バブル残り香も無く、不況ながら携帯・パソコンなどが一気に普及した90年代後半。

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景気後退期でデフレ、しかも就職難やリストラという世の中のムードで、地下鉄サリン事件なども起こり、ここ日本も社会情勢として明るくはなかった90年代後半。

とは言いながら、CDの売上はこの時代が一番よ良く、数多くのミリオンセラーも出ましたし、携帯・PHSやパソコン(WINDOWS95等)の普及により、動画鑑賞やダウンロードこそ出来ませんでしたが、色々な情報が瞬時に手に入る画期的な世界になりました。

渋谷等に行けば、外資系CDショップ等が何軒もあり、店内DJ放送やインストア・イヴェント等も盛んでした。筆者も渋谷に毎週のように行き、最新洋楽情報に触れていました。

音楽的には世界的にグランジ、R&B、ブリットポップ…という新しいジャンルが発展していき、従来型のロックは衰退していきます。

しかし、魅力的な女性アーチストが沢山活躍した時期でもありました。今回は、この時代に活躍した女性ヴォーカルを振り返ります。宜しくどうぞお付き合いください。

Spice Girls - Wannabe

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この人達、本当にハチャメチャな感じで一世を風靡しましたねぇ…。こういうのが90年代スタイルなんでしょうね。筆者も入社5年目くらいでまだまだ遊んでましたから、この辺りの曲が大音量で聴けるお店なんかで暴れてました(笑)

このグループが凄いのは、女の子それぞれの持ち味を発揮させ、例えば同じ制服を着させることや、振り付けを合わせるような統一感を出さないことです。そこは魅力でしたね。

メンバーのヴィクトリアは、現在ベッカム夫人ということで知名度があるようですが、筆者は、ヴィクトリアがサッカー選手と結婚したっていう感覚ですからねぇ…(笑)

97年。全米第1位を記録。400万枚を超えるセールス。

Sheryl Crow - Everyday Is A Winding Road

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80年代にはジョージ・ハリソンやドン・ヘンリー、マイケル・ジャクソンなどのバックシンガ-としてキャリアを重ね、年齢的には30歳過ぎてから世に出たカタチとなる彼女のセカンド・アルバムからのシングル。

ここ日本でも自動車のCMソングになり話題となりましたので、ご存知の方も多いと思います。

筆者、この頃の来日公演に行きました。もう、メチャクチャ格好良かったです。ギターを弾く姿が、見た目や声の女性らしさとは違い、男勝りなガニ股でイカしてました。

97年。全米第11位を記録。

Madonna - Ray Of Light

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80年代に社会現象とまでなったマドンナ。やや落ち着きをみせ、成熟期に入った彼女が少し攻撃性を見せ、ウイリアム・オービットをプロデューサーに迎え新境地を見せ商業的にも成功した曲。

90年前半はバラード路線が多かったので、当時すごく刺激的にこの曲が聞こえました。勿論今聞いても、お素敵ですね。

98年。全米第5位を記録。50万枚以上のセールス。

Céline Dion - My Heart Will Go On

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沈没した豪華客船の中での出来事を壮大なスケールで描いた大作「タイタニック」のテーマとして全世界に大ヒットとなった珠玉のバラード。

彼女自身もキャリア中最高のコンディションだった時期の一つで、発表する曲の全てが大ヒットとなるような時期でした。そしてこの作品ですので当然のように首位になりました。

後に葉加瀬太郎氏との共演も果たし、国内ドラマのタイアップもあり、日本での知名度を完全に固めます。

98年。全米第1位を記録。50万枚以上のセールス。

No Doubt - Don't Speak

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80年代世代には懐かしい、「想い出のステップ」で有名なマシュウ・ワイルダーのプロデュースで話題となった彼女たちのセカンド・アルバムからの大ヒット曲。

ジャンル的には元々スカ・バンドかと思われますが、この曲ではバラードということもあり、美しい歌声を聴かせてくれます。

ただ残念なのは、発表当時、シングル盤の発売が無く、一般のチャートにエントリーできず、放送回数を集計するエアプレイ・チャートでのみのヒットとなったことです。尚、現在はこういうヒット曲が増えた為、一般のチャートにエアプレイのみの実績でもエントリーできるようになりました。

96年。全米第1位(エアプレイ・チャート)を記録。

Mariah Carey - Always Be My Baby

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デビューから6年。全米首位も10回以上経験し、名実ともにスーパースターとして全盛を極めていた彼女。筆者的には一番好きな時期ですかね…。例の日本のドラマで使われたクリスマスソングもこの時期でした。

この曲も当然のことながら素晴らしい歌唱力を惜しみなく発揮しています。曲は比較的薄口でミディアムながら、彼女のヴォーカルで力強い仕上がりとなっています。

96年。全米第1位を記録。100万枚以上のセールス。

Alanis Morissette - Ironic

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カナダ出身の彼女は元々ケーブルテレビの子役の仕事からショービズ界に入り、その後地元のみのリリースらしき「アイドル時代」を経て、90年代型シンガー・ソングライターとなって世界制覇。アルバムも1000万枚単位で売る時の人になりました。

この曲は、そんな彼女の最大のヒット曲で、彼女らしい激しさが表現されたミディアム・ナンバー。当然のようにビルボードのモダン・ロック・チャートでは首位に輝きました。

96年。全米第4位を記録。50万枚以上のセールス。

Meja - How Crazy Are You?

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この頃非常に多かったスウェーデン出身の彼女。ジャケ写とPV等で観る可愛らしい感じは、比較的小柄なのかと思わせましたが、この頃に中野サンプラザでの来日公演を観ましたが、超大きかったです!やはり北欧!

この曲は、日本では当時非常に影響力のあったFM曲がへヴィ・ローテしたこともあり、大ヒットしました。実はこの曲では全米チャートには入りませんでした(別でリッキー・マーティンとのデュエットでチャート・インします)。

カーディガンズ、ロクセット、エース・オブ・ベース等…この当時のスウェディッシュ・ポップのブームは凄かったですね。

96年。TOKIO HOT100等で大ヒットを記録。

いかがでしたか?

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90年代後半の女性ヴォーカリスト特集でした。90年代は女性ヴォーカル・ポップスが豊作で、選曲には苦労しました。読者の皆様もこの記事を見て「あれが入っていないだろう…」とか、色々なことを思われるかと思います。

是非読者の皆様も、昔オリジナルカセットやMD何かを作ったような気持ちで、90年代女性ヴォーカル・ポップス8選等とやってみても面白いかと思います。

今後も00年代、70年代と記事を書いていく予定です。是非チェックしてください。宜しくどうぞお願い致します。

最後までお読み頂き有り難う御座います。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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