食材の栄養を生かすも殺すも食べ合わせ次第!?

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記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
みなさんは「食べ合わせ」という言葉をご存知かと思いますが、普段どれくらい意識しているでしょうか?私達は毎日様々な食材を摂取しています。食材の組み合わせ次第でその食材の良さを最大限に生かしたり、打ち消しあったりしてしまうのです。

食材のもつ栄養を最大限に生かせる食べ合わせを考えてみましょう。

何気なく食べている、GOOD食べ合わせ!

普段何気なく一緒に食べている食べ合わせで、実は利にかなっているものがあります。いくつか例を挙げてみます。

①「さんま」と「大根おろし」

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焼きさんまの表面の焦げた部分に含まれている発ガン性物質を破壊してくれるのが大根の硝酸塩やジアスターゼという成分です。また、大根には消化酵素が含まれているので、脂の多いさんまの消化を助けてくれる効果もあります。

②「冷奴」と「鰹節」

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鰹節に含まれているビタミンDが、豆腐に含まれている豊富なカルシウムの吸収を助けるのです。カルシウムはそのままでは吸収が悪いのですが、ビタミンDの助けを借りると20倍も吸収がよくなるのです。
それぞれの持つアミノ酸の不足を補う効果もあり、この組み合わせで、食事から摂取しなければならない必須アミノ酸を全てとることができます。

③「とんかつ」と「千切りキャベツ」

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キャベツに塩素と硫黄のミネラルが消化、吸収を助けてくれる働きがあり、キャベツ特有の成分ビタミンU(キャべジン)は胃腸を保護し消化・吸収も助けてくれます

実はNG!?のBAD食べ合わせ!

逆にマイナスな食べ合わせもあります

①「きゅうり」や「人参」をサラダに入れる

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きゅうりや人参には、「アスコルビナーゼ」というビタミンCを破壊する酵素が含まれており、サラダなどで一緒に摂った野菜のビタミンCを破壊してしまいます。この酵素は熱や酸に弱いので、ビタミンCを多く摂りたい場合は、一緒に食べるときは熱を通したり、酢の物にすると良いでしょう。

②「大根」と「しらす干し」

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大根は、しらす干しに含まれている必須アミノ酸「リジン」の吸収を阻害してしまいます。リジンはたんぱく質の吸収を促進したり、ブドウ糖の代謝を促進したりカルシウムの吸収を促進したりなど体を成長させるのに重要な働きを担っています。

しらす干しの栄養素をあますことなく摂取するには、この食べ合わせは避けた方がよいですが、大根にはしらす干しの塩分を排出してくれるカリウムやカルシウムの吸収を良くするビタミンCが多く含まれているので、プラスになる面もあります。


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医師からのアドバイス

このように、自分の食生活でよく登場する食材に関しては食べ合わせを知っておくと良いでしょう。医食同源、食は命をつなぐものですから、食べ物に対しての意識を高くもつことはとても大切ですね。

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