バブルは崩壊しているのにキラキラしていた90年代前半。

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景気の良かったバブル時代が終わり、そして激動の昭和時代も終わり、成長よりも成熟の時代となった90年代。筆者を含め、その頃に洋楽を楽しんだ世代は、バブルは崩壊していながらも、浮かれた世の中を未だ楽しんでいたように見えましたね。

冬は4輪駆動車でスキーやスノボ。夏は海に行って真っ黒になって、ジュリアナ東京なども実は流行っていたのは実質バブル崩壊後ですからねぇ…。

欲しい物が一杯あったから、給料は安かった(笑)だけど、見栄を張って高い服を着ました。分不相応な高級レストランも行きました。少し背伸びな消費も、それはそれで楽しかった90年代前半。

そんな時代、レコードから完全にCDの時代になって、外資系レコード店の都心出店ラッシュ。筆者は結構面白い時代だったなぁと思っていますがいかがでしょうか?

それでは、読者の皆様と今回は女性ヴォーカル・ポップスを通して、その時代にタイムスリップしてみましょう。

Céline Dion - The Power Of Love

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90年代を代表する女性シンガーの一人、カナダはケベック出身という彼女の初の全米第1位記録曲。

後にタイタニックのテーマなどのヒットも放つ彼女の、未だ初々しい歌声を聴く事が出来ます。

因みにこの曲、ジェニファー・ラッシュという女性シンガーが80年代にヒットさせた曲のカバーです。オリジナルより上手いという話も…


93年。全米第1位を記録。100万枚以上のセールスを記録。

Whitney Houston - I Have Nothing

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残念ながら亡くなってしまいましたが、80年代から90年代に大活躍の女性シンガー、ホイットニーの、自らの主演映画「ボディーガード」の挿入歌をお聴き下さい。

映画のサントラ盤からは何枚かのシングルヒットが出ました。ベタな線で行く場合は当然「エンダ~」の「アイ・ウイル・オールウエイズ・ラブ・ユー」なんでしょうが、あまりにも色々なところで紹介されつくしている気がしまして、今回は同サントラから他の曲を…。

声が一番出ていた全盛期の極上のバラードをお楽しみください。

93年。全米第4位を記録。50万枚以上のセールス。

Janet Jackson - That's The Way Love Goes

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言わずと知れた故MJの妹であります。彼女にも勿論沢山ヒットがありますが、実はこの時期にキャリア最大のヒット曲を出しています。それが今回ご紹介するこの曲です。

前作「リズム・ネイション」が天文学的セールスを記録して、正に飛ぶ鳥を落とす勢いで発表されたこの作品。今聴くと意外と地味かしら…。でも、格好いい~!

8週連続首位を保った全盛期のジャネットのサウンドをお聴き下さい。

93年。全米第1位を記録。100万枚以上のセールス。

Mariah Carey - Someday

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今となっては色々な意味で大きくなられて「ディーヴァ」な感じになられていますが、初期の彼女は、色々な意味で小さくて、軽快で初々しかったのであります。

未だ80年代の残り香のあるサウンドで、初期は闘っていました。そんな彼女の3曲目の全米首位の曲です。アップ・テンポなサウンドを聴かせてくれています。

それにしても、最初から歌が異常に上手かったなぁ…。

91年。全米第1位を記録。50万枚以上のセールス。

TLC - Creep

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これぞ90年代!っていう感じがしました。従来のそれ(当社比)と比べ、画期的にハチャメチャな女の子達という印象を持ったグループ。ヴォーカル、ダンス、ラップ…三拍子揃った才能を見事に発揮して大人気となりました。

この曲は、そんな彼女たちのセカンド・アルバム「クレイジーセクシークール」からのファースト・カット。ベイビーフェイスのプロデュースで、正に旬の音満載!筆者も当時チェンジャー付きカー・ステレオでヘビー・ローテンションでした。

94年。全米第1位を記録。100万枚以上のセールス。

Monica - Before You Walk Out Of My Life

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80年にアトランタで生まれた非常に若い天才少女シンガーとして世に出た彼女。当時14歳とは思えないセクシーでアダルトな歌に、筆者、アメリカは女性に「可愛さ」を最初から求めないのかなぁ?と不思議に思ったことを覚えています。

全く少女の歌を聴くというイメージは要りません。成熟した大人のシンガーの作品と思って聴く事が出来る超本格的R&Bスローです。素晴らしい!!

95年。全米第7位を記録。100万枚以上のセールス。

Wilson Phillips - Hold On

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ビーチ・ボーイズとママス&パパスのメンバーの娘ということで、それぞれの苗字を冠にしたグループ名となった彼女たち。そういう流れでオールド・ファンを喜ばすことが目的かと思いきや、素晴らしいハーモニーで時代感覚ともマッチ。メロディアスな楽曲が少なくなっていた時期だったこともあってか、大ブレイクしました。

そんな彼女たちの最初のヒット曲がこちらになります。何しろ爽快感があり清潔な曲で、早起きしたくなる感じです。筆者も大学に入った歳で、夢中になって聴きました。

90年。全米第1位を記録。50万枚以上のセールス。

Heart - All I Wanna Do Is Make Love To You

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英語の分かる方は、タイトルや歌詞がスケベだとか言うこの曲。確かに放送禁止になった場所もあったそうです。とは言え筆者を含め、恐らくですが多くの英語を話さない日本の洋楽ファンには、そんなこと関係ない爽やかな曲ということで…。

あまり主張しない演奏に、アン・ウイルソンの力強いヴォーカルが映える素晴らしいロック・バラードです。70代からのバンドが、こういった薄口な曲でヒットを出すと頭の固い年長者は悪く言いますが(笑)いいものはいい!!これをいい曲だと思える幸せを味わえる感性を大事にしたいですね。

90年。全米第2位を記録。50万枚以上のセールスを記録。

90年代前半女性ヴォーカル集、いかがでしたか?

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上の写真のマドンナなんかもいい曲を沢山発表している時期なのですが、今回はご紹介できませんでした。逆にそれくらい素晴らしい女性ヴォーカリストが出てきた時代とも言えます。とてもこのジャンルのレベルが高い時期であったと思います。

今後も90年代後半や、逆に70年代などの女性ヴォーカル特集も書いていこうと思いますので、筆者の記事をたまにチェックしてみてください。宜しくどうぞお願い致します。

最後までお読み頂き有り難う御座います。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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