出典 http://www.gettyimages.co.jp

わたし、足の幅が広く甲が高くて靴選びにはいつも苦労します。ビジネスシューズはまあ誤魔化しつつ、普段の靴はハイカットのバッシュを途中のところでゆるゆるにしてはいています(←厨2か!)。

でもきっちりとスポーツする方にはフィット感こそ大事。一流アスリートにでもなればシューズメーカーにワンオフで作ってもらえるようになりますがそんなのハードル高すぎィ!!シューズメーカーにオーダーメイドしてもらうこともできますがそんなのコストが高すぎィッ!!


そんな中、イタリアの名門シューズメーカーVibram社
ファイブフィンガーシューズがその商品名と見た目、そしてフィット感とその効果が話題になりました。

出典 http://www.barefootinc.jp

これがファイブフィンガーシューズ。「裸足より裸足らしい履き心地」と謳っています。そのコンセプト、構造、効果については公式サイトを。

Japanese-Inspired Shoes That Wrap Around Your Feet

Store bought shoes rarely fit perfectly, and bespoke options are too expensive for many. Italian shoe maker Vibram, more commonly known for its military footwear, has come up with a solution to this problem with its Furoshiki Shoes.

出典 http://www.boredpanda.com

ただの目新しいスポーツシューズとしてではなく日本文化にインスパイアされた足を"包み込む"シューズとして海外メディアでも紹介されています。

これが「Furoshiki」シューズだ!!

出典 http://www.boredpanda.com

パっと見は靴紐のないスポーツシューズのようですが…?


出典 http://www.boredpanda.com

開くとうん、まあ風呂敷…かな。どうやって履くの?


まずはこうやって…

出典 http://www.boredpanda.com

これをね、こうやって、ドーン!

出典 http://www.boredpanda.com

なるほど!「包む」わけですね!!これは確かにフィットしそうです。

これはまさに…風呂敷!!

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メーカー公式サイトで開発デザイナーは日本文化において『包む』という行為は、物を大切に労わる振る舞いであると考えます。風呂敷はその起源である入浴文化から贈り物や日常における物を大切に包む行為に発展しました」と日本の風呂敷文化を語っています。

詳しい。それはそう。開発したのは
イタリア在住の日本人デザイナー!!

「日本古来より使い親しまれてる風呂敷をヒントに、どんな場所でも似合う、オシャレで履きやすい靴をデザインしました。」

出典 http://furoshiki-shoes.jp

日本の文化とオシャレ感と機能性の融合。美しいデザインと相まってもはやアートの域。

出典 http://furoshiki-shoes.jp

こちらが「Furoshiki」を開発したデザイナー橋本昌也(Masaya Hashimoto)氏

氏は公式サイトの中で
多種多様な形の足を靴底のついた布で包むということは、人それぞれに靴の形が変わることとなります。これは従来の西洋シューズ文化とは正反対の考え方で、人の個性を重要視する現代において「FUROSHIKI」は新しい靴の在り方を提案しているわけです」と語っています。

靴底を静的から動的にすることができないかという疑問、これは西洋における鞄文化を観察する過程で中に入れる物や量にかかわらず鞄の外形は一定である反面、日本の風呂敷は包むものによって形が変化するというところに着眼して、これを靴文化に持ち込むことができないかというのが出発点でした。

出典 http://furoshiki-shoes.jp

ここで風呂敷に着目した発想力には唸らされずにはいられません。これが「一流」ということなのですね。

出典 http://www.boredpanda.com

カラーは5色。公式サイトから購入できます。しかも2015年8月1日より量産体制強化により、値下げが実現しました!とのことで19,800円15,800円(税抜き)に!!

誇るべき日本の文化

古くは扇子の竹からフィラメントを作って電球を完成させたエジソン、浮世絵に強く影響を受けたゴッホ。「ミウラ折り」も地図等の大判サイズの紙をコンパクトにする為から人工衛星の太陽電池を格納する為、缶チューハイの缶の強度を上げる為に採用されたりしています。

ビジネスの世界でもトヨタの誇る「かんばん方式」や「改善」もそのまま「Kanban System」や「Kaizen」として浸透しています。「Karoushi」はちょっと困りますが…

風呂敷/Furoshiki

出典 https://www.env.go.jp

環境省の海外向けサイトに風呂敷の包み方が紹介されています。PDFもこちらからダウンロードできますよ。風呂敷は海外の方へのお土産にも喜ばれているようです。

出典 YouTube

こちらは京都の掛札さんを訪問した観光客が風呂敷を紹介する動画です。その1枚の布から拡がる多彩な使い方に「Amezing!」と称賛の声が寄せられています。

Store bought shoes not always fit perfectly.
So this company came up with a solution that was inspired by Furoshiki(風呂敷).

出典 http://www.boredpanda.com

今回のFuroshikiが素晴らしいと思うのは日本の文化がそのまま海外に浸透していっただけではなく、そこからインスピレーションを得て全く新しいものを創り出したことにあると思います。そしてその創造を海外に根付いている日本人が現地のメーカーと共に成し遂げたことであるということも。

日本発信でそれまでの常識を変えたもの、日本文化がそのまま根付いていったものはたくさんあります。私もまだ知らないこともたくさんあります。これからもどんどん学んでいきたいと思います。そしてこれからも世界中から「え?これも日本文化から…!?」と驚かせて欲しいものです。


こちらもいかがでしょうか?

今回はビジネスイノベーション系で。

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酒と泪と家族とコネタをこよなく愛する40代半ばの週末料理人、たまに公式ライター。兵庫県生まれ兵庫県育ち。東京在住。主に飲み屋街に出没。人生はプロレス。生きものばんざい。涙腺弱い。胆石持ち。豆腐メンタル。アイドル好き。同級生の嫁、大学生の息子と中3の娘、そしてカメ3匹と暮らしています。BABYMETALが遠くに行ってしまい子離れに耐える親気分w (twitter: @makidekazu )

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