「頑張ったね!」思わずそんな言葉をかけてあげたいベイビーがここにいる。イギリスの東ヨークシャー州在住のモリーは、予定日の3ヶ月早く生まれた。小さい小さいベイビーで、パパの結婚指輪が腕にすっぽりと入ってしまうほどだった。

あまりに未熟児だったので心配したステファニー(34歳)とジェイムズ(38歳)だったが、奇跡の成長ぶりを見せてくれた。

胎盤機能不全症候群と診断されたモリー

出典 http://www.mirror.co.uk

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医師にもしかしたら生き続けることは難しいかもしれないと宣告を受けていたステファニーとジェイムズ。しかし、二人の祈りが通じたのか、生後25日間でモリーはこれまでに劇的な成長ぶりを見せた。

胎児は胎盤を介して母体から酸素や栄養をもらって大きくなりますが、その胎盤機能が低下したために胎児が低酸素・低栄養となり、いろいろな症状を起こすものです。低栄養のため、やせて細長い体型、しわしわの皮膚、皮膚の亀裂や表皮の剥離(はくり)、大人びた顔、長い髪の毛、長い爪などがみられます。

また、低酸素のため、胎内で胎便を排泄していることがあり、羊水が胎便でにごっていることがあります。そのために皮膚や臍帯(さいたい)が黄緑色に着色していることがあります。多血症(たけつしょう)や低血糖がみられることもあります。

出典 http://health.goo.ne.jp

「こんなに大きくなったよ!」

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写真を見てもモリーの明らかな成長ぶりが伺える。「生まれる前から胎盤異常がわかり、子宮内胎児発育異常と言われました。」ステファニーは、4月27日に緊急帝王切開で出産した。

子宮内胎児発育遅延(IUGR)とは妊娠中に発症した胎児発育を抑制する因子によって、在胎週数相当より胎児の発育が遅延した病態のことで、全妊娠の約8~10%を占めます。 周産期死亡例の約18%、胎児死亡例の約31%に認められ、ハイリスク妊娠に高率に合併します。

出典 http://www.dear-mom.net

今は2550グラムにまで成長したモリー

出典 http://www.mirror.co.uk

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今では毎日スクスク成長していると喜ぶモリーの両親。危険な状態でありながら、無事に生まれたこと、そしてステファニーもよく頑張ったと思う。親子で乗り越えて、両親の愛情を精一杯受けて日々育っているモリー。

家に一緒に帰れることへの大きな安堵と奇跡に感謝しているというステファニーとジェイムズ。この記事を書いている今この瞬間も、イギリスでも世界中でもベイビーが誕生している。モリーのように小さいベイビーもいるだろう。今日もまたどこかで奇跡が起きることを祈る筆者である。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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