シュガーロード

出典 http://www.ogi-kankou.com

江戸時代、鎖国のもと海外との唯一の窓口であった出島。その出島に荷揚げされた砂糖は、長崎から、佐賀を通って小倉へと続く長崎街道を、京・大坂、江戸などへと運ばれて行きました。

長崎街道は、九州各地の大名たちの長崎警備や参勤交代や、オランダ商館長の江戸参府、海外からの品々や技術、文化を京・大坂、江戸へと運ぶための街道として栄えてきました。

街道沿道は砂糖のほか、菓子作りの技法なども入手しやすかったため、全国的にも有名な甘い銘菓が沢山生まれました。

南蛮から伝わった菓子は、それまでの和菓子とは違い、砂糖をふんだんに使うもの。この伝来により、菓子の世界に革命が起こり、長崎街道を中心に、砂糖文化が各地の文化と風土を取り入れ、個性ある味へと花開きました。

そのため長崎街道は砂糖の道「シュガーロード」とも呼ばれており、今なおその技術と味は受け継がれて甘くて美味しい銘菓が沢山あるんです。

長崎と言えばカステラが有名ですね!

出典 http://www.chidiwa.com

砂糖・ハチミツ・卵をふんだんに使った甘いお菓子の代表です。有名店の高価なカステラは底にザラメが敷かれていてさらに甘さプラスになっています。

桃カステラ

出典 http://www.ootakedo.net

長崎では、女児が初節句を迎える時に親戚知人にお返しとして送る、内祝いの品物としてこんなに可愛い桃カステラというカステラもあるんですよ。近年は節句の時だけでなく、宮参りや婚礼、出産祝い等の時にも縁起物として広く贈答されています。

スポンジの上に砂糖蜜や餡で作った甘い物オンパレードな材料でコーティングされているので甘さはかなりな物です。

しかし、もっと甘いお菓子が長崎にはあった!

カスドース

出典 http://hosomichi.blog.so-net.ne.jp

長崎県平戸市の郷土菓子
安土桃山時代にポルトガルから伝わったとされるお菓子
『カスドース』
見た目に砂糖がたっぷりまぶされているので甘いお菓子であることは一目で分かりますね。
しかしこれだけでなく、このお菓子の甘さは作り方に秘密があるんです。

カスドースの作り方

出典 http://www.nikkei.co.jp

1)普通の甘いカステラを用意

2)食べやすいマッチ箱サイズにカットして、溶いた卵黄に浸す

3)煮詰めた糖蜜(1リットルに5キロの砂糖)にくぐらせる

4)最後は、グラニュー糖をまんべんなくまぶして出来上がり。

カスドースの名前の由来は、カステラのカスと、ポルトガル語で甘いという意味のドースがミックスされています。名前の通り本当に甘いカステラに仕上がっています。

昔は砂糖が貴重なお品だったので甘ければ甘いほど贅沢なお菓子だったということでしょうね。現代人も疲れた時にはピッタリなお菓子だと思います。渋いお茶・ブラックコーヒー・牛乳等と一緒がオススメです!

甘い物好きな方には是非一度お試ししていただきたい長崎自慢の甘いお菓子でした。

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