない。

壁に窓や柵もなく、暗くなると非常に危険である。万が一何かあったとしても、自己責任ということになるので、行くのであれば十分な思慮と注意が必要だ。

怖いもの知らずのクレイジーな著者は手すりのないバルコニーではしゃいでみる。

池のように水が溜まっている、普通じゃ考えられない様子のバルコニー。この非現実的な光景に、どこか絵画のような美しささえ感じられる。

一階から登り、途中写真を撮るなど寄り道をしても、49階まで小一時間程度で到着。屋上からは素晴らしいバンコクの夜景が望める。

ただし、先述した通り柵などなく、床が抜けている場所もあるので、足元への注意を怠らずに。

先に到着していた欧米人観光客達は、持参したお酒を飲んだり音楽をかけて踊ったり、屋上はクラブのように賑やかな雰囲気になっていた。

屋上は落書きだらけ。入場の際、追加料金を払えば落書き用のスプレーも購入できるようだ。

この日、私は日本人、ドイツ人、インドネシア人の友達と4人で来ていたが、他の観光客はほとんど欧米人で、アジア系の人はほとんどいなかった。日本人にはまだマイナーな観光地なのかもしれない。

とはいえ、高額な入場料と、もし何かあった時のことを考えると、オススメできる場所ではない。それでも、もし行ってみたいという人がいれば、自己責任で行ってみてほしい。入場料に見合うスリルと興奮を、味わうことが出来るかもしれない。

Sathorn Unique Tower
住所:Soi Charoen Krung 51 Khwaeng Yan Nawa, Khet Sathon Krung Thep Maha Nakhon

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