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記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
通常、帯状疱疹(ヘルペス)というと体のどこかにできるもの、という印象をお持ちの方が多いと思いますが、実は目にもできる場合があることをご存知でしょうか?
今回は帯状疱疹のメカニズムと、眼部にできるものについて、医師に解説していただきました。

そもそも帯状疱疹とは?

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帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされます。水痘とは平たくいうと水ぼうそうのことです。水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染した時になるのが水ぼうそうなのです。

水ぼうそうのできるメカニズムは、水痘帯状疱疹ウイルスが空気感染で呼吸器の粘膜や眼の粘膜からまず侵入し、リンパ節で増殖して血液中に流れ出します。そして肝臓と脾臓という臓器でさらに増殖して再び血液中に流れ出し、皮膚に入り込み水疱ができるという流れです。

水ぼうそう経験者なら誰もがなる可能性アリ!

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水ぼうそうは様々な状態の水疱とかさぶたが全身に入り混じった状態となり、一定期間が経てば通常治りますが、治ってからも実はこの水痘帯状疱疹ウイルスは神経の奥深くにじっと潜み続けて生きているのです。
そして加齢やお薬による免疫抑制状態、消耗性疾患による免疫の低下、疲労による免疫の低下などでウイルスを抑えきれなくなった時に水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化してできるのが帯状疱疹なのです。

日本での帯状疱疹の発症数は一年間に約60万人と推察され、50歳を過ぎると加齢による免疫力低下によって発症率が高くなることが知られています。高齢化が進みここ10年で患者さんの数は2割ほど増えているとの報告もあります。

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帯状疱疹の症状は?

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帯状疱疹は神経に沿ってひりひりと痛痒い水疱がたくさんできることでよく知られています。一般的には肋間神経という神経に沿って片方の胸やわき腹などに水疱の列を見ることが多いです。痛みやかゆみが強く治療を早期に開始しないと強い痛みが長期間にわたって残ってしまうこともあります。

眼部帯状疱疹は視力低下の恐れも!

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顔には三叉神経(さんさんしんけい)という三又に分かれる神経がありその第 1枝を眼神経といいますが、この領域にできる帯状疱疹では、
・結膜炎
・角膜炎
・虹彩毛様体炎(こうさいもうようたいえん)
などの眼の合併症が、半数以上の人に認められます。

具体的な症状としては、
・角膜が混濁
・光の量を調整する虹彩の伸縮性が低下
・視力に大きなダメージを残す可能性
などがあります。
早期に治療することと、眼科的な治療をいかに早期から併せて行っていくかに予後がかかっています。左右片方の顔にぴりぴりとする痛みやかゆみが見られましたら、是非皮膚科及び眼科を早急に受診していただいて治療を開始してください

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【医師からのアドバイス】

なかなかイメージのつきにくい病気ですが、視力に影響してきますので、当てはまる症状があった場合すぐに眼科などを受診してくださいね。

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